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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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2022年12月の記事一覧

干支一周分会ってない友だち。

干支一周分会ってない友だち。

2022年もまもなく終わる。怖い虎がガォっと去ったかと思えば、かわいいウサギのパオパオとした足音が聴こえてくる。

年末が近づくと、友人やお取引先との会食が増える。増えるったら増える。誘われたら断れないタイプを自称する私だから、呼ばれればタクシーよりも早く参上することにしている。なぜなら、

情報は人が運んでくるものだし、どんな出会いが自分の人生を変えるかはわからない、そう信じて疑わないからだ。

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ぎっくり腰になった人は、どんな夢を見るか?

ぎっくり腰になった人は、どんな夢を見るか?

32年生きてきたが、幸いなことに、ぎっくり腰になったことはない。ぎっくり腰経験者に聞くと「人生が終わったと感じる」ほどにヤバいらしい。そんなにヤバいのか、ぎっくり腰。

ある日、札幌市内のカフェで、私を含めた男女4人で話す機会があった。私以外は全員40代である。そして、私以外の全員が、ぎっくり体験者である。

今日は、彼ら、彼女ら、3人の
ぎっくり腰体験について、書いてみる。

1人目「車から降り

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相手に「大人」を感じる瞬間。

相手に「大人」を感じる瞬間。

先日、義理の姉夫婦に会った。めったに会わないあの夫婦は、この地球の南半球に住んでいる。今日までもこれからも。

海外に親戚がいる、というのは、地方コンプレックスの強い、カスみたいな私にとっては不思議な感覚で、つい、ぬるっとひけらかしたくなるものなんだけれども、そんなことよりも、素晴らしいことがあった。

義理の姉夫婦との別れ際に
「大人」を感じた瞬間があったのだ。

なにか。

大量のおみやげをも

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バー通いの理想と現実。

バー通いの理想と現実。

この記事を書いているいま現在、
私は夜の札幌市内のバーにいる。ひとりで。

「いつかは1人でバーに行って、誰に話しかけられることもなく、お酒を一杯二杯、味わいたい」

大学生のときに持っていたうすら寒い願望を、32歳になったいま叶えてみても、特に達成感はない。なぜならもクソもない。達成感なんてない。

カウンター席に座ると、
大学生風の女性店員さんが話しかけてくれる。

そう、いくらバーにいるとい

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ガラス張りの居酒屋。

ガラス張りの居酒屋。

札幌市内の中心部を歩いていると、ときたまガラス張りの居酒屋がある。店内で食事と会話を楽しむ人たちが、外からでも見えるような、そんな店。

そんなお店はどこにだって、おそらくある。
地方都市札幌にだって、何店舗もある。

1人でテクテク歩いていて、ガラス張りの居酒屋を見つけると「お? お店にはお客さんは入ってるかな? みんなどんな会話を繰り広げてるのかな?」なんて思ったりするのは、私だけではないでし

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ヒマな日に撮った札幌の風景。

ヒマな日に撮った札幌の風景。

ある日、私はとてもヒマだった。

と、思ってすぐ、頭に浮かんだ。

と、いうわけで今日は、ある日のヒマな私が撮った我が街「札幌」のスナップ写真を紹介する。全部で10枚載せていこう。手抜きである!

では、いくぞ!

れっつ!札幌!!!

1.見える?

2.時計台の後ろ側

3.札幌市役所食堂の食品サンプル

4.テレビ塔を真下から

5.大通公園の整ってる像

6.循環する初音ミクの路面電車

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待ち時間に本を読む人。

待ち時間に本を読む人。

タイトルが全ての記事なので、
今日はすぐ終わる。

先日、ある40代男性を紹介された。

初対面である。

初対面だけど、居酒屋でご飯を食べることになった。私が時間ぴったりにお店に行くと、彼はすでに店内にいて、その両手にあるのは本だった。

…居酒屋で読書。



私は確信した。

この人は絶対にいい人!

だって、待ち合わせの5分とか10分の空き時間に本を読むんだもん!知識欲がある証拠じゃん!

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考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

今から1年以上前の話を引っ張り出して書く。

68歳の女性マダムと、仕事の打ち合わせをする機会があった。その方は、札幌市内のとある社団法人の理事長で、人前に出て話す仕事をしていた。

私と一緒に「セミナーをやりましょう」という話になり、打ち合わせをしていたわけ。

そのマダムは、綺麗な身なりをしていらっしゃって、話し言葉も丁寧。いわゆる「きちんとした」社会人生活を送ってこられたのであろう。

「そ

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サッカー通の友だちと、W杯の優勝国を予想したらターボする。

サッカー通の友だちと、W杯の優勝国を予想したらターボする。

世界のサッカー界において、
現在時点の「最高の選手」は誰なのか?

それはアルゼンチン代表のリオネル・メッシでも、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドでも、もはやない。

フランス代表のキリアン・エムバペである。

エムバペのサッカー選手としての特徴を
ひと言で書くと、

とにかく速すぎる。

速いのである。

マジで。

たぶんだけど、皆さんのご想像の1.8倍は速い。

しかも彼は、サッカ

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トイレのカギのかけ忘れ。

トイレのカギのかけ忘れ。

数ヶ月前、札幌市内の
とある居酒屋さんにいった時の話である。

とある知人と2人で、北海道の幸をデフォルトの物として堪能しながら、ビールを飲み、ハイボールを飲み、日本酒を飲み、焼酎を飲み、と、要するにアルコールと水分を摂取しまくった夜があった。

その居酒屋はいわゆる大衆チェーン店ではなく、大将的な人が小気味よく料理を作り、20代前半の男女の店員さんが元気よく飲み物の注文を取りにくるようなお店。

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フラれたてホヤホヤの人。

フラれたてホヤホヤの人。

「どうやら彼は到着が遅れるみたいだ」

札幌市内の居酒屋に19時ぴったりに入ると、先に待っていた40代の知り合いの男性がそう言った。一昨日のことだ。

1ヶ月前に知り合ったこの方は、やけに私を気に入ってくれて、この日が3回目の食事。台湾系の居酒屋を予約してくれていて、私が時間通りに到着すると、

「〇〇先生は、相変わらず時間ぴったりだねぇ」

と喜んでくれた。
この方はなぜか私のことを「〇〇先生」

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