君が代の安けかりせばかねてより身は花守となりけむものを
タイトルは幕末の志士で勤皇歌人である平野國臣氏の和歌ですが、「今の世が平和だったら花守となって暮らしていたものを」という意味。
まさに武士というものは百姓だったことを証明しています。百姓が一揆を起こすことも、常に国事や時の政治に翻弄された名もなき志士達が社稷(地方の農民や市民)を守るために始めたこと。しかし、もとは百姓でも武士はなにがしかを為すためにその時々で判断をくださなければならないことも多い。そんなことよりも本当は百姓でいたいという意味なのではないかと思う。
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