【本の記録】鈴木真弥『現代インドのカーストと不可触民』

日常生活をする上で、掃除は欠かせない。食事をすれば汚れた調理道具やお皿を洗う必要がある。服は毎日同じものを着るわけにはいかないから、洗濯をしなければいけない。床が汚れていたら掃除機をかけたり床を拭いたりして綺麗にするだろう。トイレや洗面所も使えば汚れる。汲み取り式のトイレだったら、汚物の汲み取り作業が必要だ。

今回は2015年に出版された鈴木真弥の『現代インドのカーストと不可触民 都市下層民のエ

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福祉職場の民俗学 祟り

「祟り」って怖いですかね?
わたし個人は、あることがきっかけで、あんまり怖くなくなりました。
それは、関裕二先生の本を読んだからです。関先生曰く、
「祟りとは、祟られる方にやましいことがあるから、起きているだけ」。

菅原道真は、藤原氏の陰謀により、大宰府に左遷され、非業の死を遂げ、祟り神になりましたよね。祟り神になった菅原道真は、髪の毛逆立てて、藤原一族を次々、変死させ、びびった藤原氏は、道真の

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んちゃっ!
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福祉職場の民俗学 人柱伝説

昨夜、『人柱伝説』を調べていて、初めて知ったのですが、「松江城」の石垣に、人柱の方がいらっしゃるそうで、驚き、ショックを受けました。それというのも、数年前に、島根を旅したとき、その松江城へ行ったのに、ぜんぜん知らなかったという、わたしとしたことが、なんてことをしてしまったんだ! と後悔です。

松江城は、天守閣から松江の街を見下ろせる眺めの良い場所に建っており、特段問題も感じず、わたしは、その石垣

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もしあなたが、ぶりを一本もらったら

「鰤(ぶり)の半身返し」という言葉を聞いたことがありますか?

私は石川県加賀市の出身ですが、最近初めて聞きました。先日鰤の刺身を食べていた時、同郷の友人が

「鰤といえば、叔母さんが嫁いだ時に、鰤を一本贈ったのか、貰ったのかそんなことがあったな…」

と言っており、「突然、家に鰤が一本贈られてくることがあるのか!」と思ったのでした。

その後、石川県能美市出身で加賀市在住の祖母に聞いてみると下記

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人類の破滅と、『崖の上のポニョ』。

 さて、前回の『ハウルの動く城』につづきまして、『崖の上のポニョ』(2008)です。

 さて、崖の上のポニョと言えば、「ポーニョポーニョポニョ」という歌が一人歩きして、いったい何のアニメか分からないまま、興行収入155億円を叩き出した映画ですね。

 そう、だいたいの人が言うのは、「あれは何のアニメか分からない」って言うんです。

 このテーマも、「君たちはどう生きるか」に通じています。

 と

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Danke!
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生まれながらの文化相対主義者

むつくんは、生まれながらにして文化相対主義を完璧に身につけている。これは、むつくんの好きな所のトップ3に入る。すごいよなぁ〜すごすぎる。

自文化中心主義と文化相対主義。
これは、人類学の基礎中の基礎である。

自文化中心主義とは、自分の文化や価値観が1番偉い!!!!と思っていること。
自分の文化と相手の文化を比較して、自分の方が優れていて、相手の文化は劣っている。
だから助けてあげなきゃと自文化

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わあい♡ありがとう!!!
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コロナと食べ物と新たな世界

有り難いことに就職活動が無事に終わり、
それはそれでやることがなくなった

来年になるともうあまり本も読めなくなるかもと
今馬鹿みたいに図書館で本を借りている

今読んでいる本は
辺見庸さんの『もの食う人びと』(1994年発売)

TBSの番組で嵐の櫻井翔くんが紹介(?)してたことがきっかけで
食を通して見える世界のエッセイがとても興味深い

英語だとinterestingな方の面白さなんだけど、

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励みになります!
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福祉職場の民俗学 呪い

「呪い」と聞いて、一番に思い浮かぶ物語は何でしょうか。人によって、それぞれとは思いますが、わたしは、パッと「源氏物語の六条御息所」が思い浮かびますね。

あの凄まじさは、実際体験したら、トラウマどころの話じゃないっつーか。

だけど、よくよく読み解けば。読み解けばって、瀬戸内寂聴さんや田辺聖子さんではないんですけど。わたしの場合は、大和和紀さんの「あさきゆめみし」を読み解けば、なんですけど。

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んちゃっ!
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【The Unknown Vlogs】 ファッションスナップから見える文化人類学

雑誌の力が弱まって、僕が高校時代に夢中になって読んでいたFRUiTSも休刊してしまい、スナップファッションの中心はSNSに移行している気がする昨今。国内スナップの動向では、fashionsnap.comやDROP、tokyo fashionが有名です。

若い時だけしか似合わない服もあるし、逆に大人だからこそより似合う服もあります。それがコーディネートの醍醐味。スナップに掲載されている人たちを見る

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また楽しい記事書けるように頑張ります!!
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にじさんじから考える海外進出 ーー「言語理解」と「異文化理解」は別のもの🌈

長い文章なので、お急ぎの方は★のところだけお読みください。

★前書き:一般論でわかりにくい話をします以前お約束していた記事です。今回は、にじさんじの海外戦略を考えるための手がかりとして、一般的な経営学や異文化理解に関する文献を触ってみたいと思います。

実は、Virtual YouTuberの世界を見ていて若干不安に感じていたのは、「ITによって世界の障壁は取っ払われる」という思想(フラット化)

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ありがとうございます!
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