若林 薫/絵画講師
この星に生まれて 世界各地で生活している人々の一生懸命な日常と想いや考え方を知りました
絵を描く基本から実践・応用まで 楽しく絵を描くために 参考にして頂けたら幸いです
今 生きているこの時を 感じるままに書きました
大分県臼杵市生まれ 若林薫(わかばやしかおる)と申します https://kaoruwakabayashi.amebaownd.com/ 湘南の地に惹かれ、平塚に移り住んで40年になります 山、川そして海 自然に恵まれたこの地が 大変気にいっています。 30年前 ここ平塚に画材店を開店し第2のふるさとになりました。 絵を描き始め 油彩・水彩・切り絵・立体・アクリルと様々な美術表現を 続けてきました。 今後も表現したいものに的確な材料を取り入れ 自由な作品創りを してい
さあ!!カリキュラム1番目の実技です。 ●平面構成 ●単一色で明度による表現が狙いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー はじめての溝引きに戸惑いを感じている みたいですね。 柔らかい筆で真直ぐな直線を描く時 この溝引きが出来るととっても便利です。 ここでは ”寒い暑い” ”冷たい暖かい” という感情を 寒色と暖色 そして 丸・三角・四角で表現します。 まず、寒い暑いのイメージを10個以上思い浮かべ 箇条書きにします。 寒色と暖色の中か
長ーいお休みを頂きました。 3ヶ月前より決まっていた画材店の30年分の片付け 教室の引っ越し、とっても大変な夏でした。 お客様や生徒さんへのお知らせも1カ月かかり 引っ越し屋さんに産業廃棄物業者に電気関係 いろんな物の処分、セールや障がい者施設への寄贈等々 片付けて、掃除して掃除して、処分して処分して 我が家は大混乱!!自宅は事務所となりました。 何とか1カ月で終わり8月4日より、教室が始められました。 すぐ近くへの移動ですが 教室が変わるといろんなモノが全て白紙からです。
平塚では第72回湘南平塚七夕祭りも今年は天候に恵まれ本日7月7日に終了いたしました。さて私の教室も8月より再編成し再スタートを切る事となりました。そのため今月末は引っ越しとなり大変多忙の為一旦noteをお休み致します。又投稿した折にはよろしくお願い致します。若林 薫
作者が訪れたのは1394年に創建された海蔵寺です。 このお寺はJR横須賀線の鎌倉駅から 歩いて20分程のところにある古刹です。 ヤマアジサイの咲くお寺として知られています。 このお寺の「紅」と名付けられたアジサイは 色鮮やかな紅色の額アジサイです。 花びらも3葉で、これも又めずらしい形をしています。 作者はこの花を色んな角度から写真に収め その中の1枚をアクリル画に仕上げました。 花の中心部にはグラスビーズの下地剤を塗るなど 額アジサイならではの 花の質感を上手に創り
6月から我が家の片付けをしています。 その折 箱入りの「こけし」が見つかりました。 今は亡き方より頂いたものです。 「こけし」さんも16年ぶりに狭い箱から出され 新鮮な空気を思い切り吸った事と思います。 今は本棚の上に飾って毎日眺めて おだやかな笑顔に気持ちが和んで 妻と顔を見合わせて微笑んでいます。 箱書きには「高橋はしめ」さんの名が記されています。 今 改めて 大変素敵な作品を頂戴した事に 感謝いたしております。 若林 薫 「作品をご覧頂きありがとう
遠くに八ヶ岳のシルエットが見えます。 中央右下には諏訪湖から立ち昇る朝霧が 淡いうす紫色に染まっています。 冬には湖面が凍る御神渡(おみわたり)の現象が見られる 神の住む湖でもあります。 これは「髙ボッチ高原」から望む 朝焼けの様子を描いた1枚です。 写真愛好家である作者は乗り慣れたワンボックスの車に 写真の機材をいっぱい積み込んで車を走らせ 前日からこのシャッターチャンスを狙っていたのでしょう。 作者は故郷新潟の景色はもちろん 北海道や東北の風景、更に関東一円の名
そもそもの始まりはアトリエ展で、「教室の生徒さん達で何か一つの事が出来ないかな~。」という発想から出来たイベントです。 ピカソと言えば芸術の代名詞でした。 そうだピカソをアトリエ展に呼ぼう!!と 120号の額に収まる様に薫さんに下絵を描いてもらいました。 線だけで色分けするように描き、ここは赤、ここは緑と色名を描きました。 その下絵2点分を378枚に分割しました。 1枚が、はがきサイズに近い寸法です。 全てのカードの裏にナンバーを付けました。 バラバラに切ったカードを生徒さ
レンガ造りの壁にモルタルが塗られています。 その壁も年月が経ちモルタルは剥落しています。 両手を広げれば左右の壁に指先が届く程の狭い路地です。 小さな飲食店が軒を並べる台湾の街の様子は 日本のどこかの裏通りに似ています。 作者は鉄道ファンで、台湾へは数度足を運び 列車の旅を楽しんでいます。 その旅の途中、降りた駅で路地に迷い込み 出会った風景に感動し、スマホのシャッターを押したのでしょう。 煤けた壁にひび割れだらけの歩道 それに無造作にぶら下げられた色とりどりのちょうちん
作者は今までの自分には無い新しい描画法を模索していた折 佐藤泰生氏の作品を新聞記事で見つけました。 氏の描く作品は簡潔な表現ながら急所をしっかり押えた作品でした。 フェルトペンとクレパスで描いた作品を F4号のキャンバスボードに模写してみました。 描き進める内に作者の内面に面白さと楽しさが沸き起こりました。 作者本人が海外赴任中に家族と共に過ごしたサンフランシスコを サムホールに描き、ひき続きロンドンの名所を同じく サムホール(15.8×22.7)㎝の小さな画面に盛り込みま
みなさんこんにちは ゆっきーです。 今回はいつもの教室で 生徒さんがそれぞれに絵を描いている様子を写真撮りし インスタに挙げているものをダイジェストで 編集しましたのでご覧ください。 薫先生は皆のところを見回りしていますので 私が撮って編集しています。 いつも絵画技法など言葉だけでのご紹介ですので動画でご覧ください。 至って皆さん真面目に真剣に楽しく取り組んでいます。 動画の中の技法は フロッタージュコラージュ(こすり出し) アクリルとカラーインク(ペン) スパッタ
サムホール(15.8×22.7)㎝の小さな画面からはみ出して描いたラーメン鉢 テーブルに置かれたアツアツの鉢からは湯気が立ちのぼり 味噌の香りがその後を追いかけて来ます。 鉢の中身はチャーシューに焼きのり細かく切られたネギが 散らしてあります。 割り箸をパチンと鳴らして「いただきまあ~す」の声が聴こえてきます。 スープを軽く味見して一気に麺をすすります。 スープから少し顔をのぞかせていた硬めの麺がのどを通りすぎます。 もうひとすすりすると体が温まり始め 更にもうひとすすりし
モンゴルの大草原に、夕暮れのひとときが訪れ 一日の仕事を終えた父親が我が子へ 乗馬の仕方を教えている姿をとらえた なんとも微笑ましい瞬間です。 作者は昨年少し長目の休暇を取ってモンゴルへ一人旅をしました。 飛行機でウランバートルへ飛び 陸路を乗り物を乗り継ぎ目的地に到着しました。 そこで遊牧民と生活を共にし 楽しく伸び伸びと暮らす子供達や家族間の強い絆を見聞きし その土地の慣習や歴史を体験してきました。 帰国してからの作者に少し変化が見られ 心のゆとりを感じ取る事
作者について いつも感心するのは ジェッソ(下地剤)で地塗りした 木製パネルS15号(65.2×65.2)㎝の支持体に 5mm方眼をグラフィックペンで 黙々と線引きするところから始まり それを4枚継ぎ合わせて S60号(130.4×130.4)㎝の大画面を作ります。 出来上がったそのひと升5mm四方の中を更に 1/2の三角形又は1/4の三角形あるいは 1/2の長方形や1/4の正方形を組み合わせ 作者自身のオリジナルパターンを創り出します。 そもそも作者のこのアイディアの元
ひらしん平塚文化芸術ホールでの個展で40回目を数えます。 第1回目は25歳の時に銀座で切り絵展を開催してから あっと言う間のようです。 今 思うと作品を描き続けて来られたことが不思議な感じがします。 コンクール、公募展、団体展、と発表の場はたくさんあり出品して きましたが、個展は何も気にせず自分の思うままの作品を発表できる特別な空間です。小さい絵から大きい絵まで、平面絵画でも立体作品でも自由な創作活動の発表ができます。 今回も12号から80号までのアクリル画と小さな絵本の原画
長年関わって来た押し花作品そして切り絵との出会い それらを組み合わせ作者独自の世界を切り開いて来たと思います。 手工芸的要素を含みながらも 絵画としてのいちジャンルを確立しています。 そして 忙しい狭間を縫って作品制作に没頭出来ることが 心のよりどころとなっているのだと思います。 この作品はカッターナイフで切り抜いた鋭い線に スパッタリングに依るブルーやグリーンの着色で 画面に神秘さをまとわせると同時に 押し花の立体的彩色は華やいだ雰囲気を醸し出しています。 この表現は