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政治に対する怒りを音楽で表現してどこが悪い! 死んだケネディ大統領を名乗るカリフォルニアのバンドは1980年、カンボジアの休日を歌った。
どこの国とて政府は必ずしも国民の命を護ってはくれない。2020年以降のコロナとワクチンの時代にわれわれも学んだこと。さて、時まさにカリフォルニア州が、1960年代後半の、ロックンロールとLOVE & PEACEとマリファナのヒッピームーヴメント、意識の拡張と称してLSDでトリップをたしなみながらロックを楽しみ、ニューエイジ・サイエンス、エコロジー運動のメッカであったことを完全に過去のものにし、1980年を境に、隆盛するハリウッド映画と、半導体、軍需産業、宇宙開発先端の地シリコ
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西洋近代音楽はいかに民謡性を抑圧してきたか? そして「日本でビートルズがあんなに受けたのに、どうしてプレスリーはそれほどには受けなかったか?」
西洋近代音楽は見かけ上バッハ以降のドレミファ平均律によって抑圧されてはいるものの、しかし、その古層にはユーロ民謡~ユーロ演歌が息づいていて。たとえばリストの「カンパネルラ」や、ショパンの『マズルカ』(ポ-ランド舞曲集)、バルトークのピアノ曲、ドボルザーク、はたまた日本の学校の音楽の授業にさんざん採り入れられたスコットランド民謡・・・。それらは日本人の心をも締めつけます。 次に、大瀧詠一さんはこんなことをおっしゃっていたもの、「日本でビートルズがあんなに受けたのに、しかしなぜ