東大卒の人生を考える会

東大文系卒 東大を出た人の人生を総合的に考えていきたいと思います。 負け組東大卒の人生…

東大卒の人生を考える会

東大文系卒 東大を出た人の人生を総合的に考えていきたいと思います。 負け組東大卒の人生にフォーカスした数少ないブログです。 金融機関勤務、ざっくり市場系のお仕事。 ADHD、ASDの2つの発達障害を抱えている苦悩系リーマンのブログです。 日々ブルシットジョブに従事しております。

最近の記事

敢えて東大の勝っている点を挙げてみた【東大vs医学部】

筆者はこれまでの記事で東大に行ける学力があるのであれば、医学部に進んだ方が無難であると述べてきた。 この考えは、学生時代よりも社会人になってからの方が強固になっている。 ただ医学部の肩ばかりを持つのはフェアではないと思うので、今回は敢えて 東大が医学部に勝っている点を列挙してみたい。 結論から言うと以下の点が挙げられる。 1.都心のど真ん中で大学生活を謳歌出来る 2.勤務医と同程度の収入を期待できる企業へ就職できる可能性は低くない 3.同級生のレベルが殆どの医学部よりは上

    • 東大生・東大卒の恋愛事情・婚活事情【大学時代編】

      愛読しているイブリースさんが東大生・東大卒の恋愛事情・婚活事情に関して解説されていた。筆者が見てきた感じでも概ね、このような感じであり、特に違和感はなく、共感できるポイントが多かった。 今回は、その中で、東大では王道とは決して言えないルートを歩んできた落ちこぼれ・はみ出し者の筆者からどのように東大生・東大卒の恋愛事情・婚活事情が映っていたかに関して述べてみたい。 東大のクラス、サークル、ぞの他の3つに分けて記述してみたい。 【東大の前期教養学部のクラス】 イブリースさんも

      • 女性の「東京」に対する拘りは一種の信仰に近い

        筆者が数年前にマッチングアプリをしていた時に気づいたことが1つあった。 それは男性よりも女性のほうが東京という都市に対する拘りというか執念、執着が何倍も強いということだ。 正確に言うと、別にニューヨークやロンドン辺りでも良いみたいだ。 つまり、世界の大都市に対する執着は凄まじいものがある一方で、日本の東京以外の大都市、つまり大阪や福岡、愛知辺りの評価はそれよりも格段に低い。 男性で勤務地にそこまで拘りがある奴って聞いたことがない。 確かに僻地勤務はライフプランの立てにくさや出

        • 「東大までの人」になりやすい人の特徴10選【自戒を込めて】

          いきなりではあるが、筆者は「東大までの人」である。 東大を卒業しているが、以下のどの条件も満たす人生を歩むことが出来ていない。 ・尊敬される職業に就いている(医者、官僚、弁護士、大学教授等) ・圧倒的に稼げる(総合商社、医者、起業家等) ・職業の専門性が高いだけでなく、職業選択の選択肢が広い(会計士、医者、エンジニア等) ・単純に仕事が面白い、やりがいを感じている 筆者はよく「東大までの人」に自分自身がなってしまった要因を考えることが多い。何がダメだったのか、何がいけなかっ

        敢えて東大の勝っている点を挙げてみた【東大vs医学部】

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          首都圏在住高学歴の現実

          「俺たち天下のゆとりーマン」さんの動画。 以前から唱えている「東大卒幸福論」と重なるところがあったためピックアップ。 パワーカップルや女性優遇も取り上げられていた。 皆思うところは同じか。。。。。 にしても完成度の高い動画。 我孫子が出てくる辺り、妙に現実味がある。

          首都圏在住高学歴の現実

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          最近資格の勉強を開始しました【米国会計士、USCPA】【始動編】

          ADHDの衝動性で、つい最近米国公認会計士の講座に申し込んできた。受験しようと思い立った2日後には大金を納めていた。 何となく面白いことないかなーと思って矢先、米国公認会計士の動画を見たので、前から興味があったこともあり、始めてみようと思い立った。 これまで始めてみたいと思ったことは、基本的にその二日後くらいに実行してきた。これはADHDのなせる業らしい。 今回は、色んなメリットを考えた結果、米国公認会計士の勉強を開始しようと思い立った。 ぶっちゃけ今の年齢から取得しても意

          最近資格の勉強を開始しました【米国会計士、USCPA】【始動編】

          私が苦しんできた発達障害の症状【ADHD編】

          前回は、自分自身が苦しんできたASDの症状を紹介した。 同じようにASDを抱えている方からコメントを頂けて、大変嬉しかったです。 いつも本当にありがとうございます。 さて、今回はその続編と言うことで、筆者がこれまでに苦しんできたADHDの症状を紹介したい。 ただ、一つ注意しておかないといけないのは、ADHDは見方によってはASDによりもはるかに深刻度は低いという点だ。ADHDの人は意外と快活な方が多く、業務上のミス等は目立つ一方で、そのコミュニケーション能力の高さから社会で

          私が苦しんできた発達障害の症状【ADHD編】

          いいねがもらえる記事:学歴関連、競争社会関連、発達障害関連 もらえない記事:仕事関連、大学で学んだ内容関連 やっぱマニアックな話はウケが良くない。

          いいねがもらえる記事:学歴関連、競争社会関連、発達障害関連 もらえない記事:仕事関連、大学で学んだ内容関連 やっぱマニアックな話はウケが良くない。

          私が苦しんできた発達障害の症状【ASD編】

          筆者は正式に診断を受けた訳ではないが、色々な診断基準から確実にASDとADHDを併発している。 小さい頃から色んな症状に苦しんてきたが、その苦しみ方はライフステージの変化に伴い変化している。勿論これまでずっと苦しんできたものもあって、一生この症状と付き合わないといけないのかと思うとうんざりする。 今回はまずASDの症状の中で自分自身が苦しんできたものを列挙してみたい。(ちなみに単純に頭が悪いだけと言う可能性も否めない) 1.耳で指示を的確に理解できない ASD人は、聴覚を

          私が苦しんできた発達障害の症状【ASD編】

          関西、実は日本で一番コスパがいい説【受験、物価、恋愛、競争】

          筆者は、関西の郊外(田舎)出身だ。東京には大学から来て、彼是十数年住んでいる。 関西には高校生までしか住んでいなかったのでその思い出が美化されているのかもしれない。首都圏で幼少期を過ごしていないのでその良さに気づいていないだけなのかもしれない。 だが色んなデータや生き方を考えてみるとやっぱり関西はコスパがいいと感じることが多い。 今回は、関西のコスパが良い点を複数の観点から考えてみたいと思う。 1.中学受験が必須でない 実は関西では、中学受験は全くもって必須ではない。関西か

          関西、実は日本で一番コスパがいい説【受験、物価、恋愛、競争】

          東大の科類別特徴(理科二類編)

          久方サボっていた東大の科類別紹介の続編に入りたい。 理科二類は、多くの学生が農学部や薬学部更には理学部の生物系に進学する学科である。勿論工学部に進学する者もいるし、法学部や経済学部などの文系学部に進学するものも一定の割合で存在する。 クラスは理科三類と合同で構成される。理科一類と比較して生物系の要素が強いので、女子の割合も高い。現在の比率がどうなっているかは正確には把握していないが、当時は文科三類に次いで女性が多かった。 どのような学生が在籍しているかと言う点だが、東大の

          東大の科類別特徴(理科二類編)

          発達障害関連のおススメ書籍10選

          備忘としてこれまでに読破した発達障害関連のおススメ書籍を羅列していく。 1.発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47 仕事がうまくいかないときに読むと心が軽くなる書籍。 発達障害の著者が発達障害の人が社会人生活のサバイバル術を記した書籍で色々と参考になることが多い。 2.発達障害大全 最近購入した書籍の中で一番おススメ出来る書籍の一つ。 ASD・ADHD・学習障害の全てを網羅した書籍で、発達障害に関して網羅的に記した発達障害の

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          帰国子女vsSAPIX(ペーパーテスト至上主義)に関して考察してみた

          今回は、帰国子女とSAPIXに通って中学受験をする場合で、どちらの方が総合的に有利なのかに関して考察してみたい。 ちなみにこれはSAPIXでなくても良い。日能研でも四谷大塚でも浜学園でもどこでも良いし、別に中学受験に限定せず、高校受験でも良い。 後者は要はペーパーテスト主義の中で学歴を獲得していく者を指す。 一方で前者は帰国子女と言う肩書を活かして、帰国子女枠で中学受験を乗り切ったり、大学受験でもAO入試などで「英語が話せる」を活かすような進路である。 勿論、両者には重複が

          帰国子女vsSAPIX(ペーパーテスト至上主義)に関して考察してみた

          希少性はそれ自体が価値である【ポジショニングの重要性】

          筆者はこれまで何度か、少数派であることには価値があると述べてきた。 受験、就活、恋愛、結婚、世の中では様々な局面で競争相手に勝って勝ち取る必要があるが、この場合において少数派であることは有利に働くことが多い。そもそもあるものの価値は絶対的なものでなく、相対的なものであることが多い。ある人の価値は、自分が決めるのではなく、他人が決めるのである。これを忘れてはいけない。 希少性が生じるのは、本来何らかの参入障壁があって、少なくなるはずであるにも関わらず、それを敢えて乗り越えてや

          希少性はそれ自体が価値である【ポジショニングの重要性】

          レールの上から外れた高学歴がレールの上に戻る方法【公認会計士】

          前日アップした以下の記事では、東大であっても人生のレールから外れてしまうものがいると述べた。 別にこれは東大に限らず京大や一橋、早慶等他の旧帝大でも同じであり、どこの大学でも一定数は存在すると思う。 そもそも論として、「人生のレールに乗っている」を定義することが難しい。 人によって感じ方や考え方、価値観が異なり、レールの捉え方も異なるからだ。 でも何となくのイメージとして、日本ではまだまだこの大学からこのルートであれば合格点、このルートであれば次第点、逆にこのルートはさすが

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          都内の超進学校(開成等)出身者が意外と辛そうな件について

          東大においては都内の超進学校出身者と地方からの上京組の間には、同じ東大生でも格差があると書かれることが多い。 書き方としては、以下の通りである。 「都内の超学校出身者は、実家が首都圏にあり、高校時代からの友人や先輩・後輩と一緒に東大に来るため、最初から人脈が形成されており、何かと有利である。その一方、後者は根無し草のため、人脈形成が進まない結果として、立ち上げがうまくいかず、学生時代しいては就活にも失敗するものが多い」と言った言説である。 この言説、どこまで本当だと思うだろ

          都内の超進学校(開成等)出身者が意外と辛そうな件について