早坂 渚 🌈

独特の感性で、スピ中心に記事を直感的に書いています💡 推理小説『傍聴席のカケラ』、ミス…

早坂 渚 🌈

独特の感性で、スピ中心に記事を直感的に書いています💡 推理小説『傍聴席のカケラ』、ミステリー小説『大正スピカ』『犯人はヤス、』、ノンフィクション小説『SFM』も書いています。ぜひチェックしてみてください。 よろしければフォローもお願いします🌈

マガジン

  • 推理小説『傍聴席のカケラ』

    主人公の千代は、占い師として活動を始め、少しずつ有名になった。 何千件の依頼を受け、いつしか『墨田区の千代』と呼ばれまでに成長。 千代はある日、警察官の麻也という人物から依頼を受けた。 断り続けた千代だったが、一度だけ会うことを約束すした。これをきっかけに、二人の運命は狂い始める。 二人は少しずつ事件に巻き込まれていった。 18年前の未解決事件。 まだ千代が7歳だった頃の記憶が蘇る。 証言台に立つ千代の未来と、二人に定めれた使命が、事件を解決へと導いていく。

  • ミステリー小説『大正スピカ』

    透視と占いの対比や神職と政府の表裏をテーマに構成したミステリー小説です。 過去に出会った霊能者さんたちから聞いた話をもとに、私たちでは知り得ない世界の仕組みを盛り込んだオリジナルストーリーです。 スピリチュアルな部分も合わせてお楽しみください🌈

  • ミステリー小説『犯人はヤス、』

    私が今までに出会ってきた方たちをモデルに、実際の透視能力を盛り込んだ、一風変わったミステリー小説です。 警察の日常や宗教、事件、神社などが混ざり合い、沢山の伏線の中、主人公の悟や容疑者の安が事件の真相を探っていくオリジナルストーリーです🌈

  • "SFM"6分間のマイファンタジー🌈

    僕ら3人しか知らない不思議な神社体験が詰まったノンフィクション物語です⛩ たまに更新していきます。

最近の記事

  • 固定された記事

10/2(水)より小説を連載します🌈

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。 今年に入ってから、ミステリー小説『大正スピカ』全3部作(各20話/全60話)を公開しました。 改めて、読みに来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。 この大正スピカの連載終了後、朝の記事の投稿とあわせて、小説の製作を続けてまいりました。 この度、公開の目処が立ちましたので、皆さんにお知らせいたします。 小説のタイトルは、『傍聴席のカケラ』です。 これまでnoteで公開してきた作品『犯人はヤス、』『大正ス

    • ストレス発散や贅沢のため!?日本人が小麦を食べるようになった理由🌈

      世界でも特に生産量の多い穀物の一つ『小麦』。 パン・パスタ・ラーメン・ケーキ・クッキー・うどんなど、小麦が含まれる食品は、日本にもたくさんありますが、欧米化の影響を懸念し、 「日本人には小麦が合わない」 「小麦は体に良くない」 と、あえて小麦を摂らない、いわゆる『グルテンフリー』の食事法を取り入れる人が今、増えています。 小麦の栽培が始まったのは、紀元前8400年頃。 中国に小麦が伝わったのが、約4000年前。 日本でも、約2000年前の遺跡から小麦が出土しており

      • 畑に魚を植える!?日本ではあまり馴染みのない魚を使った土づくり農法🌈

        皆さん、こんな農法があるのをご存知でしょうか? 「畑に魚を植える」 一見奇抜に見えるこの方法。 実は、驚くほど画期的な土づくりの方法なんです。 魚には、窒素・リン酸・カリウムなど、植物の成長に欠かせない成分が豊富に含まれています。 そのため、植物の成長に必要な栄養素を土に加えることができます。 また、魚を植えることで、土の中にミミズやバクテリアなどの微生物を増やすことも可能になります。 微生物が土の質を向上させてくれるんです。 さらに、魚を植えることで、害虫の

        • 同じ漢字を使う二つの植物!睡蓮と蓮の違いとそれぞれの歴史🌈

          世界中で愛されている水生植物『睡蓮(スイレン)』。 ピンクや白などの美しい花とその優雅な姿は、これまで、多くの庭園や池に彩りを添えてきました。 どこか神秘的な魅力もある睡蓮ですが、その歴史には、意外な事実が隠されていました。 睡蓮の歴史は、古代エジプトまで遡ります。 紀元前3000年頃、ナイル川の川岸に咲いていた『睡蓮』。 当時、睡蓮は、王墓や神殿の装飾に使われていました。 太陽神『ラー』の象徴と崇められていたため、古代エジプト人の信仰の対象になっていたんです。

        • 固定された記事

        10/2(水)より小説を連載します🌈

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        • 推理小説『傍聴席のカケラ』
          21本
        • ミステリー小説『大正スピカ』
          61本
        • ミステリー小説『犯人はヤス、』
          48本
        • "SFM"6分間のマイファンタジー🌈
          31本

        記事

          瞑想を習慣化すると心身が整う!?毎日10分の瞑想で得られる効果とは?🌈

          心身の健康や自己理解を深めるために行う『瞑想』。 毎日10分瞑想を行うことで、 ・ストレスの緩和 ・集中力の向上 ・免疫力の向上 ・記憶力や学習能力の向上 ・感情のコントロールができるようになる など、様々な効果が得られることが分かっています。 現代の日本人は、日々の生活に追われがち。 自分と向き合う時間を確保するのが難しくなってきています。 瞑想を習慣化することで、 「自分の内面に耳を傾けることができるようになる」 「内面を磨くことで、日々の生活が変わってくる

          瞑想を習慣化すると心身が整う!?毎日10分の瞑想で得られる効果とは?🌈

          傍聴席のカケラ|あとがき|祝辞

          この度は、小説『傍聴席のカケラ』を読みに来ていただきありがとうございました。 1シリーズ完結の小説ではありましたが、1話から最終話まで思いの詰まった作品となりました。 傍聴席のカケラのテーマは『占い師』。 実は、制作に取りかかる前から、このテーマで小説を書くことは決まっていました。 きっかけは、 「占い師の世界って一体どんな世界なんだろう?」 という、ふとした疑問でした。 私たちが一生かかっても得ることのできない、本物の透視能力。 それを、霊能者や占いをされて

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          パリのメトロにはオーディションを通過した優秀な音楽家が集結している🌈

          パリ市内のほぼすべてのエリアへ行ける地下鉄『メトロ』。 メトロは、大都市を意味する『メトロポリタン』を略したものです。 1日に500万人が利用すると言われています。 メトロの路線は、郊外と郊外を結ぶのが目的。パリの周辺に住む人々がパリ市内を通らずに行き来できるのがメリットです。 そんなパリのメトロは、実業家『アンパン男爵』の会社が敷設した地下鉄。 エドワード・ルイ・アンパン男爵は、アンパン・シュナイダー社というフランスの電機メーカーで、全世界に15万人の社員を抱える

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          傍聴席のカケラ|最終話|逆転

          3人の裁判官の目は、明らかに霊能者の目。 特に真ん中に座る裁判長は、悪魔に魂を売ったような鋭い目をしている。 これは、純粋に、人間による裁判ではない。 私が18年前に団体を一つ潰したという、嘘の証言。 裁判官たちは、あたかも六花が被害者であるかのように見せかけ、この裁判をコントロールしている。 18年前の山での記憶。私は当時、まだ7歳。 幼いながらも、危険が迫っていることに気づき、崖から飛び降りた。それにより、霊格の高さが浮き彫りになってしまった。 彼らにとって

          傍聴席のカケラ|最終話|逆転

          1年に1度しか開花しない!?月下美人が白い花を咲かせると幸運が訪れる🌈

          夜に美しい花を咲かせることで知られる『月下美人(ゲッカビジン)』。 月下美人は、メキシコ原産の植物で、サボテン科クジャクサボテン属のサボテンの一種。 甘い香りを放つのが特徴です。 クジャクサボテン属の植物は、2~3日の間、日中に花を咲かせるものがほとんど。 しかし、月下美人は、花を咲かせるのはたったの1日だけ。 しかも夜に花を咲かせます。 日本では、6~11月に花を咲かせる『月下美人』。 よく、1年に1回しか咲かない花と言われますが、手入れをしっかり行えば、年に

          1年に1度しか開花しない!?月下美人が白い花を咲かせると幸運が訪れる🌈

          傍聴席のカケラ|第19話|四面楚歌

          裁判長の許可を得て、若手の警察官が証言台に立った。 「被害者の花瀬麻也は、18年前に起きた警察官殺害事件を引き継いでいます。殺害されたのは、山村透。当時の捜査記録に、山村弁護士の長男であると記載があるため、弁護人の息子であることは間違いありません」 「では、事件について、詳細を教えてください」 「被害者である山村透は、当時、花瀬麻也の上司でした。もちろん、事件前から面識はあります。そして、事件前日、花瀬麻也は山村透からあるメモを渡されています。こちらをご覧ください」

          傍聴席のカケラ|第19話|四面楚歌

          日本列島が消滅する未来!?2億5000万年後に世界は一つの大陸になる🌈

          現在の地球は、 ・ユーラシア大陸 ・アフリカ大陸 ・オーストラリア大陸 ・南アメリカ大陸 ・北アメリカ大陸 ・南極大陸 この6つの大陸で構成されています。 もし、この6つの大陸が移動し続けた場合、世界はどのように変化していくのでしょうか? 日本の『海洋研究開発機構(JAMSTEC)』が、現在から約2億5000万年後までの大陸移動をシミュレーションした結果、 「約2億5000万年後までに、アメリカ大陸とユーラシア大陸などが合わさった、巨大な超大陸『アメイジア』が形成さ

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          ハロウィン発祥の地アイルランドの文化と起源であるケルト神話の妖精🌈

          日本でも秋を代表する行事として定着しつつある『ハロウィン』。 毎年10月31日に行われる「アメリカ発祥の仮装パーティー」というイメージが強いハロウィンですが、 実は、発祥は、アメリカではなくアイルランド。 アイルランド語で「夏の終わり」意味する、古代アイルランドの祭り『サウィン(Samhain)』が、ハロウィンの起源です。 アイルランドでは、 「10月31日が一年の終わり」 とされており、この日に、その年に採れた作物や動物を神さまに捧げ、火を焚き、その周りを踊ると

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          日本の伝統文化!おもてなしの精神やわびさびが感じられる茶道の歴史🌈

          日本人の持っている『感性』と底知れぬ『奥深さ』、そして、独特な『伝統』『歴史』『心』。 これらを、茶道を通じて学ぶ外国人が今、増えています。 一方、私たち日本人は、 「敷居が高そう」 「作法が細かくて難しそう」 こういったイメージから、年々『わびさび』の心が離れつつあります。 わびさびは、『侘び・寂び』と書くように、慎ましく質素なものの中に、奥深さや豊かさがあることを表現する言葉。 茶道は、心を落ち着かせながらお茶を点てて、客人に振る舞う儀式。 ただお茶を飲むだ

          日本の伝統文化!おもてなしの精神やわびさびが感じられる茶道の歴史🌈

          傍聴席のカケラ|第18話|衝撃

          六花は、私と目を合わせることなく、証言台に立った。 「証人。あなたの名前と職業を教えてください」 「水島六花。占い師をしております」 堂々とした口ぶり。そして、不敵な笑み。 心の奥底を悟られないようにするためか、彼女の瞳からは、霊能者特有の物々しさが際立っている。 「水島という苗字ですが、もしかして……」 「はい。私は、被告人である水島千代の母です」 六花は、自ら母親であることを認めた。 彼女の言葉を聞いただけで、再び全身の震えが止まらなくなった。私は、手で必

          傍聴席のカケラ|第18話|衝撃

          世界最古の銀行はイタリアの世界遺産!?世界の貨幣の歴史と銀行の在り方🌈

          世界最古の銀行『モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行』。 1472年にイタリアのシエナ市で創業した、現存する世界最古の銀行です。 本店があるのは、イタリアの世界遺産『シエナ歴史地区』。 シエナ歴史地区を代表する『サリンベーニ広場』には、シエナの富豪にして有力者「サリンベーニ家」の宮殿『サリンべーニ宮』があります。 この宮殿が現在、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行の本店として利用されています。 そんな銀行のルーツを辿っていくと、紀元前3000年のバビロニア古代

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          傍聴席のカケラ|第17話|法廷

          裁判当日。 法廷には、関係者や報道陣、傍聴券を手にした人など、多くの人が集まり、傍聴席を埋め尽くしていた。 傍聴席から見て、左側に検察官と警察官、右側に弁護士と被告人。正面の一段高くなっている場所には、机と椅子が三つ並んでいる。 出入りが自由な傍聴席。 しかし、誰一人言葉を発することなく、全員、裁判官が来るのを静かに待っていた。 そして、開始時刻になり、裁判官席の後ろから3名の裁判官が入廷。 傍聴席も含め、法廷内にいる全員が一斉に立ち上がり、3名の裁判官が頭を下げ

          傍聴席のカケラ|第17話|法廷