マーケティングリサーチャー X

このNoteの特徴:世界中の最新のサービスやビジネスを紹介しています。 簡単に自己紹介…

マーケティングリサーチャー X

このNoteの特徴:世界中の最新のサービスやビジネスを紹介しています。 簡単に自己紹介:シンガポールにある消費財向けコンサル企業で働いています。主に社会の変化や #マーケティング、#調査視点で日本と世界を分析して参ります。

記事一覧

固定された記事

話題のロレックスマラソンをAIで分析してみた ( Analyse how to buy rolex in Japan by using AI)

自己紹介 本レポートではロレックスに関する購入報告をSNSを横断的にAI、Python、Twitter FAS、Brandwatchというツールを用いて無数に存在するツイートや投稿をAIのスクレ…

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シンガポールのPEST分析

日本人にも人気の観光都市、シンガポール。 私の現在の勤務地でもあります。シンガポールは経済的な自由度が高く、ビジネス環境は良好です。しかし、政治的な自由は一党独…

世界のCBD(大麻市場)の市場機会を分析してみた

今徐々に人気が出始めている大麻を由来とした製品市場 世界的な合法化の流れを受けて、世界の大麻(合法・非合法)の総需要(市場サイズ)は約1,500億ドル(USD)と推定され…

インドは暗号通貨において先進国である

インドにおける暗号通貨 現金の見た目、感触、手触りを楽しむのがインド人の気質ですが、それにもかかわらず、インドは通貨のデジタル化への道を着実に歩んでいます。イン…

これから成長する都市を分析してみた

Key Findings 2021年、世界のGDPの57%を生み出したのは世界の1,000都市である。同時に、世界人口全体の26%を占め、国土面積はわずか3.5%を占めるに過ぎない。世界最大…

世界の出生率を調べたら意外な事実が判明!?

2020~2022年と続く感染症の恐怖、日本が直面している経済危機と将来への不安から出生率は戦後最小となった。 世界の出生率を見てみると、意外なことに、過去5年間低下して…

Analyse how to buy rolex in Japan by using AI for English Speakers

Self Intro & Why I wrote this report Myself, I am a collector of Rolex and I always want to know how to get Rolex watch at an official retailer in Japan withou…

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この株を買え!メタバースを支える技術を持つ企業

回答を先に言ってしまうと、NVIDIA Corporationです(エヌビディアコーポレーション)この企業は、カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーであり、半導体の中で…

中東は近未来的な進化を既に遂げている

中東におけるの世界消費者動向について調査 中東・北アフリカ地域におけるニューノーマル、Withコロナの中で各企業はどのような産業努力をしているのかを分析し、様々なケ…

インフレ率8.5%はどこから?国内消費応援は逆効果?

経済協力開発機構(OECD)は昨日8日、2022年の加盟国のインフレ率が前年比8・5%と、大きく上昇するとの見通しを公表した。 日本でもあらゆる食料品の価格が上…

Eコマースの次世代型、Qコマースとは?

日本でもOniGoやWoltが市場参入を果たし成長を狙うQコマースという新たな分野だが、ほとんどの日本のサイトでのQコマースの定義や説明が間違っているので、改めて国外では…

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物流業界は人件費削減が進む

コロナの影響により、世界でサプライチェーンを中国や新興国から現地に呼び戻すような動きが見えてきていたり、(例:GAPなど)Ecomの広がり、持続可能性イニシアティブへ…

もうアルバイトを雇うのはやめてください

”もしOlaplexによる初AI知能を搭載したロボット従業員のコンセプトが成功を収めた場合、カスタマーサービス業は間違いなくAIに代替される。” 今週、めざましい成長を遂…

コロナ禍でサスティナビリティの投資額が増えた理由とは?

本記事では、「パンデミック前の日常」よりも地球に優しく、公平で、環境に優しいと感じられる「新しい通常」を求める消費者の願望について分析します。 サステナビリティ…

2022年の経済の予測を各調査誌から分析してみる

2022年2月下旬のロシアのウクライナ侵攻を受け、世界経済は新たな逆風に直面している、COVID-19のエンデミックはまだ先になりそうである。 ウクライナ戦争とそれに伴うロ…

世界のコーヒートレンドを分析

私は元々自宅勤務で、コーヒーを飲んでやる気を入れるタイプなので、 世界のコーヒー市場はどうなっているのか気になり調べてみたところ、面白いFindingsがあったので共有…

話題のロレックスマラソンをAIで分析してみた ( Analyse how to buy rolex in Japan by using AI)

話題のロレックスマラソンをAIで分析してみた ( Analyse how to buy rolex in Japan by using AI)

自己紹介

本レポートではロレックスに関する購入報告をSNSを横断的にAI、Python、Twitter FAS、Brandwatchというツールを用いて無数に存在するツイートや投稿をAIのスクレイピング機能を使い抽出し、AI言語分析により更に深堀、定量的にその傾向をまとめました。

ちなみに私自身はただの時計好きで、以前新宿にてサブマリーナ、並行店でシードを購入しております。

ロレックスとはロ

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シンガポールのPEST分析

シンガポールのPEST分析

日本人にも人気の観光都市、シンガポール。
私の現在の勤務地でもあります。シンガポールは経済的な自由度が高く、ビジネス環境は良好です。しかし、政治的な自由は一党独裁のため制限されています。経済の多様化と優れた金融サービス部門が堅実な経済発展に寄与しており、今もなお、外国人投資家を惹きつけています。しかし高齢化が急速に進んでいます。今日はシンガポールに住んだ人にしか分からないシンガポールの真実を語りま

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世界のCBD(大麻市場)の市場機会を分析してみた

世界のCBD(大麻市場)の市場機会を分析してみた

今徐々に人気が出始めている大麻を由来とした製品市場
世界的な合法化の流れを受けて、世界の大麻(合法・非合法)の総需要(市場サイズ)は約1,500億ドル(USD)と推定されています。

驚きなのは、合法的な販売は10分の1以下となっています。合法化の拡大と新たな消費者の出現により、2025年には合法市場が大麻関連市場全体の約80%、約1660億ドル(USD)に達するとされています。

どの市場が最も

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インドは暗号通貨において先進国である

インドは暗号通貨において先進国である

インドにおける暗号通貨

現金の見た目、感触、手触りを楽しむのがインド人の気質ですが、それにもかかわらず、インドは通貨のデジタル化への道を着実に歩んでいます。インド準備銀行(インドじゅんびぎんこう、英語: Reserve Bank of India、略称:RBI)は2023年3月までに新たなデジタル通貨を導入する予定です。現時点でこの通貨には名前がついていません。

ご存じの通り、デジタル取引は監

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これから成長する都市を分析してみた

これから成長する都市を分析してみた

Key Findings

2021年、世界のGDPの57%を生み出したのは世界の1,000都市である。同時に、世界人口全体の26%を占め、国土面積はわずか3.5%を占めるに過ぎない。世界最大都市の莫大な富、生産能力、経済的影響力を浮き彫りにしている

2016年から2021年にかけて、世界の1,000大都市の大部分で乗用車の台数が増加しました。これは発展途上都市や新興国都市が乗用車の高成長を支

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世界の出生率を調べたら意外な事実が判明!?

世界の出生率を調べたら意外な事実が判明!?

2020~2022年と続く感染症の恐怖、日本が直面している経済危機と将来への不安から出生率は戦後最小となった。

世界の出生率を見てみると、意外なことに、過去5年間低下している。
専門家の中には、パンデミックによる社会移動の制約が出生率の上昇につながると期待する人も数多く存在した。

しかし、世界の出生率は1970年代以来の急降下を経験した。

2020年、世界の出生率は3%低下

歴史的をさかの

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Analyse how to buy rolex in Japan by using AI for English Speakers

Analyse how to buy rolex in Japan by using AI for English Speakers

Self Intro & Why I wrote this report

Myself, I am a collector of Rolex and I always want to know how to get Rolex watch at an official retailer in Japan without using rediculously expensive and rip-o

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この株を買え!メタバースを支える技術を持つ企業

この株を買え!メタバースを支える技術を持つ企業

回答を先に言ってしまうと、NVIDIA Corporationです(エヌビディアコーポレーション)この企業は、カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーであり、半導体の中でも特にGPUを汎用計算用途に拡張したGPGPUの設計に特化している企業になります。NASDAQに上場しています。(NVDA)

一般向けには、パソコンに搭載されるGeForceやワークステーションに搭載されるQuadro等

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中東は近未来的な進化を既に遂げている

中東は近未来的な進化を既に遂げている

中東におけるの世界消費者動向について調査

中東・北アフリカ地域におけるニューノーマル、Withコロナの中で各企業はどのような産業努力をしているのかを分析し、様々なケーススタディーを見ながら中東におこっているイノベーションについて解説していきます。

官民一体のプロジェクト Expo 2020 in ドバイ

中東・北アフリカ地域では、政府と民間が一体となったプロジェクトにより、成長への推進力を得

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インフレ率8.5%はどこから?国内消費応援は逆効果?

インフレ率8.5%はどこから?国内消費応援は逆効果?

経済協力開発機構(OECD)は昨日8日、2022年の加盟国のインフレ率が前年比8・5%と、大きく上昇するとの見通しを公表した。

日本でもあらゆる食料品の価格が上昇し、消費者を直撃している。パンデミックによる供給ボトルネックが大きな問題となる一方で、ロシアのウクライナ侵攻がさらなる供給ショックを加え、輸出制限の波が現れたため、2022年以降も食料品インフレ圧力は高いままとなりそうだ。

さらに、気

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Eコマースの次世代型、Qコマースとは?

Eコマースの次世代型、Qコマースとは?

日本でもOniGoやWoltが市場参入を果たし成長を狙うQコマースという新たな分野だが、ほとんどの日本のサイトでのQコマースの定義や説明が間違っているので、改めて国外ではどのように定義されているかなど、解説していきたい。

Qコマースとは?

ほとんどの定義ではこうなっている
”Q-com delivery is NOT in days, BUT minutes – 30 or less”

自宅

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物流業界は人件費削減が進む

物流業界は人件費削減が進む

コロナの影響により、世界でサプライチェーンを中国や新興国から現地に呼び戻すような動きが見えてきていたり、(例:GAPなど)Ecomの広がり、持続可能性イニシアティブへの注目の高まり、ロジスティクス業界の急激な変化を促しています。

このNote記事ではデジタルツール、プロセス自動化、自律走行技術が、物流事業者の業務効率の向上、コスト削減、顧客のニーズの変化に世界中でどのように貢献しているかを分析し

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もうアルバイトを雇うのはやめてください

もうアルバイトを雇うのはやめてください

”もしOlaplexによる初AI知能を搭載したロボット従業員のコンセプトが成功を収めた場合、カスタマーサービス業は間違いなくAIに代替される。”

今週、めざましい成長を遂げているヘアケア商品メーカーの「Olaplex Holdings」は初のAI知能を搭載したロボット従業員をを導入しました。

企業に関する簡易情報

オラプレックス・ホールディングスは米国の持株会社。子会社を通じて、髪のための美

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コロナ禍でサスティナビリティの投資額が増えた理由とは?

コロナ禍でサスティナビリティの投資額が増えた理由とは?

本記事では、「パンデミック前の日常」よりも地球に優しく、公平で、環境に優しいと感じられる「新しい通常」を求める消費者の願望について分析します。

サステナビリティは、企業や一般消費者にとって、ますます重要な課題となっています。ユウロインターナショナル社の調査によると、C19パンデミックと宣言するわずか数週間前に、55%の消費者が日常の行動を通じてより環境にとってポジティブな変化を生み出す必要性を感

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2022年の経済の予測を各調査誌から分析してみる

2022年の経済の予測を各調査誌から分析してみる

2022年2月下旬のロシアのウクライナ侵攻を受け、世界経済は新たな逆風に直面している、COVID-19のエンデミックはまだ先になりそうである。

ウクライナ戦争とそれに伴うロシアへの制裁措置は、エネルギーと商品価格をリフトし、世界のサプライチェーンのさらなる混乱を招いた。

Oxford Economics やEMI ltd (ユーロ社)のデータを参照すると、
世界経済の成長率は2021年の6.0

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世界のコーヒートレンドを分析

世界のコーヒートレンドを分析

私は元々自宅勤務で、コーヒーを飲んでやる気を入れるタイプなので、
世界のコーヒー市場はどうなっているのか気になり調べてみたところ、面白いFindingsがあったので共有します。

コーヒー市場を世界で比較してみる

世界のコーヒー市場のサイズ(金額:一人当たり消費量)と成長率(今後5年)を見るとコーヒー大国はやはりアメリカ、ドイツ、ブラジルなどの国でした。日本もなかなか市場規模では大きい。

将来

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