九月一日

永遠に終わらない夏
そこに用意される終止符は
何てことのない日
.
虫の声でも小麦色でも
灼けたアスファルトでもなかった
.
慌ただしい振りを
していないと不安で
それらしい顔を
合わせて振り撒いて
氷が溶けるような
風情一つもないけれど
悔しくは思わない
思うはずもない
最期は自分で選べるのだから
.
.
永遠に変わらない常
いつも模倣される夕暮れは
何てことのない日
.
街の影でも後ろ髪でも

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助かります!
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そのまま

心臓が笑う
もう終わり?と
行ける所まで
来ていたんじゃないの
.
二段飛ばしで
駆け上った
非常階段が途切れて展けた
.
そのまま飛んだら
そのまま行けたのか
濃度を変える
空のど真ん中まで
そのまま抜けたら
そのまま見えたのか
鮮度を保つ
青の裏表さえ
.
.
感情を失くす
また同じと
消えた付近まで
見ていたんじゃないの
.
自分本位に
撒き散らした
安い愛嬌が外れて砕けた
.
そのまま咲い

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嬉しいです!
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