さかもっちゃん/インド体験設計士

非営利型株式会社Saniwa代表取締役CIO(最高インド責任者)。インドに14年間在住…

さかもっちゃん/インド体験設計士

非営利型株式会社Saniwa代表取締役CIO(最高インド責任者)。インドに14年間在住し現地旅行代理店を経営。コロナ後に現職へ。「人生観が変わる冒険をカジュアルに」をモットーにインド旅のパーソナルプラニング、パッケージプロデュース、サプライヤー向けインド旅行プランニングを行う。

最近の記事

もう一つの領土問題を考える ~インドリトリート体験記~

インドの方と飛行機に隣り合わせになると大概勃発するこの領土問題。 つまり肘掛け論争です。 悪気は無いのはわかるのですがインド人、特に男性は肘掛けをがっつり使われることが多い。 酷い時は肘掛けを越えてこちらの座席の領域にも侵入してきます。 さぁ、この侵犯にどう対応するのか。 第一段階 逃走これは日本人とインド人が入り乱れる機内を見ていても経験者の話を聞いていてもまず最初の対処です。 身を縮こめて耐え忍ぶです。 僕らはパーソナルスペースが広いのもあるのでしょう。 パブリ

    • 求めよ、さらば与えられん。エア・インディアの中であったとしても。

      久々のエア・インディア。 ここ数年は乗っていません。 10年前くらいはよく乗っていました。 でも、住んでいたプリー近くのブバネシュワルに国際線が飛ぶようになってからは大分ご無沙汰。 他の国際線に比べて、正直良いサービスは期待できません。 数人のインド人からも、他の航空会社があるなら他のが良いという声を聞いたことがあります。(政府からTATAが買い取ってちょっとは良くなったとのことですが) 色々求めてみる飛行機に限らず別にサービスに完璧を求めてなどいません。 でも何かしら

      • 「私はインドに縁が無い」

        2月9日の朝7時。 成田空港近くのホテルでこのnoteを書いています。 11:30初のエア・インディア、デリーに向けて出発。 非営利型株式会社Saniwaで始めて企画したインドリトリートに同行します。 今回のインドは自分の中で少しばかり趣が違います。 自分の中でっていうのがミソな気がしています。 なんたって 「インドに縁が無い」 インド旅なのですから。 インドにまみれていた半生今までどんな具合でインドと関わってきたのか。 3歳の頃から、母が古典ヨガを始める。原風景に、

        • 実に27年振り!インドへ誘ってくれた恩師との再会

          高校時代、3年間担任の先生としてお世話になった田中先生。 27年振りの再会を果たしてきました。 先日、インドカレーとチャイセット持参してきました。 いやぁ、何とも楽しい時間を過ごさせてもらいました。 田中先生からの影響だと思っていたことインドへ誘ってくれた先生。 というのが僕の中の大きなイメージ。 ことあるごとに視聴覚教室でインドのスライドを見せてくれました。 多感な高校時代です。 部屋を真っ暗闇にして、バックミュージックは喜多郎のシルクロード。 インドの写真の数々を

        もう一つの領土問題を考える ~インドリトリート体験記~

          インドでの冒険が人生観を変える!?~インド×転機vol.1~

          株式会社Saniwaでは、 「人生観を、誰でもいつでも何度でも変えられる冒険を“カジュアルに”提供すること」 を目指し、事業に取り組んでいます。 インドは自己変革のフィールドであるがハードルが高い!?私たちSaniwaは、インドをフィールドとしてスタディツアーやプライベートツアーのプランニングサービスを展開しています。そこでは多くのお客様の「人生観を大きく変える」経験に出会います。そう、インドは多くの方々がイメージされている通り「人生観を大きく変える転機になる場所」です。

          インドでの冒険が人生観を変える!?~インド×転機vol.1~

          「アカシックリーダーが読み解くインド」~府中インドの会 第12回チャイ&トーク~

          府中にあるインドのコミュニティ。府中インドの会、今年3年目。チャイ&トークという隔月のイベントを行っていて今回は第12回。アカシックリーダーをお呼びします。 ●府中インドの会とは府中市とインドに縁や興味がある人が、たまにもぞもぞと集う会。府中市市民活動センタープラッツの登録団体でもあります。 ●チャイ&トーク 府中インドの会が不定期に開催する集い。チャイ、そしてインドのスナックを片手にインドなどの「他者」についてあーだこーだと話しながら交流するのが狙いです。 ●今回の

          「アカシックリーダーが読み解くインド」~府中インドの会 第12回チャイ&トーク~

          帰ってこられるインド(タブラレッスンと家庭料理を中心に)~自分軸×インド体験記~

          Saniwaではインド旅行を、人生観が変わるような冒険をカジュアルに体験してもらうために「自分軸×インド」というプログラムを始めています。そのモニターとして参加してくれたさをりさん。 「帰ってこられるインド」というテーマと主要アクティビティとしてタブラレッスンと家庭料理講座を選ばれました。 そんなさをりさんの体験記を書いてくれています。以下、さをりさんの文章です。 ◆インド旅行に参加する前家族でオーストラリアに10か月ほど住んだ事があり、細かい感情まで言葉が通じる日本が

          帰ってこられるインド(タブラレッスンと家庭料理を中心に)~自分軸×インド体験記~

          株式会社ニイラ代表取締役 和賀未青さんと行く『インド呼吸ヨガリトリート』~「この人と行く!」インドvol.1~

          「この人と行く!」インドこれから推進していきたいインドとの繋がり方に「『この人と行く』インド」というものがある。ただインドに行く・インドの体験を深めるだけでなく、誰かと行く・誰かと共に体験するインドとの出会いのあり方。 これからこういった出会いが面白くなっていくのではないかと思うし、それは社会の変化と関係している。 インドでの旅行者を見ていて 1999年に始めてインドの地を踏み、2006年からは在住。その間、多くの旅行者を見てきた。旅行のスタイルはテクノロジーの発展に伴

          株式会社ニイラ代表取締役 和賀未青さんと行く『インド呼吸ヨガリトリート』~「この人と行く!」インドvol.1~

          「起業家にとっての死と再生」~始めたことをやめる・終わらせる・引き継ぐ~12/21(木)ソーシャルビジネスラボ交流会への思い

          明日、府中市のソーシャルビジネスラボで交流会が開催される。今回のテーマは「起業家にとっての死と再生」。僕も企画側として関わってきた。その思いを綴ってみる。 死と再生に関する名言と、その前に「起業人生でのしくじり談」に引き続き、「死と再生」の名言も漁ってみた。 「手放すことでしか、新しいものは手に入らない。」 パブロ・ピカソ(画家) 「我々はつねに、自らを変え、再生し、若返らせなければならない。さもなくば、凝り固まってしまう。」 ゲーテ(詩人/小説家) 「死は、生命最

          「起業家にとっての死と再生」~始めたことをやめる・終わらせる・引き継ぐ~12/21(木)ソーシャルビジネスラボ交流会への思い

          「起業人生におけるしくじり体験」~SBラボ特別交流会でのシンクハピネス糟谷さんのお話から~

          失敗やしくじりにまつわる名言の数々失敗や挫折という所謂しくじりの大切さを説いてくれる著名人・偉人はたくさんいる。検索すると山ほど出てくる。 例えば、 「大失敗を恐れぬ者だけが大成功を手にできるのである」 ロバート・ケネディ(アメリカの政治家) 「成功とは意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである」 ウィンストン・チャーチル(イギリスの元首相) 「成功で私を判断しないでほしい。失敗から何度はい上がったかで判断してほしい」 ネルソン・マンデラ(南アフリカ史上初の黒人

          「起業人生におけるしくじり体験」~SBラボ特別交流会でのシンクハピネス糟谷さんのお話から~

          「インドには行ける者と行けない者がいる」三島由紀夫・横尾忠則から始めてみよう。

          前回、『「インドに行くと人生観が変わる」から生まれる問い10選』を書いた。 その後、調べて見るも「インドに行くと人生観が変わる」という噂の出所はわからない。出所だけでなく、この噂に関して書いてみたいことは多々ある。実際の体験談やその再現性のお話、その噂から見える日本とインドの関係性などなど。 同時に起源を知りたいという気持ちもある。 インド在住の話をすると居酒屋でインドにはあまり興味のなさそうなオジサンにまで「インドに行くと人生観が変わるって本当か?」とちょっとまじで聞

          「インドには行ける者と行けない者がいる」三島由紀夫・横尾忠則から始めてみよう。

          「インドに行くと人生観が変わる」から生まれる問い10選

          前回、こんなタイトルで記事を書いた。「インド在住」がよく聞かれる3つのこと 3つの質問とは端的にいうと、 ①インドはいつもカレー食べてる? ②インドに行くと好きか嫌いか真っ二つに分かれるって本当? ③インドに行くと人生観が変わるってマジ? この3つ。 どれも一言で答えるのは難しい。中でも答え方が難しいのは③の「インドに行くと人生観が変わるってマジ?」になる。問いが問いを呼んじゃうんだ、これが。 今回はなぜその問いが難しいのか。どんな問いが浮かぶのかをまとめてみた。

          「インドに行くと人生観が変わる」から生まれる問い10選

          「インド在住」がよく聞かれる3つのこと

          インド在住というと聞かれること。学生時代からちょくちょくインドには色んな形で訪れてきた。バックパッカー、ボランティア、フィールドワークなど。大学卒業後、少しだけ営業の仕事をした後インドへ移住。コロナまで14年ほど住んでいた。 色んな場で初めましての挨拶でそんなことを話す。そして「インドに住んでいる」もしくは「住んでいた」というとよく聞かれる質問がある。質問する人の興味・関心によって内容はもちろん色々だが、質問に傾向はある。 治安について、食事について、カースト制度について

          「インド在住」がよく聞かれる3つのこと

          死生観リトリート直前ライブアーカイブ映像付 「だーさん『死の光』ってどういうことですか?」

          だーさん府中へ非営利型株式会社Saniwaの顧問も務めて下さっているだーさんこと、島田啓介さんが府中に来て下さった。 ちなみにバナー写真はガネーシャの像を飾っている多磨駅近くの一軒家の前。府中インドの会も推進している身としては勇気を持ってピンポン推してみました。結果、留守でホッとしたのですがw だーさんに府中に来てもらったと言うことで急遽トークライブしてもらいました。 「Living in the light of Death」翻訳中だーさんは現在こちらの本を翻訳中。

          死生観リトリート直前ライブアーカイブ映像付 「だーさん『死の光』ってどういうことですか?」

          5.14 早川千晶さん登壇「死に向き合う 生を見つめる」開催報告

          はじめに府中インドの会、スピンオフ企画で早川千晶さんをお招きした時間。場の動きっていうのもをこれでもかと感じる時間でした。まずは千晶さんのリードがとてつもないパワー。もちろんお話しされているときの熱量も凄い。ㅤ 今回、参加された皆様がそれぞれの「死に向き合う 生を見つめる」を持って帰ってもらうというテーマを持っていました。 そこで、臨死体験されたほの香ちゃんと僕もお話をさせてもらうことになりました。 できたら参加された皆様が 「アフリカには凄いところがある。」 「早川

          5.14 早川千晶さん登壇「死に向き合う 生を見つめる」開催報告

          7月からのリトリートへの意気込み語ります。先行申し込み受け付けも開始!

          はじめに死と向き合うこと= 自分の全リソースを社会・世界のためにと、生き切るスイッチをオンすること プレトライアル・トライアル6回、その前進となる10回以上の死生観の対話会を経て上記を可能性を確信しました。 7月1日開始、8月1日開始、9月1日開始で 「起業家・経営者に向けた1month死生観リトリート ~生き切る、を共に~」開催していきます。 死と向き合うことで得られるものは数多い。 例えば、 などなど。 とはいえ、一人で死と向き合う、向き合い続けるのはそう簡単

          7月からのリトリートへの意気込み語ります。先行申し込み受け付けも開始!