女の朝パート122

2月26日水曜日。

時刻は朝の9時を回った。

ここは立川駅の駅ビルecute2階にあるスタバ。

実を言うと、この時間にこの場所にいるのは稀である。

うんうん。

私の隣に座っているおんなが、

解ってるわよと言わんばかりに、

自信ありげに頷いている。

とりあえず、私は、いつものように、

珈琲の写メを撮る。

そして、

益々核心的になった、どうでも良い事を、

やっぱりどうでも良かっ

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女の朝パート121

気がついたら、

スタバで貰ったone moReレシートだけを握り、

立川から飛び出していた。

もう振り返らない、

あそこに戻ることなんて2度とない。

このレシートさえあれば、

いずれ私は心安らかな状態になれ、

この身体もきっと、

本来の、喜びに満ち溢れた健康的で、

活発で、自然な笑みが出るような、

生き生きした状態を取り戻せるはずだから。

一生懸命やってきたのに何故こうなって

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女の朝パート120

『行け。スタバに行け。』

耳に顔を近づけ、

秘密めいた事を囁きかけるあの時のように、

女は自分の耳に、

男でもなく、女でもない声がいきなり届いた時には、

自分が一体何者であるのか?

何の為にスタバに行くのか?と言う疑問も違和感も感じなかった事に、

多少の驚きと同時に、

自分が今ここで腹を決めなければならないことを悟った。

それから数分後。

女はスタバの入り口に自分の身体を置く事

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女の朝パート119

長い夢から覚めた女の身体は、

本来の力を取り戻したかのようにバイタリティーに溢れていた。

開けた視界、ピンと伸びた背筋、蒸気だった筋肉。

それに、歓喜、叡知、生命力。

健康、精彩、天真爛漫、春爛漫。

そんな言葉の数々が正に当てはまる感じだ。

目の前にある珈琲を飲み、

そんな女の方を眺めながら、

一人ぶつぶつ呟いているおんなが立川のスタバにいた。

実の所、はっきりとは聞き取れている

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女の朝パート117

『2月19日水曜日

ここは八王子駅に隣接された駅ビルOPA3階にあるスタバ。

大きな窓からは、澄みきった空とわたあめの様な真っ白な雲が見える。

気持ちが良いくらいの晴天で、

眺めていると、知らずに背筋が伸びてくる。

それなのに、白い湯気は可哀想。

スタバのエンブレム、セイレーンに寄って巻かれた上に、紙で出来た紙カップの中で行き場をなくしているではないか。』

時刻が10時30分を過ぎた

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女の朝パート115

2月16日日曜日

女はスタバにいるおんなの事が気になって、

これと言って特別な用事や、暇をもて余している訳でもなかったがスタバに行く事にした。

今日は朝から天気が優れない。

小雨がぱらついたと思ったらいつの間にか止んでいるを繰り返している。

今の所その雨は降っていないが、

最近の天気は割りとコロコロ変わる。

つかみどころがない空。空は能天気この上ない。

だから『お天気』の事を『空』

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今はただ、風のまにまに

私はまだ、何者でもない。

人より秀でていると胸を張って言えることもなければ、小さくてもキラリと輝く原石を秘めているとも言い難い。

特出した個性もこれといって見当たらないし、人の顔色や他人からの評価を気にしすぎる気弱な人間なので、面白味もないだろう。

ネガティブなことを言いたいわけではない。
ただ私がありふれた、ごくごく普通の人間なのだということを述べたいのである。

当たり前のように会社へ行

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*Thank you for reading*
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自己紹介

どうも、YOSSY(またはY・YOSSY)というペンネームで漫画・イラストなどの創作活動を行っていこうとしている吉居と申します!

閲覧いただきありがとうございます!

それなりに勉強してそれなりの大学に入って、割とホワイトな会社でサラリーマンとしてお世話になり、現在、心機一転して漫画家を目指し中!
と一応言ってはみるものの、とりあえずで色々やりたいことばかりやってる正体不明の人物になりそう…

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スキありがとうございます!
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小さい子の素直な反応。

Unityで簡単なゲームを数か月前に作りました。

で、それを甥に遊んでもらう機会がありまして。

そしたら、すごく良い反応がありました。

最初は難しいようで、なかなか進めず、ストレスがたまっていくようでしたが、自分がゴールまで行けるところをプレイして見せたり、休憩のお菓子を食べたりしたら、ゴールまでいけるようになりました。

そして、何度かゴールにまで行けるようになってから、「また遊びに来たら

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観てくれてありがとうございます。
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