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どこにでもいる大学生、でした。日本全国を一周しました。 ものを書く練習も兼ねて、書きた…

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どこにでもいる大学生、でした。日本全国を一周しました。 ものを書く練習も兼ねて、書きたいこと書いてます。

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note始めてみた。

「わたし、今何がしたいんだろう」 「わたし、今何してるんだろう」 「わたし、今何考えてるんだろう」 そう思って、このnoteとやらを始めてみることにしました。 何かを書く…

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3年前
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あの果物が入った、不思議な冷製パスタ。

これは、とある初夏のお昼に、私の尊敬するシェフ(父親)が作ったパスタである。最近食べたあの「不思議」な味のパスタを共有したく思い、ここに残してみることにした。始…

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12日前
8

旅後半にして、〇〇デビュー。

今日の朝、私は今までで1番感動する朝を迎えた。感動したのは、景色の美しさではなく(それも感動に値するけども)、人の優しさである。 そんな今日の始まりは午前5時。阿…

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3週間前
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あぁ、親子だなぁ。

最近よく感じることだが、私と父親は、いろんな状況においてシンクロ率が高い。これまでにも、数え切れないほど、息が合うというか、行動や考えがあまりにも被りすぎた経験…

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1か月前

バンジーと左手。

靴紐をギチギチに結んで、下半身を中心にハーネスをつける。これから私は、高さ100メートルある吊り橋の真ん中から、ジャンプをする。 「この紐を引っ張ったら、頭が上で…

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1か月前
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「ミナミ」

ホテルをチェックアウトしたお昼前、駅まで戻ってお昼を食べるか、その辺でお昼を済ませるかの2択に迫られていた私。 とりあえず、喫茶店に行きたい。そう思い、ホテル周辺…

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1か月前
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「追加300円」で得られた極楽。

私を乗せた高速バスが会津若松駅に着いたのは、19時半くらいのことだった。 今日泊まる旅館は、駅から歩いて2分ほど。近い場所の宿を取れて心もウキウキである。 そしてそ…

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2か月前
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最終バスでのプレゼント

往路もバスで復路もバス、それは東尋坊から駅までの道のりである。車を使わず公共交通機関のみで旅をする私にとって、往復の道がきちんと戻れるかどうかの把握は必要不可欠…

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2か月前
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「海」に対する印象。

私は夏生まれなので、海が好きです。小さい頃は夏の海に行くと、海水浴のせいでこんがりと肌が焼けてしまうことも度々ありました。けれども、おチビな頃の私はそんなことお…

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2か月前
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得意料理が卵焼きになったきっかけ。

私の得意料理であり、自分で初めて作れるようになった料理は、「卵焼き」です。そして、お弁当のおかずで1番の好物であるのが、何を隠そうそれが「卵焼き」なのです。(タイト…

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4か月前
5

初めての想い出が、重なった場所。

今日は、ライブに行ってきました。予備校に通っていたときから聴いていた、忘れらんねえよのライブに行ったのです。そのライブで聴けた、とある一曲によって、私はその歌詞…

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5か月前
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記録ふり返り、記憶蘇り。

部屋を片付けている時に始まるのが、自分の残した記録を漁る時間。今日の夜も、その時間が始まってしまった。こうなると、部屋の片付けは一向に終わらないまま、ステキな昼…

sio.
8か月前
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重なった、みぎとみぎ。

今日見た夢の話。それは、昔好きだった人と歩きながら話している夢だった。 同窓会か何かで久々に会ったことがきっかけなのか、それとも地元で偶然出会ってしまったからな…

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11か月前
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どちらが先か。

昔からよく聞く論争のひとつに、「卵が先か鶏が先か」こんな論争がある。私は、とあることを考えているうちに、それに似たような(厳密には全く似ていないが)、「どちらが先…

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1年前

タイムカプセルには、ロクなこと書いちゃダメ。

昨年のクリスマス、私は友人とタイムカプセルたまごを割った。たまごの中にはカメラフィルム入れが入っており、そのフィルムケースには、当時好きだった銀魂のキーホルダー…

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2年前
1

かえる。

最近私が考えている現象のひとつに、「蛙化現象」というものがあります。この現象についてネットで調べてみると、次のような定義が出てきました。 今思うと、この現象を初め…

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2年前
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note始めてみた。

「わたし、今何がしたいんだろう」

「わたし、今何してるんだろう」

「わたし、今何考えてるんだろう」

そう思って、このnoteとやらを始めてみることにしました。

何かを書くことは別段得意なわけではありません。けれど、自分がどんな人なのか、何をしたいのか、色々と自分で自分を整理するには、とりあえず今自分が思うことを書き連ねるのが一番かなと思って。

まず、私は「考える」ことが好きです。常日頃、

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あの果物が入った、不思議な冷製パスタ。

これは、とある初夏のお昼に、私の尊敬するシェフ(父親)が作ったパスタである。最近食べたあの「不思議」な味のパスタを共有したく思い、ここに残してみることにした。始まったばかりの夏の暑い日に、サッパリしたものが食べたくなったら、このパスタをぜひ作って食べてみてほしい。

《材料(2人分)》

トマト(少し大きめ)⋯2個
ツナ缶⋯1缶
とある果物⋯1個
レモン汁⋯適量
塩⋯適量
こしょう⋯少々
オリーブ

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旅後半にして、〇〇デビュー。

旅後半にして、〇〇デビュー。

今日の朝、私は今までで1番感動する朝を迎えた。感動したのは、景色の美しさではなく(それも感動に値するけども)、人の優しさである。

そんな今日の始まりは午前5時。阿蘇山近くで行われる熱気球体験のため、久々に早起きをした。朝からタクシーを呼べばいいやという昨日の自分のアイデアが、愚考になることなんてつゆ知らずの私は、颯爽と阿蘇駅へと向かう。駅に着いた瞬間、昨晩の私の浅はかさに気づいた。タクシー会社の

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あぁ、親子だなぁ。

あぁ、親子だなぁ。

最近よく感じることだが、私と父親は、いろんな状況においてシンクロ率が高い。これまでにも、数え切れないほど、息が合うというか、行動や考えがあまりにも被りすぎた経験がたくさんある。

初めて驚いたのは、高校時代のこのエピソードから。
高校生の頃からスマホを持つことを許された私。持たされた目的は、これから帰ることを父親に伝えるために電話をすることであった。(当時、母親はスマホはおろか、携帯電話すら持って

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バンジーと左手。

バンジーと左手。

靴紐をギチギチに結んで、下半身を中心にハーネスをつける。これから私は、高さ100メートルある吊り橋の真ん中から、ジャンプをする。

「この紐を引っ張ったら、頭が上で足が下になるように体勢崩してね。その後、赤いロープが上から流れてくるから、カラビナを自分のとこにつける、そうしたらお姉さん、🙆🏻‍♀️の合図出してね。」お兄さんの丁寧で優しい説明も、話半分で聞いていた緊張気味の私。

そうしていよい

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「ミナミ」

「ミナミ」

ホテルをチェックアウトしたお昼前、駅まで戻ってお昼を食べるか、その辺でお昼を済ませるかの2択に迫られていた私。
とりあえず、喫茶店に行きたい。そう思い、ホテル周辺に喫茶店があるか調べてみた。どうやら歩いて行ける距離に、私好みのいい感じの喫茶店があることがGoogleマップにより判明。私の相棒である赤いキャリーケースを引きずって、10分ほど歩いてその喫茶店へ向かうことに。

お店に入ると、「おひとり

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「追加300円」で得られた極楽。

「追加300円」で得られた極楽。

私を乗せた高速バスが会津若松駅に着いたのは、19時半くらいのことだった。
今日泊まる旅館は、駅から歩いて2分ほど。近い場所の宿を取れて心もウキウキである。
そしてその旅館は、歩いてすぐの場所に温泉がある旅館であった。予約の時点で、追加の料金は少しかかったものの、これまでビジネスホテル泊のシャワーのみ生活が続く私の身体は、大浴場での快楽を心待ちにしていた。
そうして旅館で渡された、大浴場施設の入場券

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最終バスでのプレゼント

最終バスでのプレゼント

往路もバスで復路もバス、それは東尋坊から駅までの道のりである。車を使わず公共交通機関のみで旅をする私にとって、往復の道がきちんと戻れるかどうかの把握は必要不可欠である。いつものようにバスの時間を調べてみる。芦原温泉駅行きの最終バスは18:23発、今日の日の入りは18:30ごろだと分かった。
それが分かると同時に、東尋坊で日の入りの様子を見ることは、惜しくも叶わないということが確定した。
最終バスに

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「海」に対する印象。

「海」に対する印象。

私は夏生まれなので、海が好きです。小さい頃は夏の海に行くと、海水浴のせいでこんがりと肌が焼けてしまうことも度々ありました。けれども、おチビな頃の私はそんなことお構い無しに、海の中で泳ぐのが気持ち良くて、ついつい海の中に長居するのです。あと、海で濡れた肌や髪が、潮風に吹かれて乾いていくのを感じながら、じーっと海辺を眺めるのもあの頃からずっと好きでした。大人になった今では、海の中に入るのが何かと面倒に

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得意料理が卵焼きになったきっかけ。

得意料理が卵焼きになったきっかけ。

私の得意料理であり、自分で初めて作れるようになった料理は、「卵焼き」です。そして、お弁当のおかずで1番の好物であるのが、何を隠そうそれが「卵焼き」なのです。(タイトルからしても全く隠れてはいないが)

私の卵焼き史は、小学校までは給食だった昼食が、お弁当の持参に変わった中学校時代に始まります。お弁当文化が私の中で根付いた頃に、食にがめつかった私と、心の優しい友達との間で、「卵焼き交換会」なるものが

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初めての想い出が、重なった場所。

初めての想い出が、重なった場所。

今日は、ライブに行ってきました。予備校に通っていたときから聴いていた、忘れらんねえよのライブに行ったのです。そのライブで聴けた、とある一曲によって、私はその歌詞通り「胸が苦しくなって」、とある想い出が脳内に浮かびました。また、そのライブ会場に着いた瞬間にも、幼少期の想い出が脳内に広がりました。

ひとつ目の初めて

真夏の夜の日、一見いつも通りの夜、でも何故かソワソワしていた。その日は花火大会の日

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記録ふり返り、記憶蘇り。

記録ふり返り、記憶蘇り。

部屋を片付けている時に始まるのが、自分の残した記録を漁る時間。今日の夜も、その時間が始まってしまった。こうなると、部屋の片付けは一向に終わらないまま、ステキな昼夜逆転生活へ1歩、いや1万歩は近づくことになるのである。

明日にもバ畜という予定があるのに…こんなことを書いている暇は無いのだが、記録から蘇ってきた私の記憶を記しておきたい。そう思ったから、秋の夜長の丑三つ時に、この場所へと来た。

私が

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重なった、みぎとみぎ。

重なった、みぎとみぎ。

今日見た夢の話。それは、昔好きだった人と歩きながら話している夢だった。

同窓会か何かで久々に会ったことがきっかけなのか、それとも地元で偶然出会ってしまったからなのか、なぜか真昼間から公園横のグラウンド沿いをふたり一緒に歩いていた。確か、小学校のころ、通学路として歩いていた道だった。公園は私の家のすぐ隣にある。その横のグラウンド沿いの道は、春は桜が若干咲き乱れ、夏には蚊が元気に飛び交い、秋には銀杏

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どちらが先か。

どちらが先か。

昔からよく聞く論争のひとつに、「卵が先か鶏が先か」こんな論争がある。私は、とあることを考えているうちに、それに似たような(厳密には全く似ていないが)、「どちらが先なのか論争」を考えついた。

それは、《「変える(変わる)」が先か「続ける」が先か》である。

この字面だけでは何がなにやらといったところであろう。つまるところ、自分の人生において、「自分を変えていく(自分が変わる)ために、何かを続けるべ

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タイムカプセルには、ロクなこと書いちゃダメ。

タイムカプセルには、ロクなこと書いちゃダメ。

昨年のクリスマス、私は友人とタイムカプセルたまごを割った。たまごの中にはカメラフィルム入れが入っており、そのフィルムケースには、当時好きだった銀魂のキーホルダー、仲良くしていた友達とのプリクラ、そして何かが書いてある紙だった。この紙が一番面白くて、とてつもなく怖いモノだった。

そこには自分の志望大学や夢が書かれていたが、それよりも印象的だったのは、好きだった人の名前が書かれていることだった。その

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かえる。

かえる。

最近私が考えている現象のひとつに、「蛙化現象」というものがあります。この現象についてネットで調べてみると、次のような定義が出てきました。

今思うと、この現象を初めて目の当たりにしたのは、私が小3のとき、だったかもしれません。私の友人Aちゃん(仮名)が好きだと言っていた子がいたのですが、その子もAちゃんを好きだという噂が流れたのです。要するに、Aちゃんはその子といわゆる「両想い」の関係になったわけ

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