kyotoK

京都生まれ。バイリンガルクリエーター。海外活動で人との関わり、その化学反応のおもしろさ…

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京都生まれ。バイリンガルクリエーター。海外活動で人との関わり、その化学反応のおもしろさを発見。自らのレーゾン‐デートル《存在理由》となった。長く離れた京都に戻ったわたしは「京都の異邦人」。これからわたしの京都発見の旅がはじまる。

マガジン

  • 美しいフォルム、建築技術を結集させたタワーコレクション

    日本各地にその地を代表するランドマークのタワー。古くはバビロンの塔やお城の天守閣に代表される美しい建造物は、現代はタワーとして存在している。ピサの斜塔、ブルジュ・ハリファ、CNタワー、東京スカイツリー、ペトロナス・ツインタワー、シドニータワー、スペースニードルなど、美しい姿のタワーをご紹介したい。

  • テクノロジー

    いろいろな地域から伝えられた技術がある。また、奈良で生まれ、京都で育ち、大阪や東京を中心として世界に広がったさまざまなテクノロジーもある。日本のコミュニティから世界のコミュニティへ、また各国のコミュニティのテクノロジーが日本へ、全国の町へ、そして大阪や奈良、京都で花開く。技術は人が作るもの。人の数だけある古くて新しいテクノロジーの物語をお届けします。

  • global scene

    global sceneは、秀逸なクリエーター作品を共有するマガジン。普段と違う顔、今まで聞こえなかった音、接近してみて気づいたことなどのコレクションです。こういう世界の共有、相互理解を経て、ゆるくつなぐコミュニティをめざします。

  • ちゃぴとわたしの5 years in TOKYO

    生きているといろいろなことがある。いいときは一緒に喜び、そうでないときは心に寄り添ってくれた猫ちゃんやその他の生物たち。猫にもほかの動物にも一緒に接してみると学ぶことが多い。わたしたちと同様、複雑な生態と文化のメカニズムで生き残ってきた。人よりも人っぽく、だまってみつめてくれた。それがわたしたちの生命力、エナジーだと体感している。

  • coco kyoto magazine

    京都(関西)のキッチュな出会い、子供のころの風情、かつての京都の街角に存在した風物詩、流れるような京風の中、走り回った時代。OLD/NEWな京都を多くのみなさんと共有し、コミュニティとして国内外につながっていく。素敵ですよね。

最近の記事

京うつくし図鑑-6 増刊号      [京都タワー・たわわちゃん]

ニデック京都タワーのゆるきゃら、大人気のたわわちゃん。京都タワー開業40周年にできたキャラクターだった。その当時は名前もなく、関係者にに無料で渡していた。ところが口コミでだんだんキャラクターの評判が広まった。そこで名前を公募し、「たわわ」が採用された。このような経緯を経て、2004年12月から正式にキャラクターとしてたわわちゃんがデビューし、活動を開始したのである。 たわわちゃんがいなくなる前に、たわわちゃんを感じよう! 悲しいニュースが発表された。2014年から京都タワ

    • 出汁の風味が独創的、京風うどん三昧

      うどんは全国どこでもいただくことができる暮らしに欠かせない食材だ。しかしその歴史や伝統には諸説あり、長い間わたしたちの食生活を支えてきた。そこでこの記事では、いつもお世話になっている「うどん」について考えるてみる機会にしたいと思う。まずは、うどんの由来についてご案内させていただきたい。 歴史と伝統、伝説もいろいろの「うどん」って何だろう? うどんの歴史は、とても長くて興味深いらしい。まず、平安時代に遡ると、遣唐使として中国に渡った空海が四国にうどんを伝えたという伝説があり

      • 60年前、新潟地震の復興支援はあのデューク・エリントンからはじまった。

        日本も世界も年中災害のニュースが報道されている。そこには人の営みがあり、代々住んできた人たちの暮らしに根差した伝統文化が土中の植物のように根を張り、生活基盤となっていた。そういうものを瞬時に奪う。それが災害だ。近頃では詳細な情報が報道され、まるでその地にいるように共感できる。今も生々しく映像が脳裏に残る、911の現場や311の惨状…。しかし、そんな情報がなくても、災害の実態を感じ、復興支援に尽力した人物がいた。歴史に残るレジェンド、ジャズの歴史を刻んだデューク・エリントン、そ

        • 京うつくし図鑑‐7【日向大神宮:京のお伊勢さん】は京のパワースポット

          京都の蹴上にある「日向大神宮(ひむかいだいじんぐう」は京のお伊勢さんと呼ばれ、境内には伊勢神宮さながらの立派な内宮・外宮がある。日御山(神明山)の山頂には「伊勢神宮遥拝所」があり、三重の伊勢神宮に向かって手を合わせれば、伊勢参りと同じご利益があるとされている。 境内には、巨石をくり抜いて作られた、厄除け・開運の強力なパワースポット、「天の岩戸」がある。また、縁結びのご利益がある「福土神社」には、願いを書いた祈願土器(かわらけ)がたくさん奉納されている。 境内にある「天の岩

        京うつくし図鑑-6 増刊号      [京都タワー・たわわちゃん]

        • 出汁の風味が独創的、京風うどん三昧

        • 60年前、新潟地震の復興支援はあのデューク・エリントンからはじまった。

        • 京うつくし図鑑‐7【日向大神宮:京のお伊勢さん】は京のパワースポット

        マガジン

        • 美しいフォルム、建築技術を結集させたタワーコレクション
          20本
        • テクノロジー
          15本
        • global scene
          12本
        • ちゃぴとわたしの5 years in TOKYO
          10本
        • coco kyoto magazine
          22本
        • わたしたちのnoteの街、最高のコミュニティへ、ようこそ
          17本

        記事

          コンパッソ寺町、僕は大好きな商店街の一つ。羅針盤と同い年…安土桃山時代から受け継がれし400年の歴史。日本人は400年後のいまも切磋琢磨しながら強く生きていますと「京都を愛する健太郎さん」。この記事に感動し、共存共栄しながら強く生きるコンパッソ寺町の投稿をご紹介させていただいた。

          コンパッソ寺町、僕は大好きな商店街の一つ。羅針盤と同い年…安土桃山時代から受け継がれし400年の歴史。日本人は400年後のいまも切磋琢磨しながら強く生きていますと「京都を愛する健太郎さん」。この記事に感動し、共存共栄しながら強く生きるコンパッソ寺町の投稿をご紹介させていただいた。

          ❁⃘*.゚まゆみん.* ❁⃘*.゚@marumaru11751先人が描いた祇園祭https://x.com/marumaru11751/status/1807670113015132618 琳派のような豪華絢爛な祇園祭の情景。昔の祇園祭では、鎧兜の武者が山車の前を歩く様子が興味深い。山車では楽師がコンチキチンのお囃子を奏で、お稚児さんの姿も。

          ❁⃘*.゚まゆみん.* ❁⃘*.゚@marumaru11751先人が描いた祇園祭https://x.com/marumaru11751/status/1807670113015132618 琳派のような豪華絢爛な祇園祭の情景。昔の祇園祭では、鎧兜の武者が山車の前を歩く様子が興味深い。山車では楽師がコンチキチンのお囃子を奏で、お稚児さんの姿も。

          長楽館 スタッフのつぶやき@chourakustaff をご紹介。2024.7.2~今朝の最低気温23° 天候:雨☔~【今日の長楽館】今年の夏、6年ぶりに非公開の間『御成の間』を特別公開いたします🙌公開日カレンダーがございますので詳しくは“京の夏の旅”をご検索ください

          長楽館 スタッフのつぶやき@chourakustaff をご紹介。2024.7.2~今朝の最低気温23° 天候:雨☔~【今日の長楽館】今年の夏、6年ぶりに非公開の間『御成の間』を特別公開いたします🙌公開日カレンダーがございますので詳しくは“京の夏の旅”をご検索ください

          旧三井家下鴨別邸【公式】 ~7月前半の季節の生菓子は「玉清水(たましみず)」をご用意しております。お庭を眺めながら喫茶をお楽しみいただけます🍵~とツィートのあった旧三井家下鴨別邸のこの時期限定の逸品。選りすぐりの生菓子。京都においでの節には、谷崎潤一郎氏の愛した下鴨で、ぜひ…。

          旧三井家下鴨別邸【公式】 ~7月前半の季節の生菓子は「玉清水(たましみず)」をご用意しております。お庭を眺めながら喫茶をお楽しみいただけます🍵~とツィートのあった旧三井家下鴨別邸のこの時期限定の逸品。選りすぐりの生菓子。京都においでの節には、谷崎潤一郎氏の愛した下鴨で、ぜひ…。

          雨にうたわれた文学、映画と音楽

          文学や音楽、そして映画には《雨》は最高の舞台装置であり、場面転換のファクターとして数えきれない作品に登場する。前編でご紹介したように雨の情景は日本文化と深く結びついている。視点を広げて世界をみまわすと、やはり雨は文学、音楽や映画の装置としていろいろな役割を果たしている。とても全部はご紹介できないが、筆者が気になるそれぞれの分野の《雨》がキーファクターになっている作品をご一緒に楽しんでみたいと思う。 激しい南国の雨季…雨が舞台装置の重要な役割を果たす サマセット・モーム「雨」

          雨にうたわれた文学、映画と音楽

          Brett Austin氏が運営するマガジン、「特に興味深い Notes.com」に追加いただきました。『他の著者が書いた記事は、私を魅了し、興味をそそり、作家として成長するのを助けてくれます。彼らの頑張りに心から感謝します』のコンセプトのコレクションです。ありがとうございます。

          Brett Austin氏が運営するマガジン、「特に興味深い Notes.com」に追加いただきました。『他の著者が書いた記事は、私を魅了し、興味をそそり、作家として成長するのを助けてくれます。彼らの頑張りに心から感謝します』のコンセプトのコレクションです。ありがとうございます。

          雨にうたわれた日本文化の情景

          梅雨は蒸し暑い。どんよりとした空が気持ちを暗くする、などと思いがちだ。けれど日本では1年を通じてよく雨が降る。わたしたちのご先祖さんは自然を見ながら生きてきた。雨を観察し、いろいろな種類に分類し、季語などの雨の文化が定着した。俳句の季語にも使われる雨。近頃は俳句が国際化し、各国の文化で季語も多様化しているに違いない。それにともない、外国の優秀な日本文化研究者や愛好家は、舞台芸術、俳句や浮世絵にも登場する雨の文化を深く敬愛する人も少なくない。雨の種類を表現する日本語もいろいろと

          雨にうたわれた日本文化の情景

          京うつくし図鑑‐6 [京都タワー秘話]

          みんな大好き、ニデック京都タワーの歴史と伝統 1953年頃、この地に京都タワーが建つ以前は、京都中央郵便局が存在していた。その年に郵便局の移転が決定し、その後、この京都の玄関口に産業・文化・観光の一大センターを確立する目的で、「株式会社京都産業観光センター」が設立された。 1964年、東海道新幹線が開通。また同年は東京オリンピックが開催された年にもあたる。その年の12月25日にタワービルが完成し、3日後の12月28日にタワー展望室がオープンした。タワー完成は大変評判となり

          京うつくし図鑑‐6 [京都タワー秘話]

          母から学んだ、りんごの物語

          わたしの実家では、食後はりんごのデザートを食べる習慣だった。青森に嫁いだ母の親友が毎年大きな箱でりんごを送ってくれたから、りんごは身近な果物だった。母は栄養士の資格があり、定期的に料理講習に参加していた。実践派の母は、新しいレシピはひとまずわが家で実験的に試す。肉料理、魚料理、そしてりんごのデザートもあった。何度か練習を繰り返し、母は豚肉料理の添え物にりんごのコンポートや、食後にデザートの焼きりんごを作ってくれた。よく遊びにきていた従弟(記事「神隠し?神社でいなくなった少年」

          母から学んだ、りんごの物語

          "Ninja Hattori Kun: The Chapter of Ninja Training │ All 16 Levels Cleared │ Famicom"

          "Hattori-kun is so cute! Cute❤ Cute❤ 🐬 If you were a ninja, what techniques would you like to use? There was a ninja school in Tabata, Kita Ward, where I used to live. 8 images." Weapons Used by Ninjas There were various types such as dagg

          "Ninja Hattori Kun: The Chapter of Ninja Training │ All 16 Levels Cleared │ Famicom"

          スポーツの守護神、京都市上京区堀川今出川の白峯神宮。「蹴鞠の碑」をなでると球技上達のご利益があると信仰を集め、キャプテン翼の作者、高橋陽一先生のサイン入りサッカーボール(W杯南アフリカ大会の試合球)を奉納。現役のスポーツ選手も、パリ五輪の日本代表選手も参拝されているそうだ。

          スポーツの守護神、京都市上京区堀川今出川の白峯神宮。「蹴鞠の碑」をなでると球技上達のご利益があると信仰を集め、キャプテン翼の作者、高橋陽一先生のサイン入りサッカーボール(W杯南アフリカ大会の試合球)を奉納。現役のスポーツ選手も、パリ五輪の日本代表選手も参拝されているそうだ。

          シンガポールの週末、肉骨茶は合言葉

          シンガポールエアラインの機体がチャンギ空港に静かに着陸した。窓の外は赤道直下のシンガポール特有の景色、ゆらゆらと遠くに見える道路や車が躍って見える"カゲロウ”。これを見ると、あ~あ、戻って来たなと安堵する。叔父は日本を代表する会社のシンガポール支社の経営者で、わたしはこの会社で仕事をしている。に餅をピックアップし、外に出るとシンガポール人の仕事仲間、ボビーの姿が目に飛び込んできた。「ボビー、ありがとう。いつもご苦労さん」「日本の仕事は順調?」「いつも通り、忙しいだけ。わたしは

          シンガポールの週末、肉骨茶は合言葉