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みんなで描こう! ピカソになろう!
こんにちわ ゆっきーです
26年前の12月15日 平塚市美術館市民アートギャラリーには
「ピカソがやって来る!!」と銘打ったアトリエ展が開催されました。
油彩画・版画・木彫・水彩画・パステル画・日本画・書道・絵手紙・押し花等々大小10教室がありそれぞれの先生方と約150名でピカソの
「夢」と「髪をすく女」の2点を会場初日に制作しました。
警備員の方も良く見ていてくださいましたよ。
そもそもの始まりはアトリエ展で、「教室の生徒さん達で何か一つの事が出来ないかな~。」という発想から出来たイベントです。
ピカソと言えば芸術の代名詞でした。
そうだピカソをアトリエ展に呼ぼう!!と
120号の額に収まる様に薫さんに下絵を描いてもらいました。
線だけで色分けするように描き、ここは赤、ここは緑と色名を描きました。
その下絵2点分を378枚に分割しました。
1枚が、はがきサイズに近い寸法です。
全てのカードの裏にナンバーを付けました。
バラバラに切ったカードを生徒さん全員に
そしてナンバーはランダムに配り
薫さんが指示した色名通りに塗ってもらいます。
絵の具は自由に何でも構いません。
或る人は水彩絵の具で塗り、またマジックで塗る人も居ました。
緑で描いてもそれぞれの緑のイメージが違います。それもオッケーです。
生徒さんみんなはどんな絵が出来るのか?
まったく知らずに一人2~3枚彩色しました。
ひとつ 大きな心配事がありました。
展覧会初日に378枚を貼って作品が完成しますが、
全部バラバラにしたカードが集まるのか?
白く抜けたら?
と言う心配も抱えながら当日を迎えました。
それぞれの教室の展示が終り、早速ピカソへ糊付けが始まりました。
ドキドキの始まりです。
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その時、30分遅れで学生の彼が会場に駆け込んできました。
2枚を手に持って・・・。走れメロスの様に・・。
拍手の末、見事ピカソは完成しました。
全員で仕上げた作品は会場の真ん中に会期中展示しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718432502829-yRNeyg6KwE.jpg?width=1200)
ひとつの事をおお人数で計画する時は心配事は付き物です。
しかしみんなで成し遂げた喜びは忘れられない思い出となりました。
あの大学生には会えていませんが、今は省庁にお勤めです。
元気でしょうか?懐かしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718514630882-qREVr7OlTu.jpg?width=1200)
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