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介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タ…

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介護施設の経営者。 【キャリア】訪問介護の管理者、サービス提供責任者、ヘルパー、介護タクシーの運転手、介護施設の廃止経験あり。

マガジン

  • 人間関係・コミュニケーション

    人間関係やコミュニケーションの悩みや問題について私見をまとめました。

  • 成長・学習・教育

    仕事または日常における成長や学習に関する私見をまとめました。

  • 働き方

    介護現場も含めた世の中の「働き方」への問題および疑問をまとめました。

  • 生き方・思考法

  • 介護

    介護業界・現場・運営に関する問題や疑問などの記事をまとめております。

最近の記事

教育したくなる人、教育したくないと思われてしまう人

介護事業の人事および教育の役割を担っていると、「教育したくなる人」と「教育したくない人」が存在する。 前者は素直な人で構ってあげたくなる。 業務内容や基本スキルはもちろん、もっと成長を促したいと思える。 後者は自分の考えばかり主張するので、途中から孤立する。 最初は話を聞くが、途中から独自のやり方で仕事を進めようとする。 このよう書くと「どのようなタイプのスタッフでも平等に扱うべきだ」という反論をいただくかもしれない。 もちろん、基本的な業務内容やそれを遂行するための

    • 苦手な人や話が合わない人、嫌いな人と 関わらなければいけないことはある。 そういうときは「こういう人もいる」と 割り切ることも大切だが、よく話もせず その人を決めつけることは違うと思う。 ほんの少しだけ腰を据えて話してみれば、 意外に話しやすいと思えるかもしれない。

      • 職場環境や他人へのダメ出しする前に、自分にも問いかけてみる

        職場とは人間関係の不和が生じやすい場所である。それは性格の合う・合わないに加えて、仕事に対する価値観が上乗せされるからだろう。 そして、どこかしらで「〇〇さんは仕事ができない」「✕✕さんは分かっていない」「△△部長は言葉がキツイ」といった罵詈雑言が芽生える。 これはその職場にいる期間の長さは関係ない。その職場への不満や特定のスタッフに対する毛嫌いなどはすぐ起こる。 だが、職場というのは1つの環境なので理不尽なことや不満や疑念は確実に生じるものであると思ったほうが良い。

        • 愚痴や不満は言葉にしない。 失敗や弱みはあえて言葉にする。 自分のより良い未来につながるアウトプットをしよう。

        教育したくなる人、教育したくないと思われてしまう人

        • 苦手な人や話が合わない人、嫌いな人と 関わらなければいけないことはある。 そういうときは「こういう人もいる」と 割り切ることも大切だが、よく話もせず その人を決めつけることは違うと思う。 ほんの少しだけ腰を据えて話してみれば、 意外に話しやすいと思えるかもしれない。

        • 職場環境や他人へのダメ出しする前に、自分にも問いかけてみる

        • 愚痴や不満は言葉にしない。 失敗や弱みはあえて言葉にする。 自分のより良い未来につながるアウトプットをしよう。

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        記事

          「改革」について考えてみる

          「改革」という言葉がある。 昔から政治やビジネスでよく用いられ、何かを根本から大きく変えるというメッセージが込められている。しかし、成功も失敗も、改革が行われた結果が目に見えるカタチになることは稀である。 「あの改革があったから現在が良くなった」「あの改革が行われなければ現在はもっとマシだった」という体感を得にくい。それは改革というものは、一夜にして世界がひっくり返るほどの変化がないからだ。 改革とはひどく地味な取り組みである。 何かしらの問題点に少数の人たちが気づい

          「改革」について考えてみる

          自分の苦しみや悩みを言葉にすることは大切。 しかし、アウトプットの回数は記憶の定着に比例する。 つまり、抱えている苦しみや悩みを何度も何度も言葉にするほど 脳がネガティブに浸食されてしまう。 悩み相談や愚痴はたくさんあれど、言葉にするときは ”ほどほど”に。

          自分の苦しみや悩みを言葉にすることは大切。 しかし、アウトプットの回数は記憶の定着に比例する。 つまり、抱えている苦しみや悩みを何度も何度も言葉にするほど 脳がネガティブに浸食されてしまう。 悩み相談や愚痴はたくさんあれど、言葉にするときは ”ほどほど”に。

          最速スキルアップは安全域から出ること

          介護施設の運営という立場として、職員に教育する場面は結構ある。 それは研修という形式のときもあれば、何かのタイミングで知識を伝えることもある。個別に苦手とする介護技術をその都度教えることもある。 このように書くと、何でも分かっているような印象を与えるかもしれないが、大抵の場合は分かっていないことが多い。何となく分かっているけれど教えるには曖昧なこともある。 「自分は何でも知っている」「何でもできる」なんて公言できるほど、介護という分野は甘くはない。突き詰めるほどに自分の

          最速スキルアップは安全域から出ること

          他人を非難してばかりの人は常に「闘争」状態。 いつも不安でいっぱいの人は常に「逃走」状態。 共通しているのは、脳の扁桃体が常に活発になって 心も体も疲れ切ってしまっていること。 他人の粗さがしや将来についてあれこれ考えずに 寝よう、そして体を動かそう。

          他人を非難してばかりの人は常に「闘争」状態。 いつも不安でいっぱいの人は常に「逃走」状態。 共通しているのは、脳の扁桃体が常に活発になって 心も体も疲れ切ってしまっていること。 他人の粗さがしや将来についてあれこれ考えずに 寝よう、そして体を動かそう。

          自分ができるからって「他人もできる」と思わないほうが良い

          介護サービスの基本は自立支援である。 具体的には、利用者たる高齢者が「できることは自分で行い、できないところを介護者が支援する」という考えだ。 しかし、ベテラン介護士でも、この前提を忘れてしまうことはある。 それは例えば、言葉を発するのが困難な利用者に対して「もぉ~、何言ってるか分からない!」「聞こえないから、大きい声で言ってよ!」と声を荒げてしまうような場面だ。 本来であれば、プロの介護士として言葉を発することが困難な利用者の意向を汲み取って介助する必要がある。それが

          自分ができるからって「他人もできる」と思わないほうが良い

          毎日1か所でいいから掃除や整理整頓をする。 玄関を掃いたり、書類やパンフを捨てるだけでいい。 クイックルワイパーで床を拭きとるだけでも十分。 たったそれだけでも 「自分が生きている環境を自分で構築できている」 という自己コントロール感を得られる。

          毎日1か所でいいから掃除や整理整頓をする。 玄関を掃いたり、書類やパンフを捨てるだけでいい。 クイックルワイパーで床を拭きとるだけでも十分。 たったそれだけでも 「自分が生きている環境を自分で構築できている」 という自己コントロール感を得られる。

          社会人は勉強をいつすればいいのか?

          社会人は基本的に1日の大半を仕事に費やす。それによって生活の糧である給料を得る。 しかし、ただ仕事としているだけでは変化の激しい世の中に取り残されてしまう。そのため、勉強をする機会を自ら設けることが望ましい。最近ではリスキリングという言葉もある。 また、勉強とは仕事のためだけとは限らない。自分が「こうなりたい」という憧れや理想に向けて楽しんで行うこともある。それは生きるとは、いわゆる生涯学習と呼ばれることでもあるのだろう。 さて、仕事のためでも自分の理想のためでも、何か

          社会人は勉強をいつすればいいのか?

          人に語れる「夢」がなくてもいい。 目の前のことを一生懸命していれば それだけで生きている価値あり。

          人に語れる「夢」がなくてもいい。 目の前のことを一生懸命していれば それだけで生きている価値あり。

          なぜ私たちは、自分のことを他人に話したいと思うのか?

          高齢者介護の基本は、コミュニケーションにある。 誰だって話を聴いてもらいたいし、そして自分の感情を理解してくれる人がいるというのは嬉しいものだ。 それは色々な経験を経てきた高齢者であっても同じであり、特に不安や悲しみなどの感情を抱いている方にとって、自分の気持ちを話すということは精神的な安定につながる。 そこで聴き手の役割としては、話している内容が支離滅裂であっても、同じ内容を繰り返し言っていたとしても、ひたすら傾聴と共感に努めることだ。 否定したり話を遮ることはNG

          なぜ私たちは、自分のことを他人に話したいと思うのか?

          仕事で感情的になる場面があったら それは自分の実力不足だと考える。

          仕事で感情的になる場面があったら それは自分の実力不足だと考える。

          あおり運転も高齢者虐待も、やっている当事者が「自覚なし」という厄介さ

          「あおり運転は危険行為である」ということは、誰でも知っている。自動車を運転しない子供だって理解している話だ。 それでも、あおり運転がゼロになることはない。 事故がゼロになることはないのは分かる。 それは人的要因以外の複合的な事象も絡むからだ。 しかし、あおり運転はゼロにできるはずだ。 それは完全にドライバーによってコントロールできる話だからだ。 それでも、あおり運転がゼロになることはないのは、もはやドライバー自身の問題ということになってしまう。 何が問題かと言うと、

          あおり運転も高齢者虐待も、やっている当事者が「自覚なし」という厄介さ

          「スタンドプレイ」と聞くと、悪目立ちするための 独断専行なイメージがある。 しかし、調べたら吹奏楽の用語でもあるらしい。 ”立奏” すなわち、立って(スタンド)演奏(プレイ)。 それは意図された演出。 う~ん、何気なく使っている言葉には少し懐疑的である ほうが良いかも。

          「スタンドプレイ」と聞くと、悪目立ちするための 独断専行なイメージがある。 しかし、調べたら吹奏楽の用語でもあるらしい。 ”立奏” すなわち、立って(スタンド)演奏(プレイ)。 それは意図された演出。 う~ん、何気なく使っている言葉には少し懐疑的である ほうが良いかも。