書きました。 誤字脱字があったらごめんなさい。 https://kakuyomu.jp/works/16818093077518460622
●かなり昔に書いたお話しです。 京子は急いでいた。前日の飲み会で羽目を外し過ぎたことを今、後悔していた。二日酔いの頭を抱えながらなんとか走る。そして最寄りの南阿…
ともえちゃんの部屋はお世辞にもキレイとは言えな い状態だった。台所のジンクには食器なんかが乱雑 に重なってあった。後、食べかすだ、納豆のパック なんかが散らばっ…
全二話 10年前 18才 私たちは友達だ。ともえちゃんとはいつも一緒にい る気がする。それほど仲良しなのだ。帰りの方向が 同じというのもあって、仲良くなった。私たち…
田代夏見 21歳 一応これでも学生なのだ。8月に生まれたから夏見、 でも夏は全然苦手。そして今は梅雨、最近空が泣い てばかりいる。…この日も泣いていた。 私は町…
私は都内のデザイン事務所に勤める25歳のユキ。 デザインと言ったって私はデザインしない。 雑用係みたいなものだ。それでも職場はみんな良い 人たちだし、仕事も楽しい…
私は藤沢市立湘洋中学校に通う中学2年生。 名前はリエ。そして私の友達ともこちゃん。 これは、そんな私たちの物語。 私と、ともこちゃんは小学校からの幼なじみ。 とも…
大黒摩季の『別れましょう私から消えましょうあな たから』という曲の中の歌詞に、『同情のセックス』 というフレーズが出てくる。 まさしく、私たちの夫婦間系を代弁し…
横浜に来るのは三年ぶりだった。 三年前は19歳。私の10代最後の年だった。 その頃の彼氏と横浜デートをしたものだ。 そして今の私、大木麻奈 22歳。 来年の春から社…
私は藤崎南 32歳。下町の弁当屋の娘。現在無職。しかも引きこもりがち。妹もこの一軒家で住んでいる 。母、妹で弁当屋を営んでることになる。そんな私は厄介者として扱われ…
『可愛いのはさとう珠緒だよ!こないだサイン会行 った時、俺、いつもお世話になってます!って言っち ゃってさ!!マジ恥ずかしかったわ~』 このバカが俺。藤巻真二17…
また、今日も2ちゃんねるを覗く男がいる。男は香川 淳夫53歳だ。香川は小説家。しかし最近、いや、ず っと執筆していない。書かないのではない、書けな いのだ。もう世…
奈良亮平 29歳 僕は今年で、いや、今月で30歳を迎える。 一応肩書きはシンガーソングライターだ。 と言っては見たものの、簡単に言えば売れないミ ュージシャンである…
『今年の夏は暑いね!とろけちまうよ』 それはヨシノリが働く田島鉄工所の田島の声で あった。ここで働くヨシノリは現在17歳。朝から夕 方までここで働いて、その後夜間…
『絶対ありえないですよー。ブサメンと付き合うと か。少し冷たくても絶対イケメン、イ▪︎ケ•メ•ン!』 私は小沢可奈28歳。そしてこの大のイケメン好きが えり子25歳…
三浦かのん 22歳 これがわたしの名前。なんかセクシー女優みたいな 名前で、好きになれない。自分の名前嫌いとか、生 まれた時から罰ゲームみたいでなんかつらい。私は …
NANA
2024年5月19日 17:20
書きました。誤字脱字があったらごめんなさい。https://kakuyomu.jp/works/16818093077518460622
2024年5月4日 10:28
●かなり昔に書いたお話しです。京子は急いでいた。前日の飲み会で羽目を外し過ぎたことを今、後悔していた。二日酔いの頭を抱えながらなんとか走る。そして最寄りの南阿佐ヶ谷駅の階段を降りていた。その時だった。『ドン』男性とぶつかった。京子も転倒している。「ごめんなさい!」と京子が謝ると『パシャ』と男が写真を撮った、良くみると首からカメラを下げている。男は『証拠』と笑いながら言った。そしてそのまま去って
2024年4月23日 08:08
ともえちゃんの部屋はお世辞にもキレイとは言えない状態だった。台所のジンクには食器なんかが乱雑に重なってあった。後、食べかすだ、納豆のパックなんかが散らばっている。私はとりあえず一通り片付ける事にした。食器を洗っていると、ともえちゃんがTVを点けた。『遠征中はTV観れないんだよね。』と言っている。私はとりあえずTVを観れるだけ回復してくれて何よりだと思った。そうこうして
2024年4月23日 08:01
全二話10年前 18才私たちは友達だ。ともえちゃんとはいつも一緒にいる気がする。それほど仲良しなのだ。帰りの方向が同じというのもあって、仲良くなった。私たちは高校生。三年生にもなると進路の話題が多くなる。ともえちゃんには夢があった。女子プロレスラーになって、脚光を浴びること。夢のない自分にはそれが凄く羨ましく思えた。小さい頃に観たキューティー鈴木という選手が好き
2024年4月20日 12:33
田代夏見 21歳一応これでも学生なのだ。8月に生まれたから夏見、でも夏は全然苦手。そして今は梅雨、最近空が泣いてばかりいる。…この日も泣いていた。 私は町のパン屋さんでバイトをしている。自慢じゃないが、うちのクロワッサンはまじで美味しい!看板商品ももちろんクロワッサン。この日は午前中でバイトを終えた。お店を出るとポツポツと雨が降ってきた。今日天気予報見て来なか
2024年4月16日 14:10
私は都内のデザイン事務所に勤める25歳のユキ。デザインと言ったって私はデザインしない。雑用係みたいなものだ。それでも職場はみんな良い人たちだし、仕事も楽しい。順調に見えるかもしれないが、最近失恋からやっと立ち直ったばっかしなのだ。三年間付き合った彼氏にフラれた、私からすれば三年は長い。理由は『ひとりになりたいから』という、納得がいかないものであった。立ち直るのは、生
2024年4月13日 13:26
私は藤沢市立湘洋中学校に通う中学2年生。名前はリエ。そして私の友達ともこちゃん。これは、そんな私たちの物語。私と、ともこちゃんは小学校からの幼なじみ。ともこちゃんには軽い知的障害があった。全然普通なんだけど、人より物を覚えるのが遅かったり、複数での会話が苦手だったり、少し話し方に特徴があるくらいで、私は全然気にならなかった。しかし、ともこちゃんはその事を凄く気にして
2024年4月12日 13:20
大黒摩季の『別れましょう私から消えましょうあなたから』という曲の中の歌詞に、『同情のセックス』というフレーズが出てくる。まさしく、私たちの夫婦間系を代弁してくれているように思う。夫婦なんて10年も経てば、全てが同情でしかなくなる。もちろんそれはセックスもである。私はコンビニでパートする46歳の女。基本夕方から入っている。毎日のように、ストロングゼロを買いに来ては、隣
2024年4月11日 18:07
横浜に来るのは三年ぶりだった。三年前は19歳。私の10代最後の年だった。その頃の彼氏と横浜デートをしたものだ。 そして今の私、大木麻奈 22歳。来年の春から社会人として働くことになっている。学生生活最後の年だ。なんだか横浜には人生の節目に来ているように感じる。今の彼氏は付き合って半年。前の彼氏と別れると同時に付き合った、だから友達からは注意された。彼氏は25歳の
2024年4月10日 19:34
私は藤崎南 32歳。下町の弁当屋の娘。現在無職。しかも引きこもりがち。妹もこの一軒家で住んでいる。母、妹で弁当屋を営んでることになる。そんな私は厄介者として扱われている。これはそんな私のストーリー『いつまで引きこもるんだ、弁当屋手伝いなさいよ!』この言葉がいちばんツラい。好きで引きこもってるワケじゃない。何だか心がつらいのだ。しかし親は解ってくれない。でも私も母の気持ち解ってあげ
2024年4月10日 09:19
『可愛いのはさとう珠緒だよ!こないだサイン会行った時、俺、いつもお世話になってます!って言っちゃってさ!!マジ恥ずかしかったわ~』このバカが俺。藤巻真二17歳の高校生。勉強サボりすぎて都内の名門バカ高に通ってる。頭はバカだけど、昔から霊感が強かった。電話は鳴るまえに解っていたし、人の死相も見えた。でもこのバカ高校で他のアホな奴らと、話したり、遊んだりしている内にそん
2024年4月9日 14:50
また、今日も2ちゃんねるを覗く男がいる。男は香川淳夫53歳だ。香川は小説家。しかし最近、いや、ずっと執筆していない。書かないのではない、書けないのだ。もう世の中から忘れられてるんじゃないかと思い、2ちゃんねるで、自分のスレッドをチェックしているのだ。そこにはいろんな事が書かれていた。『香川はつまんねー』『香川は終わった』などなど、ひどいものだ。しかし、香川はまだ自分のス
2024年4月8日 23:20
奈良亮平 29歳僕は今年で、いや、今月で30歳を迎える。一応肩書きはシンガーソングライターだ。と言っては見たものの、簡単に言えば売れないミュージシャンである。さすがにこの年になるとこのまま夢を追ってて良いのか正解が欲しくなる。自分が学生の頃思っていた30歳は、もっとしっかした大人を想像していたが、実際に30歳を手前にしてみて、思うことは案外幼稚で嫌になる。僕は月
2024年4月8日 20:30
『今年の夏は暑いね!とろけちまうよ』それはヨシノリが働く田島鉄工所の田島の声であった。ここで働くヨシノリは現在17歳。朝から夕方までここで働いて、その後夜間学校へ通うヨシノリ。仕事も学業も真面目な青年だ。ヨシノリは田島鉄工所で働く前は、たびたび警察のお世話になっていた不良少年だった。夜間学校に通い、大学に入るという夢を持ってからガラリと非行への興味が失せたのであった
2024年4月7日 22:35
『絶対ありえないですよー。ブサメンと付き合うとか。少し冷たくても絶対イケメン、イ▪︎ケ•メ•ン!』私は小沢可奈28歳。そしてこの大のイケメン好きがえり子25歳。私たちは仕事先が同じ。でも年もキャリアも私の方が長い。この日ば春ももうそこまでの、三月の金曜日に二人で飲んでいた。私はこの数日後にえり子が変わり果てる事を知るよしもなかった。…『可奈さん、えり子今日も休みてすって
2024年4月7日 10:34
三浦かのん 22歳これがわたしの名前。なんかセクシー女優みたいな名前で、好きになれない。自分の名前嫌いとか、生まれた時から罰ゲームみたいでなんかつらい。私は古着屋でバイトをしているフリーター。って言っても正社員なみのシフト。土日は基本出勤、休みはまちまち。それに古着屋と言ってもチェーン展開型の古着屋だから、苦手なアナウンスもしなくちゃならいし。ま、これも頑張れるはの