中村之菊

農魂党。文武農道。農学。'沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党'で第2…

中村之菊

農魂党。文武農道。農学。'沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党'で第26回参議院選挙に挑みました。※以前までの「花瑛農園」の関連記事はマガジンにまとめました。

マガジン

  • 弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産

  • 農魂-将来と測らんと擬する-

    花瑛農園-コロナによる困窮学生支援と農業体験-と題して、約120日という期間に21回の学生支援と農業体験を開催した。総勢78名のアルバイト学生と共に、土をいじり種をまき苗を植え替え間引きをして野菜が育つ手伝いを行ないながら、自然の中で多くのことを学ぶことが出来た。食卓に届くまでのトレーサビリティーを公表し、記録として綴っただけでは面白くないだろうと思い、少しばかり農本主義者の言葉を拝借しつつ、自身の思想も交えて考察した記事をまとめました。

最近の記事

【appeals'24】へのお誘い

 久しぶりにnoteを更新することに。というのも、どうしてもご協力いただきたいことがあって、FBに投稿したものを少し加筆して転載する。つまり、お願いごとがあって投稿するのだが、しかし、このまま沖縄の状況を変えられないままの「本土」は本当にそれで満足なのだろうかという思いに至るという感情も後押ししている。わたし自身はいわゆる社会運動に加わってすでに26年が経ち、何も、本当に1ミリも変わっていない現状をまの当たりにしてもがいている。さて、みなさんはどうか。署名運動やスタンディング

    • 米軍廃棄物パネル展全国ツアーのお知らせ

      ※最新情報は「米軍廃棄物パネル展」のnoteでお知らせしております。 https://note.com/us_haikibutsu/n/n07ec7adf8a3c  沖縄島の北部訓練場返還地で、宮城秋乃氏の調査にお邪魔させていただきながら、さまざまな米軍廃棄物を見てきました。これまで投稿をしながら周知してきたつもりですが、'本土'では報道もほとんどなく、人目に触れる機会もほとんどありませんので、知る人も少ないと感じています。そもそもですが、この米軍廃棄物は日米地位協定という

      • 公務執行妨害Tシャツ再販決定(3度目)のお知らせ

        宮城秋乃公務執行妨害Tシャツの再販を開始しました! また枚数に限りがあるのは変わりありません。 2回目の販売では一瞬で無くなりましたので、お知らせが出来ませんでした。 1枚5000円で宮城秋乃氏へのカンパ付きです。 送料は別途185円です。 現在の在庫は Sサイズ4枚 Mサイズ6枚 Lサイズ4枚 LLサイズ4枚 ※LサイズとLLサイズはすぐに発送できますが、SサイズとMサイズは10月発送になります。 ご入用の方はサイズと枚数をお知らせくださいね。

        • クラウドファンディングへのご参加をありがとうございました

          【クラウドファンディング集計】 2月28日に締め切りましたクラウドファンディングの集計(現時点)が終わりました。以下の通りになります。たくさんのご参加をありがとうございました。 購入金額合計1,538,400円 以下、支出 クレジット払い手数料39,790円 送料合計28350円 リターン品合計144,000円 経費(梱包資材)2,224円 クラウドファンディング純利益1,324,036円 ※現時点で示した理由は、落花生とお野菜の発送が10月頃となるため、それ以外の

        【appeals'24】へのお誘い

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        • 弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産
          3本
        • 農魂-将来と測らんと擬する-
          23本

        記事

          水陸機動団の在沖米軍施設への配備についての検討・協議等に関する文書の不開示決定(存否応答拒否)に関する件

           2021年1月25日、共同通信および沖縄地元紙により、陸上自衛隊幕僚長と在日米海兵隊司令官とのあいだで、埋立工事がすすめられる辺野古新基地(キャンプ・シュワブ)に陸上自衛隊の水陸機動団を常駐配備し、米軍と共同使用する合意がなされていたとの報道がありました。  これをうけて防衛大臣に対し、シュワブへの水陸機動団の常駐配備や米軍との共同使用に関し、防衛省内部部局や陸上自衛隊が保有する全ての行政文書を開示するよう請求しました。(同年1月25日)  辺野古新基地建設が完成すれば、

          水陸機動団の在沖米軍施設への配備についての検討・協議等に関する文書の不開示決定(存否応答拒否)に関する件

          沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党メンバー募集

           先日、「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党のメンバー募集」を開始しました。 メンバーを集うために規約の改正をして、千葉選管を通して総務省へ変更届を提出しました。 膨大な作業を共同代表の3人で手分けをしながら進める中で、アッというまに11月を迎えてしまいました。  9月11日に出版した著書'抵抗-国家という暴力との闘い-'は、おかげさまで販売数900冊を超えました。本が売れない時代にこれだけ多くの方のお手元に届いたということは、宮城秋乃氏の抵抗の在り方や、やんばるの実録に関心

          沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党メンバー募集

          本当にこのままで、状況は変えられるのだろうか

          (画像は沖縄県南城市大里城跡から見た朝陽 令和2年3月16日) 「沖縄差別を解消するために沖縄の米軍基地を大阪に引き取る行動」(引き取る・大阪)の松本亜季氏は、引き取り運動に舵を切った理由をこう話す。  この言葉に同感する者の1人として、松本氏のいう'限界'についてわたしなりに考えてみた。  基地に反対と叫ぶことは、わたしの場合、実に考えてみれば容易いことだった。声をあげ、どうしたら基地がここから無くなるのかを考えれば良かった'だけ'のこと。勿論真剣にではあるが、しかし

          本当にこのままで、状況は変えられるのだろうか

          公式サイトのご案内

          公式サイトを公開致します。 https://returnbase.jp/「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る」公式サイト クラウドファンディング形式で物品や夏野菜、その他やんばるクリーン活動権などを販売しています。 また只今、「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る」の趣旨にご賛同頂ける団体・個人を募集しております。 ご賛同いただける場合には、https://returnbase.jp/info/ページ下部のメールフォームに、お名前とメールアドレスのご記入、その他を選んでいただき、

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          負の連鎖をやめよう

          もしかしてみなさんが忘れているのではないかと思い、この記事を'忘れた頃にやってくる'形式で投稿します。 添付した記事は昨年9月のものです。 'ウクライナはミャンマーにおける残虐な犯罪を可能にし、そこから利益を得ている。国際法を無視する行為だ'と、記事中に紹介されていて、こう訴えているのはミャンマーの中でも大きな組織であるJFM(人権団体ジャスティス・フォー・ミャンマー)だ。 つまり、どういうことかというと、ウクライナは市民弾圧をしているミャンマー軍に軍事物資を売っていま

          負の連鎖をやめよう

          防衛省へ要請書提出 回答と質疑・再要請

           一昨年の12月、沖縄県北部の米軍演習場である北部訓練場の返還地で米軍が投棄したとみられる放射性廃棄物が発見され、テレビや新聞などで大きく報道されました。  放射性廃棄物の投棄自体問題ですが、この放射性廃棄物が現在まで撤去処理されていない現状も大変由々しいものがあります。令和4年1月13日、農魂党はこの放射性廃棄物のことも含め返還地に投棄されている大量の米軍廃棄物について、また米軍基地からのPFAS汚水放出についても、米軍に撤去・処理の協力をさせるよう日米地位協定の改定を求め

          防衛省へ要請書提出 回答と質疑・再要請

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(下)

          自然遺産から危機遺産へ  IUCNは7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の世界自然遺産への登録を正式に決定と発表した。この発表を受けて、「多くの人に注目され経済発展の兆しが見えた」あるいは「地元にたくさんの観光客が訪れる機会を得た」といった観点から、歓声をあげ喜ばれた方々にさらなる朗報です。令和2(2020)年の時点で、世界遺産は世界中に1121件と言われています。世界自然遺産はそのうちの213件ですが、あなたはそのうちの何件に興味を持ち、

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(下)

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(中)

          世界遺産に隠蔽と虚偽で挑む  (上)では、沖縄島北部の現状と、世界自然遺産登録に向けての審査項目をクリアしているのか否かをIUCNの審査と日本政府の対応を通して、現時点では世界自然遺産登録にそぐわない状況であることを述べた。そぐわないというよりは、「ユネスコに大金を払っているのだから登録しろ」と言わんばかりの対応と、杜撰なそして適当な虚辞を並べて登録に推薦している。これは、世界遺産そのものを貶める行為であり由々しきことではないだろうか。  正式名称をジャングル戦闘訓練セン

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(中)

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(上)

          世界自然遺産登録へ「待った」  令和3(2021)年5月10日に、国際自然保護連合(以下、IUCN)は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界遺産一覧表への記載が「適当」と勧告したと報道発表がなされた。現在は勧告を受けた状態であり、登録はされていない状態であるが、前代未聞の事態が起きない限りは、7月には正式に世界自然遺産に登録となる。つまりIUCNから「世界遺産一覧表への記載が適当」という勧告を受けた場合には、そのまま登録に至るという経緯が妥当な予測判断だとは思うが、

          弾薬の生える森-やんばるの米軍廃棄物と世界自然遺産(上)

          90日が終わり90日が始まる

          10月19日11時から14時の参加者と、冬支度を開始しました。白菜・ニラ・人参・ネギとくれば、もう大根しかないっしょー!ということで冬の鍋がたらふく食べれるように、大根の土作り(牛糞と有機石灰である卵を粉末にしたものを混ぜる)をして種まき、更にマルチをかけて、稲刈り後のワラをかけました。 ワラはちょっと詰め込みすぎでしたので、この後みんなで修正しました。 にぎやかな90日農業(実際には120日ほど)が最終日であるため、こころなしかわたしもカエルもホッとしている。 小松菜

          90日が終わり90日が始まる

          自治は生存の権威なり

          10月11日11時から14時の参加者と、落花生の収穫を行ないました。土から掘り出す人、根から房をもぎ取る人、カエルを追いかける人、それぞれの役割をこなせたかと思います。 とりあえず雨に降られずに済んだことで、無事に収穫を終えることが出来ました。 生きものを見つけると収穫どころではなくなるあたりがとても良い光景でした。 農本主義者の権藤成卿氏が「皇民自治本義(冨山房)」の中で「社稷を宗とする、我家学の一斑」としたことは大変有名ですが、氏が設立した自治学会での宣言にも注目し

          自治は生存の権威なり

          国土有って而る後に人民有り

          10月2日11時から14時の参加者と、秋~冬野菜畑作りの作業を行ないました。主には前回作った土面の仕上げと畝作り。それから白菜の苗植えです。久々に暑い。 かなり良い感じの土になったので、年末年始の鍋は期待できそうです。植え付けの感覚的には、次回に間引きが必要と感じるかも知れませんが、この白菜はみなさんが想像するスーパーの白菜の半分ぐらいの大きさにしか育たない白菜でとても甘みがありそれでいてシャキっとした歯ごたえのあるミニ白菜です。 このトマトは、前回の学生たちとの農作業を

          国土有って而る後に人民有り