jullias suzzy

調理好きで喰い意地の張った奴。近眼で老眼。腹がやや出ている。自分ではお洒落な奴だとおも…

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調理好きで喰い意地の張った奴。近眼で老眼。腹がやや出ている。自分ではお洒落な奴だとおもっている。美女とおしゃべりするのが好き。世間知らず。掃除が苦手。バカとインテリの中間で生きています。julliassuzzy.tokyo@gmail.com

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ネットの闇に咲く仇花‐謎の女(?)パコ崎ミャ子さん、(無謀にも!)フランス料理を食べに行くの巻。味蕾のマイノリティにも発言の自由を!

このエッセイは世界でただひとり、ネットに生息する某嬢(?)に向けてのみ書かれています。このエッセイの主張は〈料理を知ったかぶりででたらめに論じるのは辞めていただきたい〉、次に〈ネカマをおやりになりたいならば、せめてもっとまじめに取り組んで欲しい〉というもの。なお、文中にはフランス料理ひいては和食に関心のある人には有用な情報も多少含まれています。 いやぁ、ネット社会には人を魅了してやまない愛すべき化け物たちがいっぱいですね。まるで魅惑のサーカス小屋、バーナム・ミュージアムです

    • 大阪人のメンタリティは南インド、タミル人のそれに似ている。そして木村充揮さんの天王寺愛。

      日本語も北と南でずいぶん趣きが違いますね。各種東北弁は朴訥な印象があるし、また北陸の言葉も純朴な味わいがある。北海道弁は語尾だけが田舎っぽくて味がある。東京弁は江戸っ子弁を捨ててNHKが人工的にこしらえた言葉ゆえ、感情が乗りにくい。名古屋精神は関東と関西の折衷的な印象ながら、みゃーみゃー言って愛らしい。京都弁はイケズで、そして大阪弁は無敵である。なるほど、広島弁、博多弁もめちゃめちゃマッチョで不敵だけれど、しかし、大阪弁の「建前なんて要らんねん。本音でいかな人のハートはつかめ

      • 知性を旅に喩えよう。夜おもいだす昼の光。金色の髪の少女。

        知性ってどういうもの? 知興味深い、ただし自分はそれに対してなにも知らない対象に出会うとわくわくすること。文学界の読まれない3巨匠。なぜ、読んでない者同士は話が合うの? そしてシド・バレットが愛したジェイムス・ジョイスの詩について。 知性からほど遠い人びとは年中ChatGPTに頼って瞬時に知識を得てそれをそのまま口にして、結果、知ったかぶりがすぐばれる。そもそもChatGPTこそが「わたしはすべてを知っている」と主張する、神をも恐れぬ驚異の知ったかぶりですからね。知ったかぶ

        • ワインと言葉。あるソムリエとあるワイン・バーの十カ月。飲食業界残酷物語。

          飲食店を経営することはたいへんなこと、開店した店の半分は1年以内で閉店、延命した店のなかの半分は3年以内に潰れる。今後少しでも失敗する人が減るように、このエッセイを書くことにしました。家賃40万円ビルの屋上物件の恐怖、あるいは、ワインと言葉、というお話です。 かれは高校卒業後、ギタリストとしてスタジオミュージシャンになろうとミュージックスクールに通った。かれはジャズが、そしてそこから派生した当時フュージョンと呼ばれもした音楽が好きだった。マイルス・デイヴィスがかれのアイドル

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        ネットの闇に咲く仇花‐謎の女(?)パコ崎ミャ子さん、(無謀にも!)フランス料理を食べに行くの巻。味蕾のマイノリティにも発言の自由を!

        • 大阪人のメンタリティは南インド、タミル人のそれに似ている。そして木村充揮さんの天王寺愛。

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          ChatGPTを使ってみんなそろってあんぽんたんになる。(情報社会の逆説について。)

          なるほど、ChatGPT(自称General Purpose Technology‐おしゃべり型AI汎用技術)は、いまや仕事のできる奴に急速になりつつある。マーケティングができる。会話ができる。文章が書ける。シナリオが書ける。画像検索ができる。イラストもマンガも描ける。作曲さえもできる。今後ビジネスシーンでChatGPTはどんどん活躍の場を広げてはゆくでしょう。官僚の仕事の過半数はChatGPTに置き換えられる可能性さえある。諜報にも大活躍するでしょう。政策立案にも。また、医

          ChatGPTを使ってみんなそろってあんぽんたんになる。(情報社会の逆説について。)

          新宿ルミネ1の角で、ひとりで歌うアムステルダムの赤毛の青年、MOANZY。

          素敵なミュージシャンにおもいがけない場所で出会える幸福について。そして路上ライヴという「微妙な」事象について、肯定的な視点から。 この日ぼくは新宿東口駅前の映画館で、あるミリオンセラー・ミュージシャンの没後8年めにして作られた評伝映画を観た。ぼくの知らなかった貴重な情報も多く、かれのマルチプレイヤーとしての完璧主義のみならず、かれのロックンロールとアフロアメリカンな音楽の融合、そういう音楽性を持つに至ったかれの出自と時代的文脈、かれの郷土愛、ファンへの愛、そして優しい心も伝

          新宿ルミネ1の角で、ひとりで歌うアムステルダムの赤毛の青年、MOANZY。

          マンガ読みによるポスト・パンク? 突然ダンボール。(1980年)

          この人たちマンガ読みでしょ? マンガ読みによる堂々たるポストパンク? 生活感にあふれた歌詞。歌にメロディは一応あるものの、演奏は演奏で別個にアナーキーでアヴァンギャルドなことをやっていて。しかも意外にも演奏が巧い。また、フロントがイケメンから遠く離れていて、しかしだからといって超デブというわけでもなく、それもまた好ましい。モテなさそうだけど、男友達には不自由しない。インスタントラーメンとかコンビニ飯とかほか弁が似合う。ぼくはなぜか西武沿線のどこかの街をおもいだします。 たと

          マンガ読みによるポスト・パンク? 突然ダンボール。(1980年)

          諜報と他者理解。ゲイであること。隠れて生きる。そしてひとりの小説家がたどり着いた精神の解放について。

          サマセット・モーム(1874-1965)は世界中さまざまな土地を舞台にした、読みやすく洒落た小説をたくさん書いた。かれはゲイ寄りのバイセクシュアルであり、医師であり、語学に秀で英語、フランス語、ドイツ語を流暢に話すことができた。 モームはフランス生まれのイギリス人として、パリのイギリス大使館つきの弁護士の息子のひとりとして生まれたものの、八歳で母が死に、十歳で父が死に、モームは孤児になった。モームはイギリスの牧師の叔父に預けられたのだが、この叔父との関係はモームを苦しめたよ

          諜報と他者理解。ゲイであること。隠れて生きる。そしてひとりの小説家がたどり着いた精神の解放について。

          ミシュランを狙うような悪心を持つと、料理人人生は困難を背負う。

          引き寄せの法則について。ただし、どんなものを引き寄せてしまうかは、その人の心がけ次第です。 べつにミシュランに限ったことではなく、ゴエミヨだろうが、どしろーとによるレストランレヴューサイトで高評価を狙うことだろうが同じこと。では、なぜ、関係者はこの悪心によって人生をめんどくさいものにしてしまうでしょう? まず最初に、社会的高評価を勝ち取るには内装にやたらとカネをかけなくちゃならない。ホームページをそれらしく仕上げなくちゃならない。スタッフの制服もそれなりにして、接客も洗練

          ミシュランを狙うような悪心を持つと、料理人人生は困難を背負う。

          「退屈」「無関心」「ダルい」「どーでもいい」「アホらしい」みたいな感情を音で表現すること。‐グンジョーガクレヨン。

          ロックもまた「怒り」「悲しみ」「愛し合うよろこび」「愉快」みたいな感情は表現しやすいし世に山ほどあるけれど。しかし、「退屈」「無関心」「ダルい」「どーでもいい」「アホらしい」みたいな感情を音で表現する人たちは少ない。誰だって多かれ少なかれ日常はそんなものなのに、これはいったいどういうことかしらん? 民俗学~文化人類学では祝祭をハレと見なすことに対して、起伏を欠いた日常をケと呼びますね。リスナーにとって音楽はハレ(お祭り)に属しているでしょう。 ところがグンジョーガクレヨンは

          「退屈」「無関心」「ダルい」「どーでもいい」「アホらしい」みたいな感情を音で表現すること。‐グンジョーガクレヨン。

          Pro Toolsは録音音楽をつまらなくすることに貢献した。

          なぜ、1987年~83年あたりのポストパンク~オルタナティヴはいま聴いてもエキサイティングなのか? あるいは、2000年以降レコーディングの現場では音楽を耳で聴くのではなく、パソコンのディスプレイで、目で聴き、目で音楽を仕上げる時代になってしまったことの功罪について。 ネット上でぼくとこころよく遊んでくださる音楽プロデューサー氏は、ぼくと同世代。おたがい若かった頃はいまで言うポストパンク、当時の言い方で言えばオルタナティヴ~ニューウェイヴに夢中になって、おたがい新宿(テアト

          Pro Toolsは録音音楽をつまらなくすることに貢献した。

          酒飲み糖尿病予備軍のサヴァイヴァル・マニュアル。

          酒飲みが糖尿病予備軍状態を、(けっして薬理ベースの標準治療によらず)、野菜と魚の食事、そしてヴィタミン&ミネラルサプリで治すことについて。 ぼくは2か月に一回、綺麗でかつまた声も愛らしいお洒落な女医さんと、髪も肌も色艶のいい快活で親切な栄養指導の女性に会いにゆく。診療まえのぼくのその日の血液検査と尿検査のデータを見ながら、彼女たちはぼくにアドヴァイスをしてくれる。 ぼくは糖尿病予備軍だ。ぼくは毎日缶ビールを2~3缶開け、ワインを1日1本、あるいは2本飲む日さえある。糖尿病

          酒飲み糖尿病予備軍のサヴァイヴァル・マニュアル。

          悲劇への漸進的接近としか言いようのないラヴェルの晩年の十年が、あらかじめ悲劇を禁じて、描かれてゆく、(軽やかなワルツのように)。ジャン・エシュノーズ『ラヴェル』(関口涼子訳、みずず書房、2007年刊)

          ラヴェルの評伝小説を描くにあたって、晩年の十年だけを描くなんて、ひどいじゃないか。まるでビートルズの評伝をブライアン・エプスタインの死から書き起こすようなもの。マイルス・デイヴィスの伝記を1980年のフュージョン時代から始めるようなもの。しかもこの著者は、あろうことか入浴中のラヴェルのシーンから物語をはじめるのである。 冒頭一段落を引用しましょう。「湯船からあがりたくないときが誰だってある。大体、身体をこすった後の細かい垢と石鹸に抜け毛がからまって浮いている、ほどよい暖かさ

          悲劇への漸進的接近としか言いようのないラヴェルの晩年の十年が、あらかじめ悲劇を禁じて、描かれてゆく、(軽やかなワルツのように)。ジャン・エシュノーズ『ラヴェル』(関口涼子訳、みずず書房、2007年刊)

          上野千鶴子さんはお洒落なのに、誰もそれを指摘しないのはなぜだろう?

          それはそもそも世間にはお洒落が好きな人が実は少ないからではあるでしょう。しかし、それはけっして真の理由ではありません。上野さんは日本のフェミニズムという名の軍隊の将校(軍事指揮官)であって。喩えるならば、織田信長やナポレオン、はたまたヒトラーがお洒落であろうがなかろうがそんなことには(よほどの趣味人以外は)関心を持ちません。もっとも、実際はかれらは3人とも各人各様にお洒落です。また、〈お洒落と帝王学〉というテーマは考察に値します。しかし、本題に戻りましょう。 逆に言えば、お

          上野千鶴子さんはお洒落なのに、誰もそれを指摘しないのはなぜだろう?

          わたしからの解放。そして現実の夢化。Liberation from Myself. And the dreaming of reality.

          1960年代後半という気の狂った時代について、あいかわらずぼくは考えている。LOVE & PEACEをとなえ、みんなしてマリファナを吹かし、ためらいもなくLSDを摂取して、インスタントに禅の行者の境地を手に入れ、そうかとおもえばフリーセックスを楽しんだり楽しめなかったりして、サイケデリックロックに熱狂したあの時代。ほんの数年間のカーニヴァルだったとはいえ、あの時代におこなわれた探求は、いったいなにを残しただろう? それは〈わたしからの解放〉そして〈現実の夢化〉ではなかっただ

          わたしからの解放。そして現実の夢化。Liberation from Myself. And the dreaming of reality.

          LSD摂取による感覚変容とはどういうものか? シド・バレットに導かれて。

          人はまず五感で世界を感じ、次にその情報が脳に入って、それをもとに、舌や指や身振りを使って表現する。はやいはなしがおしゃべりしたり、絵を描いたり、音楽を演奏したりする。もしも脳になにか異変が起これば、知覚も変容し、おのずと表現もまた変化する。たとえばはげしい酔っ払いはおしゃべりのろれつがまわらなくなって、話がぐるぐるまわりになって、挙句の果てにまっすぐ歩けなくなったりするもの。なぜ、こんなことが起こるのか? その理由はアルコールが脳関門を通過して、脳機能の一部を麻痺させることに

          LSD摂取による感覚変容とはどういうものか? シド・バレットに導かれて。