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#学歴
基本的な「調査」「分析」「評価」「検証」の手法を教えない日本の大学(文系)!そして、学問成果に興味のないアホJTC!
これは私の経験談だが、日本の大学、特に文系学部については、学問探求において「調査」「分析」「評価」「検証」の手法を教えないままに、「レポートを書け」と指導している教員が腐るほど多い。日本の高校生は基本的に、受験勉強しかしないので、こうした手法になじみはない。大学教員は浮世離れしていると言わざるを得ない。
また、JTC(伝統的日本企業)は、文系の場合は学問的な成果には一切興味が無く、ただひたすら「
ホワイトカラー激減?それとも共存?AIで医師・弁護士・公認会計士の仕事はどうなる?
上記は、日本経済新聞社が運営するネットメディア「日経クロステック」の記事だ。記事によると、今、人がやっている仕事のかなりの割合が将来、AIに代替されるであろうとの予測がある。単純作業が代替されるのは当然のこととして、高度な分析業務も代替の危険性がある。なぜならば、人間がExcelでちまちま分析するのを、AIは一瞬でデータ解析できる。そもそも、AIの成り立ち自体が、大規模言語モデル(LLM)であり、
もっとみる偏差値評価は時代遅れ!時代は専門性?三重県の女子高生が応用情報技術者に合格!
三重県伊勢市の女子高生(16)が、応用情報技術者に合格したらしい。この資格は、基本情報とは異なり、かなり難しい。インフラ、セキュリティなどの技術だけでなく、プロジェクトマネジメントなどの知識も必須だ。そして、この資格があれば、即戦力だ。
東大などの一流大学に合格しても、1年生の時点では即戦力スキルはほぼゼロだろう(あくまでも文系の場合。理系は天才クラスが東大にはいるので、メーカーなどで即戦力の可
ドッグホイッスル・ハラスメント(犬笛)
「ドッグホイッスル」というハラスメントがある(日本語で犬笛とも呼ばれる)。これは、マイクロアグレッションの類で、ある特定の人にしか伝わらない悪口を言うことで、他の人には無害な普通の会話に思えるため、発見が遅れたり、通報や相談がしづらかったりする悪質なものだ。
インサイダージョークターゲットが疎外感を感じるようなコード化された言葉を使う。たとえば、グループが常にターゲットの知らない参考資料やジョー
「頭の良い人は出世しない?」残酷な事実か?
東大卒の人生を考える会さんもブログ記事で紹介していたが、「雑用は上司の隣でやりなさい」という書籍があるらしい。私個人はくだらない話だと思うが、それがJTC(伝統的な日本企業)の本質だから仕方がないのであろう。
「頭が良い」とは、IQ(知能指数)が高かったり、クリエイティブな思考ができて新しい技術や戦略・商品を創造できる人だと思う。だが、日本企業というのは「横並び」主義だ。そして「出る杭を打つ」文
人生のダウンサイド・リスクに備える
愛読している東大卒の人生を考える会さんが、ブログ記事で「最も発信したいこと」を書かれたので紹介する。
これは、私も非常にうなずける内容だ。私も留年経験者なのだが、新卒の入社試験で多少怪しまれるのは想定内だったが、なんと、転職活動でも某タバコ・食品系の会社で「留年経験がある」と指摘されたことがある。転職活動でそんなことを聞かれたのは、その会社が唯一だったが。旧専売公社でお堅い社風だからかもしれない
一流大学卒業の嘆きと他者からの見られ方
あおいさんが、高学歴文系の会社員たちの「嘆き」に苦言を呈した。私は、どちらかというとあおいさんの意見に賛成だが、一方で、一流大学卒業なのに恵まれない時期もあったので、嘆く声も理解できる。複雑な心境だ。
まず、嘆く声を代弁してみる。それは、「せっかく、努力したのに、なぜ、このような人生になってしまったのか」ということだ。日本の場合、会社員はマイナス評価(減点評価)が一般的であり、20代のうちでも「
日本人の数的思考力、24歳以降はガタ落ちの現実!
成人の学力・思考力調査で、日本人は世界トップクラスであることは、以前にも書いた。しかし、フィンランドやスウェーデンは加齢による数的思考力の低下が緩やかなのにたいして、日本人はガタ落ちであることがわかった。
よく、学歴や偏差値を自慢する人は、18歳時点の合格実績を誇らしげに語るが、その後の人生は長い。学び続ける姿勢や覚悟がないと、思考力はガタ落ちなのだ。
もちろん、JTC(伝統的日本企業)にも原
中学校の同級生の予後
最近、昔を振り返ることが多い。筆者はMBTI考察や人生考察のネタを結構書いているのだが、それらの社会性や人間関係のベースとなるのは中学校だと思う。MBTI考察仲間の友人に聞いても、やはり自我が形成され、人々の間での立ち位置が判ってくる時期は中学校だろうとのことだった。
筆者の出身高校はかなり特殊な場所だったので、そこにいた同級生や人間関係のルールは世間一般と違った独特のものだった。刺激的だっ
「椅子」が生まれやすい部署・職種の特徴①【椅子理論の復習編】
Xの世界で有名なマーケット分析・労働経済学の大家の一人にShenさんと言う方がいる。
https://twitter.com/shenmacro
マーケット業務に携わる身として、この方の発信は非常に参考になるため、定期的に確認している。各種チャートとそこから得られる示唆を解説してくれていて非常にタメになる。
実際、マーケット関連の業務に携わっている若手の多くは、一度はShenさんの発信を参考に、
「椅子」が生まれやすい部署・職種の特徴②【椅子理論適用編】
前回の記事では、マーケット分析・労働経済学の大家であるShenさんの椅子理論を復習した。
それでは、ここからは、筆者なりの考察を交えて、どのような条件を満たした際に、業界内や社内に特権的な地位を有するポジションが生まれるのか否かを分析してみたい。
まずは改めて、そのような特権的な椅子とはどのようなポジションであるのかを定義したい。
筆者が考える特権的な「椅子」とは以下のような条件を満たすポジショ