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息子の発達障害の特性を熟知しているお友達に感謝!

親友を激怒させてしまった

「穏やかな性格の友達を激怒させてしまった…」
「僕は人の気分を悪くさせる天才や!」
「何とかしたいけど、どうしていいかわからん(T_T)」

怒らせた経緯は忘れてしまい、負の感情だけが強く長く残る傾向の息子。
唯一の友人が離れていってしまうのではないかという、不安におそわれていました。

近くにいる家族としても辛いですが、
「出会いがあれば、別れもある…」
何とか息子に乗り越えてほしい、ここは黙って静かに見守ろうと思っていました。

友達からの電話

その後、友達から息子にLINE電話があり、こう言われたそうです。
「○○くんの状態はわかっているつもりやけど、僕も人間やからカチン!とくることもある…」

「変わりたい!」息子の思いを受け入れてくれた

息子はコミュニケーションの際、言葉のチョイスが独特過ぎたり極端だったりするので、今まで数々の失敗を経験してきました。

「どこを直したらいいのかわからない」
そう言って苦しがる息子に対して、友達は具体的に(一般的な)言い回しを電話で教えてくれました。なかなか根気のいることです。

脳のワーキングメモリーが弱く、聴覚処理が苦手な息子のことを友達は知っています。

友達は、メモとりが苦手な息子に対し、短い言葉でゆっくりと、何回も何回も説明されたそうです。

息子:「これでいい?」(メモを読んでいる)
友達:「読み返した時に誤解が生じるから、こう直して」
といった具合です。

息子の状態を熟知している友達にいだく感謝と想い

「こんなありがたい人とのご縁があるなんて!」
母親としては感謝あるのみです。

ですが、やはりどこか心の片隅で
「出会いがあれば、別れもある…」という気持ちを少し残しながら、
息子のことを静かに見守っている私がいます。

冷めた心からというよりも、あまりにも友達のご厚意に依存してしまうのも良くないという気持ちからです。

仮に友達と息子の関係が変わってしまったとしても、今、この時の感謝の想いは、忘れないでいたいと思います。

教えてもらいながら時間をかけて書いたメモ、息子はよく読み返しています。

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