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大人の発達障害

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26歳でASD &ADHDと診断された息子。 その後私は、発達障がいとカウンセリング技術を学びまくりました!自分自身はADHD傾向が強いと気づき、今迄のモヤモヤが腑に落ちました。…
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#考え方

答え方を切り替えたことによって相手が変わった♡発達障害の対応で大切なこと

答え方を切り替えたことによって相手が変わった♡発達障害の対応で大切なこと

感情的な息子の電話
息子が電話で話をしていました。
電話の相手は、現在通っている事業所のスタッフのようでした。
息子は完全に怒っている口調です。

「イベントには参加しないと契約の時に伝えましたよね!?」
「着信履歴があると何事かと思うじゃないですか!今後イベントのお誘い電話はかけてこないでください!」

(あちゃ~!その言い方~(~_~;))←私の心の声
以前の私なら説教でもしているところですが

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「僕はコミュ障でポンコツや!」と思っている発達障害の息子の気づき

「僕はコミュ障でポンコツや!」と思っている発達障害の息子の気づき

アニメやドラマの会話について息子が感じたこと息子:「アニメをみて思ったんやけど、『会話のやりとりがいつも完璧』で、的外れな返事をすることがないし、話が関係ないところに行くこともない。会話がかみ合わないことも、もちろんない。」

「会話がポンポン!って、速く展開することが多い気がする。。。」

「変ではないコミュニケーション、やりとりやけど、実際にもアニメやドラマのような完璧なコミュニケーションのほ

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「正しい思考」伝え方によっては逆になるかも?発達障害の対応について

「正しい思考」伝え方によっては逆になるかも?発達障害の対応について

息子はどんな話を聞いてもネガティブ一直線ネットサーフィンをしている息子の場合。。。

その一、称賛される人の記事を見聞きしたあと

周囲から「素晴らしい!」と称賛されている人の話のあとは、必ずこう言います。
「この人の様には出来ない!僕は役に立たないダメ人間やから、死んだほうがいいんや!」(なにも「死」まで出さなくてもいいのに)←私の心の声

その二、非難されている人の記事を見聞きしたあと

暴言

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「実は…」て言うほどでもないけど、幼い頃からコンプレックスだった私自身の特性の話

「実は…」て言うほどでもないけど、幼い頃からコンプレックスだった私自身の特性の話

雨野千晴さんが描かれたイラストを見つけました。
(★朝日新聞社tellingnoの記事より引用しました:雨野さんより掲載許可いただいております)

「アッ!これ私のこと?」と思いました。

幼い頃から「ちょっと他の人と違うところ」を自分で感じていて、つい最近まで、それがバレたくなくて隠そうとしていました。

見た目はボンヤリ、脳内は大忙し(;^ω^)「『脳』は思考を止められない」という記事を以前書

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「普通○○だよね!?」の「普通」ってなぁに?発達障害当事者の家族としての淡い願い

「普通○○だよね!?」の「普通」ってなぁに?発達障害当事者の家族としての淡い願い

「常識」や「あたりまえ」は、
その人が生まれ育った国や地域の環境、習慣、道徳などによって、随分違ったものになるのではないでしょうか?

「普通○○だよね!?」と言いきれたのは、どうしてなのでしょうか...今まで、その考えで何の問題もなくうまくいっていたから?賛同する人が他に1人でもいれば、その考え方は安定し、同じ考えの人が3人そろえば、もう「常識」として捉えられがちだと、心理学で学んだことがありま

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「自分をジャッジするのはやめましょう!」精神科医に指摘された、発達障害あるある

「自分をジャッジするのはやめましょう!」精神科医に指摘された、発達障害あるある

結局は自分を責めて苦しむ思ったようにいかない時
自分でも理由はわからないが苦しい時

「周囲の人が悪い」
「世の中が狂っている」
初めはそんな思いになって、周りのせいにする息子。

ジッと聞いていて気づきました。

「そんなふうに感じてしまう自分が情けない!」
「僕がダメなんや!」
結局は、いつも自分に刃(やいば)を向けるのです。

他の人や世の中のせいにして言うのは、
「きっと苦しくてどうしよう

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息子の発達障害の特性を熟知しているお友達に感謝!

息子の発達障害の特性を熟知しているお友達に感謝!

親友を激怒させてしまった「穏やかな性格の友達を激怒させてしまった…」
「僕は人の気分を悪くさせる天才や!」
「何とかしたいけど、どうしていいかわからん(T_T)」

怒らせた経緯は忘れてしまい、負の感情だけが強く長く残る傾向の息子。
唯一の友人が離れていってしまうのではないかという、不安におそわれていました。

近くにいる家族としても辛いですが、
「出会いがあれば、別れもある…」
何とか息子に乗り

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発達障害の具体例/発達障害の特性が重なって起こったプチパニック!(息子の場合)

発達障害の具体例/発達障害の特性が重なって起こったプチパニック!(息子の場合)

「今、パニックになった!」
息子(自閉症スペクトラム障害&注意欠如・多動症)からの電話先月末の話です。

息子は友達の家に行って、楽しくやっているはずなのに…
「道に迷った」
「パニクッってる」
そんな電話を受けてしまい、花見どころではなくなった私でした。

特性その一:変化、新しい行動が非常に苦手息子の友達は、つい最近までシェアハウスに住んでいました。
引っ越しをして一人暮らしになり、「泊りに来

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口癖の影響力!「僕はアメリカ人だ」と思い続ければ「あれ?いつの間にかアメリカ人!?」発達障害息子に対する精神科医のお話

口癖の影響力!「僕はアメリカ人だ」と思い続ければ「あれ?いつの間にかアメリカ人!?」発達障害息子に対する精神科医のお話

雪崩のように話しまくるネガティブワード!(;^ω^)「息つぎしていますか?」(私の心の叫び)
クリニックの診察室、
暗めのトーンの声で、医師の前で喋りまくる息子…

私からみればどうでもいいような出来事を、よくもそんなに上手に(?)一つ一つ気にすることができるなぁ~っと思いながら聞いていました。

医師に指摘された口癖しばらく黙って息子の話を聞いておられた医師から、息子の口癖について指摘されました

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子どもから心を離すことを姑から教わった日(^^)発達障害を生きる

子どもから心を離すことを姑から教わった日(^^)発達障害を生きる

姑の殺し文句に私は弱い
「死ぬまでに1回でいいから○○へ行きたい」
「死ぬまでに1回でいいから○○してみたい」

確かにこの1年で姑は随分体が衰えました。
本人にその意識があるのかはわかりません。

移動するには車椅子が必須アイテムになり、耳も遠くなりました。
姑は「耳だけは遠くなりたくない!」と前から言っているので、
我が家では、私と息子が「異常に耳が良い」ということにしています。

姑が一生懸

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片付けなさい!早くしなさい!て言いたくなるけど、もっと他に言い方があるかも?と思った話♡発達障害を生きる

片付けなさい!早くしなさい!て言いたくなるけど、もっと他に言い方があるかも?と思った話♡発達障害を生きる

息子の部屋の片付け方は独特誰でも部屋の片づけ方には「癖」があるかと思います。
息子の場合は、特に極端な気がします。

本やフィギュアは「ここはお店?」と感じるほど、怖いくらいにきちんと整理して置いています。しかし…

洗濯後の服や下着、靴下は、いつまで立ってもクローゼットやタンスの引き出しにしまおうとしません。
紙袋やレジ袋に入れて「そのへん」にほうっています。

いったんスイッチが入ると、今度は

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ASD(自閉症スペクトラム)の強み!初めて特性が活かされた話

ASD(自閉症スペクトラム)の強み!初めて特性が活かされた話

「発達障害の人はキラっと光るものがある」と言われるのが本当に辛かった発達障害の特別な才能を活かして活躍されているのはごく一部の人…

息子を見ていると
「ただただこの世の中では生きにくいだけ!」そう感じてしまい、
「才能がある」だの「とぎすまされた感性の持ち主」だのと言われるのが辛いとさえ思いました。

正直なところ、困りごとが99%で、
「もしかして何かで活かされるかな?」の期待は1%です。
(

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価値があるのは仕事や勉強の「向上心」だけなのか⁉発達障害を生きる

価値があるのは仕事や勉強の「向上心」だけなのか⁉発達障害を生きる

息子が自発的に変わろうとしていることに気づく発達障害の中のADHD(注意欠如:多動症)とASD(自閉症スペクトラム障害)の特性を持つ息子。

家族や親しい友人に対して話したいことがあると、
「息継ぎしてるのかな?」と感じるほどの勢いで言葉をまくし立てます。
同じ特性の子どもさんがいらっしゃる人は、うなづいていただけるでしょうか?

友人へのLINEも、伝えたいと感じると、いついかなる時でもお構いな

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発達障害ではない子どもさん(幼少期を除く)との会話にも有効!主語を変えただけで関係性が変わることを学んだ話

発達障害ではない子どもさん(幼少期を除く)との会話にも有効!主語を変えただけで関係性が変わることを学んだ話

私が明るくしているのは理由があったことに気づいた私が家でやたら明るくポジティブにしているのは、元々の性格もありますが、多少なりとも理由がありました。自分でも気づきませんでした。

ネガティブになりがちな息子をちょっとでも明るくさせたいという思いが
無意識に強く働いていました。

私が息子に対していたずらっぽく言うことは…
「○○君(息子の名前)は、なんと言ってもお母さんがいいね!」
「お母さんは明

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