マガジンのカバー画像

仕事は自分で創れ

829
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

降りてくる感覚は年々進化する

降りてくる感覚は年々進化する

日常、企画やアイデアやコンテンツなどを発想しないといけない人は沢山いると思う。

私にはコピーライターやCMのプロデューサーなどの憧れの存在がすぐに頭に浮かぶ。一体どういうときに素晴らしい表現やコンテンツを生み出すのだろうか。
音楽家にしてもそうだ。作詞作曲などは神技としか思えない。こういう類のコンテンツや表現は他にも沢山ある。プロだけの話でもない。一般の生活者でも色々とひらめきはある。

こんな

もっとみる
自己PRのさじ加減は実に難しい

自己PRのさじ加減は実に難しい

自分のことを、等身大で的確に相手の人に伝えるのは実に難しい。もちろん、人によってその感覚はまちまちである。

日本人どうしでも、かなり差が出る部分ではあるが、これが国単位で比べると歴然と差が出る。私が、20年以上前、韓国ビジネスに精を出していた時がある。
簡単に言えば、日本企業と韓国企業の橋渡しだ。特にITや情報セキュリティ関連のベンチャー業は、韓国が先行していた時期がある。私もソウルに何回も足を

もっとみる
いつか行ってみたかった、とても身近な島の話

いつか行ってみたかった、とても身近な島の話

一昨日の話なので、まだ体に余韻が残っている。
私は、たまたまの巡り合わせで、知人数人で淡路島の沼島を訪れた。

しかも、私の滞在時間はたったの3時間半。
一体何のために行ったのと言われそうだが、沼島の紹介は後半に書くとして、私とってのこの島はとても深い意味があるのである。

私の出身は、徳島であることはこのブログにも書いてきた。
簡単に説明すると、太平洋と大阪湾をつなぐ紀伊水道という大きな海がある

もっとみる
世間の標準や基準とのギャップの把握は大切である

世間の標準や基準とのギャップの把握は大切である

およそ日本では、小さい頃からの教育にはじまって、中高での教育までは、基本形と型の学習の場と言っても過言ではない。
もちろん、時代の経過とともに変容してきているのは事実だが、それでも50年前と大差はない。そして、社会人になって働くわけだが、当然、日本には日本の仕事のやり方や基準、標準がある。

外国の人に聞けばよく分かるが、日本は実に便利でサービスが行き届いた国である。また、美しくて親切な人が多い国

もっとみる
そもそも人間に情報がなぜ必要なのかを考えてみた

そもそも人間に情報がなぜ必要なのかを考えてみた

仕事柄もあるが、最近ずっと情報について考えている。
加えて、このテーマに関する本を昨年から仕込んでいるが、なかなかまとめるのは大変だ。

情報というのはとても漠然としているし曖昧模糊で、具体的とも抽象的とも言える。

例えば、観光地に旅行したとしよう。せっかくの旅だ、贅沢もしたい。食事は外すことが出来ない。私も時間があるときは、事前にレストランをしっかり探す。できれば、ご当地でしか食べられないもの

もっとみる
面接に限らないが人の見極めはとても難しい

面接に限らないが人の見極めはとても難しい

お互い様での話であるが、人は日常、他人に対して何らかの評価や判断をしている。
何かの縁で初対面で、ほとんどの人が相手の人のことを見極めようとする。
たいていの場合は、それまでに自分がお付き合いがある、あるいは関わったとことがある沢山の人と照らし合わせて、目利きをしていると思う。

人生経験を積めば積むほど、直観と言うものが効く。馬が合いそうかそうでいないか。自分の友人に似ているとか。何かと自分自身

もっとみる
人間のインプットとアウトプットとそのバランス

人間のインプットとアウトプットとそのバランス

誰かに何かを伝える。
仕事では欠かせない行為だ。
私の場合だと、社内のスタッフとのミーティングということもあれば、セミナーで特定の相手に話をすることもある。最近では、オンラインでのライブということも多い。

ITの世界では、"コンピュータ、インプットがなければただの箱"という迷言もある。
実際、この例えは言い得て妙である。
今のようにAIが一般化されても、この先どんな高性能のコンピュータが登場して

もっとみる
これからの学びのあり方を考える

これからの学びのあり方を考える

いつの時代も学びは大切である。教育のあり方は常に時代の変化とともに試行錯誤を繰り返している。そういう意味では、今まさに、教育の大きな変革の時期にあると思う。

最近は義務教育の内容も大きく変わってきた。今は、小学校で英語やプログラミングという新種の科目も取り入れられた。グローバル化とデジタル社会への適応という意味では、今まさに旬の教育のテーマとも言える。
また、STEMAというテーマの教育も最近は

もっとみる
友にも色々あるが友は人生で不可欠

友にも色々あるが友は人生で不可欠

先日、ふと朋友(ほうゆう)が気になって意味を調べてみた。

《「ぼうゆう」とも。「朋」は同門の友、「友」は同志の友》ともだち。友人。
デジタル大辞林では、こういう意味とある。

なるほど、正確には分かっていなかった。
そして色々とネットで調べていて、一緒に出てきたのが、親友、盟友、戦友、悪友だ。
それぞれについて考える。

まずは親友について。
流石に青年時代ほどは使うことは無くなった。若い頃は、

もっとみる
どうして日本人は遅れていることをそんなに気にするのか?

どうして日本人は遅れていることをそんなに気にするのか?

最近気になることがある。
私が活動している世界でも、日本は遅れていると言う話題や会話がやたらと多いと感じる。

何と比べて遅れているのかと言えば、それは外国だ。では、何をもって遅れているかと言えば、まちまちだ。

今一番、ホットなのがデジタル化だろう。
DXについては、私なりの考えは何度かこのブログで書いたが、世の中の一方向から見れば、日本のデジタル化は、先進国やデジタル新興国に比べて遅れていると

もっとみる
顧客満足度向上から個人満足度主導の時代へ

顧客満足度向上から個人満足度主導の時代へ

今や顧客満足度向上のために、企業が努力するのは当たり前になった。
ふり返ってみれば、右肩上がりで経済成長を続けた時代、いわゆる高度経済成長期は、人口ボーナス期を背景に、顧客は増えるし所得は増える一方だった。
いわば、顧客が欲しいものを作って売れば、幾らでも商売が伸びた時代があった。こういう時は、特に顧客に対して必要以上のサービスやアフターフローは必要なかった。簡単に言えば、売れば終わりの時代だった

もっとみる
働くことの意味は国の進化とともに変わる

働くことの意味は国の進化とともに変わる

私がお勧めしたい本がある。
“なぜ僕らは働くのか?”池上彰さん監修の本である。
この類の本は、昔の村上龍さんの“13歳のハローワーク”をはじめ色々とある。
そんな中では池上彰さんの本は、最新であり現代にとてもマッチしていると私は思う。
マンガも含まれているのもあるが、とても構成も中身も親しみがわきやすい。

この本の前書きから少し引用すると、中学生、高校生に読んで欲しいというのが期待する読者対象に

もっとみる
大学時代の麻雀を思い出す出来事

大学時代の麻雀を思い出す出来事

今年で還暦になる。
私が社会人になった頃で言えば定年の年である。
実際に、私の世代は、どういう形にしろ60歳までは働く事を前提に会社に入った。

22歳として38年間だ。
新人の頃はとてつもない先に思えた。実際にその当時の60歳の人は、無事定年して退職金をもらってあとは余生というのが定番だった。
時は1984年、男性の平均寿命が、約75歳の時だ。

あれから社会は劇的に変わった。
大学時代に一緒に

もっとみる
もしインターネットを使わない生活をしたみたら・・

もしインターネットを使わない生活をしたみたら・・

ふと、考えてみたら、インターネットを使わない日はない。
正確に言えば、パソコンを使わない日は時々あるが、スマホを使わない日はない。

まず、通常の生活では、色々と情報は見るが、プロスポーツの結果を四六時中気にしている。
同じような人も多いと思うが、シーズン中、私の場合はメジャーリーガーの大谷選手の結果やニュースはとても気にしている。私は元ヤンキースの松井選手の大ファンで、彼がメジャーリーグ挑戦の1

もっとみる