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#63 深淵を覗く者達へ ~ 老々介護の果てに。「外伝」~

#63 深淵を覗く者達へ ~ 老々介護の果てに。「外伝」~

2年前の今日、私は父と母の介護申請の為、役所の窓口にいた。実家から、わずか徒歩5分のこの窓口に来るまで、既に7年を要していた。

前夜、父が心不全を起こし救急入院したのを機に、認知症の母を、直ぐにでも、施設で「緊急保護」してもらいたいと考えていた。

私や弟達など、介護ができる親族が近隣にいるのに、なぜ、認知症の母を、「緊急保護」する必要があったのか?!

そして、それは何故、介護申請の即日に行わ

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ケチってはいけません

ケチってはいけません

今日のおすすめの一冊は、北川八郎氏の『繁栄の法則 その二』(致知出版社)です。その中から『「せこい人」にならないために』という題でブログを書きました。

本書の中に「ケチってはいけません」という心に響く文章がありました。

◆懇親会や飲み会等が終わって支払いするときに、「ケチくさい人」か「気前のいい人」かすぐにわかる。そして、そのことを皆、意外によくみている。

ケチと節約は違う。節約の人は自分の

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アートポスターを自作して部屋に飾ってみた

アートポスターを自作して部屋に飾ってみた

月曜日。多くの社会人・学生にとって一週間の仕事・講義がはじまる日。また同じような日々が繰り返される予感のある日。ふと私は思い立ちます。

お部屋に良い感じのアートを飾りたい。

世の中には、ふたつのお部屋があります。大きなアートのあるお部屋と、大きなアートのないお部屋。これまでずっと後者のお部屋に住んできた私にとって、大きなアートは日常という扉を破る鍵に思えました。

でも、大きなアートって、お高

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精神科看護師のクレーマー対応の極意

精神科看護師のクレーマー対応の極意

今日娘を保育園に迎えに行く時
車でテレビをつけてたんですけど

カスハラの特集を放送してたんですね。

カスハラとは
カスタマーハラスメントの略で
お客さんから
暴力を受けたり
脅迫を受けたり
過剰なサービスを
求められたりすること

なんだそうです。

飲食店の中には
カスハラが酷すぎて
お店を閉めなきゃいけなくなった
事例もあったり

お客さんの対応マニュアルが
できていなくて
ひたすら店員さ

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親ができる“子ども孝行”とは?

親ができる“子ども孝行”とは?

子育てが終わり、ほっと一息ついたあとにきたのは、親の介護でした。義父の介護、そして母の介護です。

そして、10年以上前に亡くなった父は、半年ほど病院に入り亡くなりました。食事が摂れなくなり胃ろうを作る予定の前日の急変でした。急でびっくりしたし、悲しかったけれど、父の最後の“子ども孝行”だったのかなと思ったことを思い出しました。

私も50代半ば、だんだんと老後のことを考えるようになり、これから親

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察してちゃんの心理と特徴を理解しよう:対処法と改善策

察してちゃんの心理と特徴を理解しよう:対処法と改善策

「察してちゃん」とは、他人に自分の気持ちを察してもらいたいという強い願望を持つ人を指します。このような行動は、周囲に誤解やストレスを引き起こすことが多く、関係性の問題を生じさせる原因となります。本記事では、「察してちゃん」の心理的背景や特徴、具体的な行動パターンについて詳しく解説し、対処法や改善策をご紹介します。この記事を通じて、「察してちゃん」についての理解を深め、健全な人間関係を築くためのヒン

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介護は「できないこと」より「できること」に目を向けたほうが良い理由

介護は「できないこと」より「できること」に目を向けたほうが良い理由

介護サービスの目的は「自立支援」である。つまり、できることは本人が行い、できないことを介護者が手伝うというスタンスである。

これら「できること」「できないこと」を見極めるために、高齢者本人やご家族などから聞き取りをし、課題分析のもとに介護支援計画を策定する。

ここで多くの介護従事者にありがちなことは、「できること」よりも「できないこと」に目を向けてしまうことだ。

排泄を一人でできないからオム

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80歳になっても、老けない人がやっている秘密の習慣

80歳になっても、老けない人がやっている秘密の習慣

一気に24項目ご覧ください。あなたはいくつ実行していますか?

1.良質なタンパク質を積極的に摂取する
2.お腹に良い「本物のプロバイオティクス」を取り入れる
3.心にも体にも良いハーブティーを飲む
4.老眼鏡や補聴器などの老人グッズを活用する
5.美白のためにクリアサングラスをかける
6.左右の顎で均等に噛むクセをつける
7.自然の景色の写真をたくさん見る
8.こまめに窓を開けて換気する
9.室

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あるデイサービスの利用者さんと介護職員の1日

あるデイサービスの利用者さんと介護職員の1日

まさかね、はじめて書いたエッセイが評価されるなんて思ってなくて。

介護をめぐる家族間のゴタゴタ。リアルな家庭事情を書いてみたよ。
著作権の関係で原文そのままの掲載はできないから、noteのために書き下ろしたんだけど。

でね、今日の話ってのはさ、

デイサービスって、どんな所だかしってる?

親の介護が必要になってデイサービスを利用してるけど、実際にどんなことをして・どんなサービスを提供してるか

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「自分はもう年だから」と言い訳していると、高齢になって本当に何もできない自分になってしまう

「自分はもう年だから」と言い訳していると、高齢になって本当に何もできない自分になってしまう

介護を受けることに対して「他人の手を借りて楽ができる」なんて思っている高齢者はほとんどいない。

それは介護の仕事をしていて実感する。

高齢者の多くは「自分のことは自分でやりたい」という意思に溢れている。下手に手を出そうとすると怒る人もいるが、それは当然だろう。

逆に心身の低下によってできないことが出てくると、本人の落胆や自信喪失は凄まじい。今まで自分のタイミングで歩いて外に出ていたのに、自分

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【note】その優しい世界に「スキ」が止まらない

【note】その優しい世界に「スキ」が止まらない


noteが好きだ。

それは、自分にとって、noteが居心地のよい場所であるからに他ならない。

なぜ、noteは居心地のよい場所なのだろうか?
この記事では、そのことについて掘り下げてみる。

noteの居心地のよさの理由noteの居心地のよさの理由は、何だろうか?

デザインがシンプルで見やすい

広告の邪魔がなくて見やすい

見出し画像が選べてわかりやすい

機能がシンプルで簡単に投稿でき

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相手が認知症だろうが、取引先だろうがコミュニケーションの意図と流れは同じ

相手が認知症だろうが、取引先だろうがコミュニケーションの意図と流れは同じ

■ 介護の本質はコミュニケーションだが・・・

介護サービスは、オムツ交換や食事介助などの”介助”だけが仕事ではない。

利用者は高齢者という人間であるため、コミュニケーションをとりながら介助を進行する必要がある。介助だけをメインに考えてしまうと、それはただの作業となってしまう。

ただの作業を受けている利用者は、果たして満足するのだろうか? 
介助と言う名の作業だけを進行していて、果たして介護と

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駆け出しデザイナーに知ってほしい配色のこと。まずは少ない色から始めてみよう

駆け出しデザイナーに知ってほしい配色のこと。まずは少ない色から始めてみよう

みなさん、こんにちは。
新潟市在住のソーシャルPLUSデザイナーのおやなぎです。
2024年は厄年の私。年明けから丸一日寝込むほど体調を崩したり色々あったりで妻の勧めで厄払いに行ってきました。以降は注文した商品と到着した商品が異なる程度のマイルドな厄に落ち着き一安心?です。
本日は「駆け出しデザイナーに知ってほしい配色のこと」についての記事です。 配色に悩む駆け出しデザイナーさんにこの記事が届いた

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ソクラテスからヘレン・ケラーへ、そして塙保己一とそしてグラハム・ベルへ

ソクラテスからヘレン・ケラーへ、そして塙保己一とそしてグラハム・ベルへ

ソクラテスからヘレン・ケラーへ、そして塙保己一とそしてグラハム・ベルへ

昨日4/27は哲学の日。これは4/27に偉大な哲学者のソクラテスが亡くなったことから来ているそうです。今年まで、この日が哲学の日だということを知りませんでした。知るということは、時に連鎖、興味のつながりなのかと感じます。

いつか空へ行った時、昔の偉人と話せるならば、ソクラテスと話しがしてみたいと思います。

そしてもう一人

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