#エッセイ
私は、冬の北陸を愛してる。#未来に残したい風景
あけましておめでとうございます。
今年は2年ぶりに、北陸で正月を迎えました。
いま住んでいるのは宮崎県。
雪とは無縁の、カーンと晴れたひなたの国。
北陸で生まれながら、宮崎で育った5歳の娘は、雪をほとんど見たことがない。
「えるさのくに、いくの?」
娘にとって、雪国は「アナと雪の女王」に出てくるようなファンタジーランドらしい。
「そうだね。雪と氷の国だね」
私は、生まれも育ちも富山県
愛は、循環する。【#たすけてくれてありがとう】の裏側
先日、「#たすけてくれてありがとう」のnote企画にエッセイを投稿した。
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これは息子が0歳のときなので、今や6年以上前の話になる。
「たすけてくれてありがとう」という言葉を聞いたとき、真っ先に浮かんだエピソードだ。
このときのご婦人は元気でいらっしゃるだろうか。顔もおぼろげだし傘も返せていないけれど、お元気だといいなぁ。
この話に限らず、子供を産んでからというもの、見ず知らずの
【エッセイ】あの日、私と京都は。その1/晴れた日の午後、『活きた時間』を語る教授。
最近、1日があっという間だ。
朝ご飯と弁当つくって、息子を送り出して娘送って、仕事して仕事してそれから仕事して、娘迎えに行って息子の宿題見て、夕飯つくってお風呂入って寝かしつけ。起きれたら早朝か夜中に仕事を少々。
気づけば「えっ、もう夕飯?」だし、何なら毎週「あれ?もうサザエさん?」を繰り返している。
そのうち「ん、もう年末?」になるのは目に見えている。
別に、この速度感自体は嫌じゃないのだ
もうすぐ父の日。5歳息子の意外な願い。「あのね。ぼくは、ぱぱと・・・」
もうすぐ父の日がやってきます。
父の日といえば、数年前、息子が5歳頃だったときのことを思い出します。
「父の日、何しようか?」
「ちちのひ? ちちのひって、なんにち?」
「次の日曜日だね」
「あ! そのひは、ようちえんの、さんかんびだよ」
!
そうか。幼稚園の参観日か。
確か、前の年もそうだった。
日曜参観なのもあり、お父さんやお母さん、場合によってはおじいちゃん・おばあちゃんまで
日々の宝物は忘れてもいい。きっと、ずっと、なくならないから。
3歳の娘は、歩くのが好きだ。
「今日は自転車だよ。乗らない?」
幼稚園の迎えは、雨の日以外は自転車で行く。
こちらとしては乗ってくれた方が早く帰れるのにな、もうすぐお兄ちゃんが帰ってくるから鍵開けに帰らないといけないのにな、などと思ったりするのだが、彼女は決まって、ぷるりと首を振る。
「のあない(のらない)。あうくの(あるくの)」
幼稚園のリュックや体操服が入った手提げなんかも「かごに入れ
私よ。葛藤せよ、人と。ーー半エッセイ・半小説:note企画「社会人1年目の私へ」
「あんたが、つくるんか?」
10年前。
この世に生まれ落ちて、23年目の秋。
「なら、ええのつくってほしいねん」
私は人生で初めて、「人」と葛藤していた。
***
「葛藤? そんなの、中高生ぐらいから山ほど経験してるよ」って人は、きっとこの世にゴロゴロいるんだろう。
でも私は、あんまり葛藤してこなかった。あんまり、いやかなり、いや結構、いや、実は全然。
なぜか。
それには、私の性格が大