京都(関西)のキッチュな出会い、子供のころの風情、かつての京都の街角に存在した風物詩、流れるような京風の中、走り回った時代。OLD/NEWな京都を多くのみなさんと共有し、コミュニ…
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神隠し?神社でいなくなった少年
子供の頃、唐橋西寺公園の北にある鎌達稲荷神社の前に、たこ焼きの屋台がきていた。小さな手に小遣いを握りしめて、たこ焼きの屋台へ。そのあとはその神社を探検するのが子供時代の日課だった。鳥居をぬけると、参道の左右に家屋、その先は薄暗く、こけむした灯篭や二対の狛犬を左右にみて、恐る恐る足を一歩ずつ先にすすめる。まだ午後2時だというのにどんより薄暗い。こんもりと盛り上がった小山に摂社ほこらが並んでいた。子供
もっとみる794年に桓武天皇が遷都した際、東寺と西寺は平安京の守護寺として重要な役割を果たしたという。戦火や自然災害により、西寺の建物は失われたが、9世紀の廊下跡が出土した。先日、この界隈を散策して可愛い西寺のマンホールを見つけた。東寺に限らず、西寺も注目してほしい。いつか再建するために…
「33年に1度の秘仏公開へ 聖徳太子作の薬師如来像 病気平癒の御利益も/兵庫・丹波市」というタイトルの記事が掲載された。この薬師如来像は、飛鳥時代の皇族、聖徳太子が作ったものと伝わっている。~この記事をみて、あらためて関西地方はいわれるように、伝統文化の坩堝だと再認識しました~
6月6日(木)に発表された『祇園祭』山鉾巡行の長刀鉾に乗る「稚児」と補佐役の「禿(かむろ)」。今年の稚児は西川雅基君(11才)、禿は小川門土君(7才)西淵一登君(8才)が務める。雅基君は「長刀鉾のお稚児さんとしてしっかり気を引き締めて頑張ります」と抱負を述べた。
日本三大祭りの1つ、祇園祭りに先駆けて「祇園祭-山鉾巡行の歴史と文化」と題する展覧会が2024年6月5日 から京都文化博物館の2階総合展示室で開催されている。平安時代初期に、疫神の退散を願った祭儀に由来する祇園祭。室町時代に今のような山鉾の姿となり、その伝統を今に伝えている。