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[最終回]65 花鳥風月
私は今、忙しい。
やっと早起きが板についてきた。
(…と言っても9時前後😃)
身支度に加え、いくつかのルーティンを行う。
そして“今日という日”に合わせて行動を決めていく。
・すごくいい天気!
→寝具一式を洗おう!
・穏やかな風だわ!
→ベランダに風鈴を吊るそう!
・あの本が読みたい!
→図書館へ繰り出そう!
てな具合いに。
料理に取りかかりつつ洗濯機を回す。
途中、ベランダで
64 勝ちたい人に勝たせてやった、その先。
案内係の統括責任者として従事していた劇場の仕事は、アルバイトからスタートした。
姉がアルバイト募集のチラシを見つけてきて「アユ、こんなん好きそう」とかなんとか言って勧めてきた。私はなぜだかアンテナがピコンピコン反応。
ちょうど失業中。春から資格の勉強をするため学校に通うことを決めていた。それ以外の時間はヒマだったのもあって即決し、履歴書を送った。
入社前研修も超たのしくて、館内見学では講師(のちの
63 魂の望みに気づくために
「本当の自分で生きる」というコトバがある。
具体的にどーゆー状態のことなのか。
いつもの私のクセで逆説的に考えていく。
すると答えに近づくヒントが見えてくる。
「本当の自分で生きる」ことができていない時、そのコトバに惹かれる(意識する)。
私もそれがテーマの時「本当の自分で生きる」を掲げブログを書いていた時代があった。これって本質をついているのではないだろうか。
昨年あたりまで自己啓発やスピリ
60 「光を選ぶ」とは
スピリチュアル業界なるものを認識したのは数年前。私の人生において間違いなく転換期に入った時のお話である。
当時の私がよく見かけた言葉は「心地良いを選択する」「自分を最上級に扱う」「自分を愛する」。
こんなワードが飛び交っていたように思う。
それは実に衝撃的だった。生まれてこの方、周囲は敵だらけ。心地良い居場所など味わったことが無かった私。それに「愛」がなんなのか分からない私に「愛する」行為が理解で
59 「鷹の視点」「雀の視点」
久しぶりの雨に包まれた日。傘の出番が極端に少ない私も、こんな日はお気に入りの傘を持ってお出かけする。鮮やかなグリーンとイエローのリバティプリント。それにバンブー素材の柄(え)。
見た目の他にお気に入りなところがもう一つある。それは「音♪」。
雨を受け止めた時の音がごきげんなのだ♡
私なりに言語化すると、、
☔ベン♫ ベベン♪☔ ベンベン♪♬♪☔
☔トトロの気分٩( ᐛ )و♥
よく置き忘れてしま
58 進化系他人軸で無敵
毎朝、起きてから“今日は何しようか”と考える。
あ、その前に“朝ごはんは何を作ろうか”が先だ。←これが楽しみ(*´艸`*)♡
現在のアユミの1日はこんなだ。
読書したり、料理したり、散歩したり、映画を見たり、お買い物に繰り出したり、オトモダチとお茶したり、空を眺めてぼーっとしたり…。
平凡に、目の前の景色を堪能する。
かつては仕事したりボランティアしたりどこかのコミュニティに属していた時もあった
57 ご縁が解(ほど)けてゆく時
小さな頃からずーっとココロの安寧を求めていた。
やっとこさ凪いだココロを手に入れた。今までいかに私の海が荒れ狂っていたのかが分かる。。🌊
だけど近頃は、過去味わった大津波がどんなだったか思い出せなくなってきた。
記憶って不思議。
頭の中で後生大事に抱え額縁に収めていたその絵。頑丈な額縁を外してしまえば、その絵のパーツは
バラバラに離れていってしまい、形作ることをやめれば記憶形成の道は閉ざされて
56 潮目が変わる瞬間②「長い一日のはじまりに」
前回55からの続き🐰✨
2023年6月に94歳で亡くなった祖母。その2ヶ月前の出来事をお話ししようと思う。
☽☽☽
実の弟(80代)が亡くなったことを後で知り、可愛がっていた弟を見送れなかったことがきっかけで身の回りのことが覚束なくなってしまった。
両親と私で介護を始めてしばらくした時のことだった。他人の手も借りようと介護保険サービスを初めて利用する為に、母と私で動き出していた。担当者さんと
55 潮目が変わる瞬間 ①「あの感覚」
「この世界には自分しかいない」
この言葉を聞いて“さびしい気持ち”になるのは、自分と「自分以外」とが分離している。
分離しているように見えるのは幻想でホントは全部自分。すべて一つなのだ。
他者に放った言葉は、実は自分に投げかけた言葉。
他者にした行動、それはつまり自分への行為。
あまりに単純なしくみ。この世界には自分一人だから気づきにくい。だから分かりやすいように他者という「鏡」が必要なのだ。36
54 鏤(ちりば)められた道しるべ
私には不思議なクセがある。
好きな曲を何百回もリピートして聴く。
歌詞もメロディーも、音質も雑音も、異音も、歌いクセも、外れた音も、拍手の音すらも脳が記憶してしまう。
ディズニー映画『アラジン』が日本で公開された年。母や姉と共に映画館まで足を運んだ。
当時映画館は自由席で買ってもらったジーニーさんのクリアファイルをパタパタ扇いだり眺めたりしながら行列に並んでいたのを思い出す。
あの物語の世界観
53 生まれつきのオープンハート
幼稚園児のチビあゆ。
ある日公園で一人、静かに砂遊びをしていたら知らないオトモダチが割り込んできて砂場を奪われる。
またある日、大好きなブランコに乗っていたら、
またまた知らないオトモダチがじわじわ寄ってきて乗りたそうにしてたから気を遣って立ち去る。
中学生時代のアユミ。
近くの席にいじめられている男の子がいた。いじめっ子三人衆のからかう声が不快だったから「うるさいから静かにしてくれる?」と言い
52 正反対の性質「男と女」
幼い頃から、物事の道理や仕組み、なぜそうなるのか、真実はどこにあるのか…、そんなことばかり考えてきた気がする。「嘘」は大キライ。「本当のこと」だけ知りたかった。
さらにここ数年は、正反対の性質だと言われているものについての探求も加わった。その中の一つとして「男と女」がある。
男と女って、正反対。
性差に限ったことではなく万物万象において。
男女の性質のことを時に“陰陽”と表現したりもする。
「男の