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記事一覧
【なぜ「小説」という表現を選ぶのか】小説にしかできない表現を考える(2023年10月号特集)
文字ならではの表現 小説という手法を選んだ以上、小説でしかできない表現、小説ならではの表現をしたいものですが、では、小説ではどんなことができるでしょうか。
読者の想像に委ねられる。
心理が直接書ける。
あとで「ない」と書ける。
映像の強みは、なんといっても現物を指し示せることで、画面にりんごが出てくれば、それを見る人の脳に寸分違わずりんごの絵が再生されます。
一方、「りんご」という文字
【童話は「子ども向けの翻訳」】童話・児童文学の文章作法(2017年3月号特集)
設定と構成が決まったら、いよいよ書き出します。文章作法については、かなりの部分で小説やエッセイと共通していますので、ここでは、童話特有の文章作法について触れます。
子ども向けに翻訳するという発想の文章術 大隈秀夫『文章の実習』に、子ども相手の文章では「減価償却」という言葉が使えず、「会社などにある機械は使っているうちに古くなり、いつか買い換える必要が出てくる。新しい機械を買うための費用を会社
児童文学としての「機動戦士ガンダム」
最近、「鬼滅の刃」見て思ったんだけど、炭治郎ってめっちゃいい子よね。
親の立場から見て「理想の息子」だし、妹から見て「理想の兄」だし、組織から見ても「理想の隊員」だろう。
炭治郎みたいなタイプの子は就職活動でも絶対内定たくさん貰えると思うし、入社してからも上司に気に入られて、間違いなく出世が早いはずだ。
そんな彼の性格をまとめると、次の通り。
・明るい
・天然
・純粋
・優しい
・根性ある
こ
【作家には「絶対文感」がある?】小説家になれる人はここが違う!(2014年1月号特集)
※本記事は公募ガイド2014年1月号に掲載した阿刀田高先生のインタビューを再掲載したものです。
自分しか書けないものを模索――国会図書館で司書をされていたときに、ライターをされていた?
友人が出版関係で働いていたこともあり、小遣い稼ぎのために雑文書きをしていたんです。ちょうど様々なPR誌が盛んになった頃で、広告案、翻訳、アンカーなど、字を書いてお金もらえる仕事なら何でもやりましたね。
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【文学賞を狙うなら読んでおいて損はなし!】文学賞の予選選考者が注目する意外なところ(2012年12月号特集)
文学賞に送られてくる作品はいきなり選考委員が読むのはなく、下読みと呼ばれる予選委員の方がまず粗選をします。では、下読みの方はどんなふうに選考しているのか、ベテランの予選委員の方に取材をしてみました。
予選委員匿名インタビュー――選考の流れを教えてください。
一次選考は外部の下読みの人たちがやり、二次は編集部でやるというのがほとんどだと思いますが、二次選考も下読みにやらせるというケースもあ
Kindle出版のご報告『読んでもらえるnote術』
この度、電子書籍を発売いたしました!!!
『読んでもらえるnote術
大切な最初の1か月の取り組み方』
おかげさまで「新着ランキング20部門 1位」「売れ筋ランキング3部門1位」を得ることができました。
2024/4/5現在 ベストセラーになっており、レビュー数107 ★4.3 とご好評いただいています。
※ 2023/11~ KDPオールスターボーナス対象
※ 2024/3 NH
【ゼロから始めるnote生活 06】noteのフォロワーの増やしかた/1,000人達成までの道のり
ゼロから始めるnote生活というテーマの6話目にもかかわらず、こんなネタをもってきたのには深い意味があります。
これからアナタがnoteを続けていくなかで、必ず悩みぶつかる壁が「フォロワー増えない問題」です。
「noteはフォロワーが増えにくいプラットフォームである」と認識しているかいないかで、継続のモチベーションが変わってきます。
わたし自身なんて3年以上もnoteを運営しているのに、フォ