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アクリル画短編物語 文と絵:若林 薫

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今 生きているこの時に 私が五感で感じるものを 絵(アクリル画)を描き 詩を詠み その背景を描いています
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記事一覧

撮影中に起きた一瞬の出来事

深まりゆく秋  町の中を流れる川の浅瀬で水鳥は餌をとる為に 自分の気配を消してじっと立ち続…

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文具女子博2023に原画を展示しました

文具女子博は パシフィコ横浜で本日12/17最終日です エッグンワークスのアートノートブックの…

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お日様は 一年中この町と一緒に居て私達に 幸福色の光を 届けてくれます

昨年公募のノートブックが「文具女子博2023」で先行発売されることに なりました。 この原画は…

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『ウォォ~』と老女の雄叫びが山あいに こだまします。

山あいの少し開けた土地に 昔ながらの宿場のおもかげを残して 小さな集落が有ります。 街道…

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時は奈良時代 先頭に立って指揮をとったのは・・・

時は奈良時代 都より遠く離れた土地に 川をはさんで二つの村がありました。 川幅はとても広…

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眠らない工場 眠らない街・・・

その昔太陽が西の空に沈んでも この街は眠らずにいました 家々には暖かな明りが灯り 新しい家…

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去年の5月のあなたより 今年の5月のあなたは 美しさがあふれ 少しおとなの匂いがします。

やさしい5月の花の香りと一緒に あなたは また ときめきを届けてくれました 愛しい人の透き通るエメラルド色の眼差しに 射抜かれて胸の痛みと鼓動は 高鳴り続けるばかりです そよりと吹く風に 花びらの様な髪が 右に左にゆれ ワンピースの裾も 風を受けて ふわりふわりと 軽やかなリズムで踊っています 春の終わりの白雲は 恥ずかしそうに去って行き 夏を待つ太陽は 晴れわたる空の中で キラキラと輝いています 真一文字に結んだくちびるは 心の奥に秘めた強い意志を感じます

地球の表面で暮らす私達の街は まるで薄い紙で出来ているかの様です。

街は膨らみ続け 建物や道路は空地を見つけ 水平方向へと広がり 地面の少ない都市部では 上へ下…

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たまに休んで海水浴もしてみたいけど

岬のはずれの その又むこうに 白い燈台が建っています。 景色は最高だけど 風当たりは最悪で…

背中を押す励ましの風がある・・・

今日はほんの少し悩みの中で 生きてしまいました そんな時 背中を押す励ましの風がある 母の…

今日は我が家の記念日・・・

母が大切にしまっておいたグラスに ひとつだけ小さな欠けが見つかりました。 今日は我が家の…

ゆびきりをしました・・・

君が生まれて 家族は4人になりました。 仕事が忙しくて なかなか家族とすごす時間を 持てなく…

おぼえていますか?

あなたが生まれて間もない頃 3人でよく散歩したことを 憶えていますか? のどかな春の日 近く…

なぜか私の心は小刻みに揺れています。

朝10時頃の電車は通勤通学の人達が居なくなり  乗客と座席の数がちょうど合う時間帯の様です。 4人掛のボックスシートに見知らぬ者同士が向かい合って座る為、 内気な私にとっては何か気まずい感じがします。 それなのに今日の私はとても不思議な行動に出てしまいました。 私の前の座席に座るあなたが とても優しく何でも受け入れてくれそうに見えたので 思わず話し掛けてしまいました。 今日の天気とか、どちらへお出掛けですかとか、 他愛も無い話をしてしまいました。 ほんの30分程ご一緒した