花田隼人|北海道若手治療家コミュニティ

国試対策と治療スキルアップ。「摂食障害」と「骨盤の歪み」の症状構造の類似性に着目し、文…

花田隼人|北海道若手治療家コミュニティ

国試対策と治療スキルアップ。「摂食障害」と「骨盤の歪み」の症状構造の類似性に着目し、文化と治療の関係性を深める柔道整復師。人体よりも「人間」の理解が必要だと考え至り「治療家のための文化人類学」を執筆。国家試験対策にも造詣を深めている。北海道若手治療家コミュニティを運営する。

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    「治療家のための文化人類学」を全編セットでお得に読むことができます。 文化人類学とは、歴史や文化、社会背景を前提として“人類”について学ぶ学問です。 このうち「医療人類学」は、医療人にとって必要な「基礎教養」です。 しかし我々は専門学校3年程度の、身体偏重の知識しか学んできません。 治療家が臨床の視点として活かせるように、花田独自の解釈と咀嚼を介して、「人と社会と文化と病気」について発信します。

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《 自己紹介 》 あの日僕はブラック院から1人逃げ出した

僕は自己紹介なんてするほどの
人間ではないかもしれない。
 

そう思ったのは、

自分の見た目が
どんどん歳を重ねて、

これを書いている時点で
もう28歳になるのに。

その皮の中にいる“じぶん”は
まだ20歳だと感じるからです。

ただ、大好きな勉強を、
興味の赴くままやっていただけなのに、

専門学校では
いつのまにか首席になってしまって。

会社ではいつのまにか
“若手のホープ”みたいに

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【医師・整体師向け】離反を防ぐ!変化が無いときの神対応マニュアル

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治療をしても良くならなかったとき、

あなたはその場で上手く対応して、
患者と関係性を継続できますか?

意外とやりがちな
「NGパターン」や
「治療者の心理状態」、
「失敗の少ない対応方法」を
約20,000字をかけて解説します。

これをそのまま
スタッフ指導のマニュアルにしていただいても良いですし、自分自身のスキルアップのために活用していただいてもOKです。

あなたも、患者も、
悲しい思い

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思い当たる原因が「無い」「分からない」と答える患者の考察

思い当たる原因が「無い」「分からない」と答える患者の考察

どんな問診表にも、

「思い当たる原因はありますか?」
「きっかけはありましたか?」

といった項目があるものです。

このときの回答のしかたで、
花田はクライエントの人柄を
見ていることがあります。

(必ず当てはめているわけではありません)

例えば、原因やきっかけについて、
「分からない」
と答える方。

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こんにちは。

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もしあなたに裁量権があって、

夏が来るから
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花田隼人note月額制メンバーシップのご案内

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以上を総まとめで読むことができます。

「治療家のための文化人類学」も、
加入特典で全編読むことができます。

また、メンバーシップ特典記事は、

毎月、花

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女性からの反応が良い「共感」の示しかた

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先日、妻が妹さんに怒っていました。

妹さんが携帯電話料金を使いすぎたことで
妻に支払いが回ってきたという、

何ともまあ
浅はかなトラブルでした。

妻は、初めは「気をつけてよ」という
トーンの低い怒り方をしていました。

それに対して妹さんは、

・今後は気をつけること
・次に金額が大きくなったら
 自分で支払うこと
・通話時間が長引かないように
 工夫すること

などを説明して
今回起きたこ

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治療家のための文化人類学~文化依存症候群~

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病気は全世界で
均一に起こりうるものもあれば、

地域によって
発生しやすい病気が
異なるものもあります。

食習慣から起こる生活習慣病や、
寄宿する生物の生息地によって差が出る
感染症の地域差がその代表例です。

このような「地域差」は、

感染症や内科疾患のような
”身体的な病気”に限らず、
”精神疾患”でも見られます。

地域、民族、社会背景、
そしてその「文化」の影響によって
発生する

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施術メニューを爆増させて成功した新任院長時代の話

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メンバーシップご加入で
お得に読むことができます

 
 

治療家の「仕事の最小単位」は?皆さんこんにちは。
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

我々治療家の仕事の
「最小単位」は何でしょうか?

人によって答えは違うと思います。

花田はこの
「治療家の仕事の最小単位」は、

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治療家のための文化人類学~患者の希望と医学の衝突~

治療家のための文化人類学~患者の希望と医学の衝突~

医師が行う医療に比べて、

我々治療家が提供する医療は
エビデンスレベルが低いものもあります。

エビデンスに基づいた
施術方針を立案しても、
時には患者がそれを拒んで
有効性の低い施術を希望することがあります。

特に「骨盤矯正」は
その最たる例といえます。

患者の希望を優先することと、
科学的な正しさを基準にすること。

この双方を両立するには
どうすればいいでしょうか?

目次から先を

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治療家のための文化人類学~整体と民俗セクター~

治療家のための文化人類学~整体と民俗セクター~

我々のような治療家は、
バイオメディスンである整形外科を
「正統医療」とする世界の中で、
ひと味違ったポジションを得ています。

科学的に正しい医療がありながらも、
我々を選ぶ患者は、
どのような考えから
治療院に訪れているのでしょうか?

これを
「文化人類学」の視点から、

学問的に“再理解”していきましょう。
 

 

多元的医療システム世間一般的に
医師の仕事を「メディカル」、

看護師

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治療家のための文化人類学〜プラグマティズム〜

治療家のための文化人類学〜プラグマティズム〜

治療家のための文化人類学を執筆しています、
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

今回は、
実利主義とも呼ばれる哲学
「プラグマティズム」を解説します。

施術や治療における理論と
どう向き合っていくかを考える
ヒントになり得る哲学です。

お時間を取っていただき
ぜひ最後までお読みください。

理に適っていないものごと患者の苦痛を
和らげようとするなかで、

その手段は必ずしも

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「破局視患者」のパラドックス

「破局視患者」のパラドックス



破局視とは
こんにちは。
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

「破局視」

をご存じでしょうか?

我々が経験する
症例や患者のなかには、

治療を継続していけば
十分に改善が見込めるにもかかわらず、

「この痛みとは
 一生付き合っていかなければならない」

「もうたぶん良くなることはない」

などと必要以上に
悪い経過を考えてしまう方がいます。

このような考え方、
症状

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「足底腱膜炎」の治療で結果を出す「機能保存思考」

「足底腱膜炎」の治療で結果を出す「機能保存思考」

みなさんこんにちは。

北海道若手治療家コミュニティの
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

今回はタイトルの通り、

足底腱膜炎では
アーチを引き上げるべきではない

という話をしていきたいと思います。

そして
この記事を読むことによって、

初回受診日から結果を出す
診察のフロー

まで身につけていただきます。   

苦手な方はぜひご購読ください!
 
 

1.足底腱膜炎

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【足底腱膜炎】足底フィギュアエイトテープという選択

【足底腱膜炎】足底フィギュアエイトテープという選択

みなさんこんにちは。

北海道若手治療家コミュニティの
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

足底腱膜炎や
足部の疲労症状に対して花田が使う、

「足底フィギュアエイト」

という
テーピングをご紹介します。

●内側アーチサポートの弱点足底のアーチを支えるような
テープを貼りたい!

そう思った時、
我々は内側アーチを引き上げるべく、
このようなテープを貼りがちだと思います。

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【保存版】治療家が知っておくべき「ブロック注射」の知識武装

【保存版】治療家が知っておくべき「ブロック注射」の知識武装

 

みなさんこんにちは。

北海道若手治療家コミュニティの
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

今回のテーマは
「ブロック注射」です。

患者に外科受診を勧めて
ブロック注射に発展する場面や、

担当する患者が
ブロック注射を受けている
といケースもあります。

しかし我々の多くは
「ブロック注射」の知識を
持ち合わせていません。

そこで、
「治療家が知っておくべきポイント」

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【治療家辞めたい】福祉の仕事からヘッドハンティングされた話

【治療家辞めたい】福祉の仕事からヘッドハンティングされた話

みなさんこんにちは。

北海道若手治療家コミュニティの
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。

花田にも、

柔道整復師を辞めていたかもしれない
ターニングポイントがありました。

読者の中には「治療家業界」から
離れるかどうか考えている方も
いらっしゃるかもしれません。

転職の参考になればと思い、
花田の体験談を
ここに書き記させていただきます。

花田は一度、
他業種からヘッド

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