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hyper-β土鍋で空中浮遊?! 対にした瞬間に「意味」が出現する -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(25)
クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を意味分節理論の観点から”創造的”に濫読する試みの第25回目です。 前回の記事はこちら↓です。 これまでの記事はこちら↓でまとめて読むことができます。 もちろん、これまでの記事を読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?!)いただけるようになっているのではないかと思います。 鳥たち/羽の色が多様であることの起源『神話論理1 生のものと火を通したもの』419ページから、「鳥たちの合唱」を読んでみる。このパートの主人公は「鳥」である。
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メンバー特典記事をすべて見る すべて見る人間の起源とは? -神話にみる”心”の存在分節・意識分節と、空海の『吽字義』の世界 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(14)
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区別されたものについての知能と 区別することについての智慧見えるとか、見えないとか 感覚できるとか、できないとか あるとか、ないとか そういうことを言えることを可能にしている、構造というか、アルゴリズムというか、流れというか、システムというか、なんとも言えないようなこと ”それ”を外から分節すると、もう”それ”ではなくなってしまうなにか それに惹かれながらも、この感覚世界を”それ”の象徴として生きる智慧を。 ノブタの起源 「かつて、ノブタは人間だった」 さて、クロ
有料1,550レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(7) 二項関係は四項関係であり四項関係は二重の四項関係つまり八項関係である
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(前回の記事(第六回)はこちら↓) レヴィ=ストロース氏の『神話論理I 生のものと火を通したもの』を深層意味論・意味分節理論として読む。今回は神話について”記述する”とはなにをすることかという話である。 神話、音楽、詩、絵画 神話に限らず、ある何かのことを別の何かで記述する場合、そこには八項関係が動いており、複数の八項関係だけがあり、八項関係たちの「外」はない。これが前回までの趣旨である。 * ある何かのことを、別の何かで記述する。 これは前者(ある何か)と後者(
有料1,100レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(6) 『神話論理』×空海『十住心論』 -言語の分節を多重化し、「心」の分節も多重化する
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(前回の記事(第五回)はこちら↓) 三重のコード『神話論理I 生のものと火を通したもの』の序文に次の一節がある。 前回も少し触れたが、改めてコードが三重である点に注目して読もう。 一次的コード:言語のコード=分節システム 二次的コード:神話が語ることのコード=分節システム 三次的コード:二次的コードを設定するコード(神話の分節システムを発生させている分節システム)、と仮に言い換えておこう。 一次的コードは言語のコードである。 これを「意味するもの」と「意味されるも
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記事をすべて見る すべて見る清水高志氏の『空海論/仏教論』に導かれつつレヴィ=ストロースの『神話論理』を読む -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(24)
クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を意味分節理論の観点から”創造的”に濫読する試みの第24回目です。 前回の記事はこちら↓です。 これまでの記事はこちら↓でまとめて読むことができますが、これまでの記事を続けて読まなくても、今回だけでもお楽しみ(?)いただけます。 さて今回は、クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』に入る前に、清水高志氏の新著『空海論/仏教論』を紐解いてみようと思います。 清水氏の『空海論/仏教論』は、レヴィ=ストロース氏が『神話論理』で
猿-人間-獲物-嘘-カエル-煤-毒-魚/経験的事物の対立関係を裏返して記述される存在分節の論理 -レヴィ=ストロースの『神話論理』を深層意味論で読む(23)
クロード・レヴィ=ストロース氏の『神話論理』を意味分節理論の観点から”創造的”に濫読する試みの第23回目です。前回までの記事を読まなくてもだいじょうぶ。今回だけでもお楽しみいただけます! これまでの記事はこちら↓でまとめて読むことができます。 これまで読んできた『神話論理1 生のものと火を通したもの』もいよいよクライマックス! といっても、途切れることなく『神話論理2 蜜から灰へ』と続き、読み終わるということも当分無いのでまだまだ楽しめます。 さて、前々回の「プレヤデス