ときめきを忘れた哀しい男が愛するアニメ
なんだか既視感のある文章だが、楽しいと思えることが年々なくなっていく。反比例するように、苦しいことは増えていく。会社の重責、家庭での義務、健康状態……。
友人に近況を聞いたところ、ひとりは工場の機械の一部となり、ひとりは家庭のAIロボットと化していた。世代あるあるなのかもしれないが、我々は何が楽しくて生きているんだか。
そう思ったときに回復の一滴となるのがアニメ。自分のために使える時間なんてほとんどないのに、時間をひねり出して観たアニメがある。それは素晴らしいことではないだろ