「自分をジャッジするのはやめましょう!」精神科医に指摘された、発達障害あるある
結局は自分を責めて苦しむ
思ったようにいかない時
自分でも理由はわからないが苦しい時
「周囲の人が悪い」
「世の中が狂っている」
初めはそんな思いになって、周りのせいにする息子。
ジッと聞いていて気づきました。
「そんなふうに感じてしまう自分が情けない!」
「僕がダメなんや!」
結局は、いつも自分に刃(やいば)を向けるのです。
他の人や世の中のせいにして言うのは、
「きっと苦しくてどうしようもない心から脱出したいからではないかな?」と感じました。
心に残った精神科医の言葉
「自分をジャッジするのはやめましょう!」
発達障害の傾向で(全員ではありません)、
「白か黒か」「〇か✕か」「ゼロか100か」という、極端な発想をしがちです。実は私もちょっとそんなところはあります。
が、息子の感じ方はもっともっと極端なものです。
そんな息子にクリニックの医師がおっしゃいました。
「自分をいつもジャッジするところにいきますね?それをやめるように努力しましょう」
「状況を把握して、どうすればいい方向にいけるのか考えるだけでいいのですよ」
「もし『自分は○○だ!』となりそうになったら、その考えを打ち消してください、急がなくてもいいですから」
息子と私にとって、とても勉強になる言葉でした。
ゆっくりだけど変わることができると感じられた
スグにネガティブに自分を責める息子。
「僕はダメ人間や!ポンコツや!」が口癖でした。
毎日そのセリフを聞かされる母親は、正直たまったものではありません。
先日テレビを観ながらお茶を飲んでいる時、
「…この人と比べて『僕はポンコツた!』って思う必要ないもんね?」
と、私をチラッと見ながら言うことがありました。
クリニックに行った後、息子は息子なりに考えたようです。
「お~!そうやその通りやん!」と、元気よく答えた私でした。
まだまだスッキリとまでいかない息子ですが、ちょっと変わりつつあります。
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