明日は母の日ですね!(^^)!
美味しいものでも食べて、ゆっくり過ごしたいと思います!
先日、認知症の母が私の事を自分の娘と認識していた時
「あんたはいくつになったん?」と聞かれ
「5?歳。」と答えると、えっ!!と驚き
「そんなに年とって可哀想にー」と泣いた....オイオイ💦

嬉しいです!
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[mother’s wake05-おわりに] 告別式の日、ことばで母を化粧した。

mother's wakeは、2018〜2019年にかけて、彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

2019年9月14日で、母が意識を失った日からちょうど2年が過ぎた。あの一日のことは、今でも克明に思い出せる。たぶん、人生のなかで一番記憶がくっきり残っている日だと思う。

先日、命日に先立って三回忌をつとめた。それによって区切りがついたのかというと、正直よくわ

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[mother’s wake04] 亡きあとも母との関係性を重ねていく

mother's wakeは、2018〜2019年にかけて、彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

あれは小学校何年生のときだったんだろう? 母の日に青い花の鉢植えをあげたことがある。花の色に惹かれたし、何より子どもに買える値段だった。

「みやこわすれ、っていうんよ。きれいねぇ」

母は、花の名前をよく知っていた。梅、ユキヤナギ、桃、海棠桜、八重桜、山吹、バ

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[mother’s wake03] 「できる/できない」の判断はとても自分勝手なもの

mother's wakeは、2018〜2019年にかけて、彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

夏が近づくと、子どもの頃に住んだ青い瓦屋根の家を思い出す。

お勝手から外に出ると、簀の子を敷いた土間に洗濯機があった。当時の洗濯機は二層式で、「洗い」が終ると洗濯ものを脱水槽に移さなければいけない。夏休みの朝、わたしの仕事は「脱水係」だった。「洗い」が終るとき

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上機嫌 認知症おとーさん日記 May 3 2021

きのう、調子にのって飲みすぎたわたしは二日酔い。おとーさんと妹Rちゃんはぜんぜん問題なしなので、朝ごはんをふたりに出した後わたしはもうひと眠りさせてもらった。

昼前に起き出すと、妹Rちゃんがいない。おとーさんに聞いても「寝てるんじゃないか?」と?な状況。靴がないのでどうやら姪っ子Mを迎えに行ったらしい。しばらくするとふたりで連れ立って帰ってきた。
姪っ子Mは、はじめて「自力でじいちゃんの家に行っ

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退院祝い 認知症おとーさん日記 May 2 2021

きょうは妹Rちゃんが泊まりに来る。ひょっとしたらおとーさんが目に入れても痛くないほど可愛がっている、姪っ子Mも来るかもしれない。だから、
「シャワーに入ったほうがいいと思うよ。」と、ベッドを整えているおとーさんに声をかけた。
「そうだな。」と、いそいそ下着を持って給湯器のスイッチを入れに行った。姪っ子効果は絶大なのだ。

退院してから元のひとり暮らしの日常に戻れるように、食事の支度以外はなるべくお

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[mother’s wake 02] 自分のしたこと、しなかったことだけを見よ

mother's wakeは、2018〜2019年にかけて、彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

前回の記事で、「母はフルーツ大福のぶどうを喉に詰まらせて窒息し、救急搬送された」と書いた。これは事実だけれど、もう少し時間軸を長くとるとものごとの見え方は違ってくる。

母は、数年前から「認知症だ」と言われるようになった。父ひとりでは介護が難しい状況になったため

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お気に入り 認知症おとーさん日記 May 1 2021

けさもゆっくり起きてきたおとーさんに
「シャワーに入ったら?」と、声をかけたのだけど、
「面倒臭い。」
と、拒否られた。まあ、仕方ない。あしたは入ってもらえばいいか。

きのうは冷たい雨が降ってお散歩へ行けなかったから、くもり空だけど出かけることにした。本人は歩いてお花見散歩に行く気満々だけれど、さすがにそれは無理だろうとなだめすかし、バスで最寄りまで行った。

バスを降りた途端、お気に入りの「フ

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[mother’s wake 01] もの言わぬ母/語られる母

mother's wakeは、2018〜2019年にかけて、彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

母が救急搬送されたのは、2017年9月14日の午後だった。グループホームから一時帰宅した際に、フルーツ大福のぶどうを喉に詰まらせて窒息。救急措置により心臓は動いたが、ついに脳の機能を回復させることはできなかった。

病院にかけつけたとき、母はぐにゃっと横たわって

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[mother’s wake はじめに] 母の日によせて

mother's wakeは、2018年5月13日(母の日)から彼岸寺において連載したもの。一部修正し、あらためてnoteにも収録します。

2017年9月26日の朝7時頃、母は心臓を止めた。

急の知らせに家を飛び出したが始発には届かず、一本後の電車で病院に駆けつけたとき、母の身体はまだ温かいのに唇からは血の色がまったく抜け落ちていた。母の容態を知る唯一の手がかりだったモニターの波形は平たくなり

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