群青

もうすぐ無職の編集者・コンテンツディレクター。 📒pixivで小説練習やってます(ht…

群青

もうすぐ無職の編集者・コンテンツディレクター。 📒pixivで小説練習やってます(https://www.pixiv.net/users/105990697

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介:2024/6/9

はじめまして、 小説家と心理師と面白いコンテンツディレクターを目標に掲げる、群青と申します。 闘争が嫌いで、ヒステリックなところがありつつ、博愛主義に憧れている系の人間です。 いまは、編集者・コンテンツディレクターしていますが、 関わっているメディアが終了するため、もうすぐ無職になります。といっても、元々アルバイト勤務だったんですけどね。 癇癪モチで個性ダダ洩れの小学生の息子が1人と、落ち着きが凄い大学教員の夫と共に、ほそぼそと暮らしています。 (ほぞぼそっていい言葉だ

    • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」いざ彼女にとどめをep3

      いざ彼女にとどめを しかし、ダイキはすぐに追いかけたことを後悔することになった。 サナとその男は、古書店の外に並ぶ本棚を囲んで立ち止まり、本を眺め始めた。二人は別々に本を探し始め、ダイキは今が声をかけるチャンスかもしれないと考えた。  ダイキの心臓がうるさく高鳴った。彼がサナに向かって一歩を踏み出そうとしたその時、男が一冊の本を手に戻ってきた。男がその本をサナに見せると、彼女はうれしそうに笑い出し、周囲を気にすることもなく、男の胸に飛び込んだ。男もサナに答えて、彼女を抱

      • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」届け愛のメッセージep2

        届け愛のメッセージ  連絡先といっても、それはサナが仕事のために使用している個人事業主サイトの問い合わせフォームだった。サナは現在、フリーライターとして仕事をしているらしかった。 サイトはシンプルで簡易的なものだったが、扱っている案件は名の知れた大きいものばかりだった。  ダイキは早速、問い合わせフォームからこんなメッセージを送った。 「このサイトを見つけて運命を感じています。サナ元気だった? あのときは若かったね。だから全て許そうと思っています。いまの二人なら、今度

        • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」きもい男ep1

          プロローグ きもい男  暇でどうしようもない正午。タヌキならば、寄せ集まって寝ているに違いない。 しかし残念なことに、彼は「考える葦」をもってしまった。そのため、小椋ダイキは昔の彼女、笠原サナを殺そうと考えた。 しかし、サナと付き合っていたのは今から十年前の大学四年の三ヶ月ばかりである。ダイキにとっては大恋愛と記憶しているが、サナにとってはそうとも限らなさそうである。 たった三ヶ月であったが、ダイキはいつまでもサナとの思い出を思い返していた。彼女との思い出は、色濃く幸

        • 固定された記事

        自己紹介:2024/6/9

        • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」いざ彼女にとどめをep3

        • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」届け愛のメッセージep2

        • note創作大賞:恋愛小説「恋なんて変だ」きもい男ep1

          「死にたかった」あの頃を振り返ってみた

          自己紹介の次の内容がめっちゃディープ!笑 1日1noteとか思いながら、慌ただしくて投稿していませんでした。 自己紹介の次は、ちょうど始めて1カ月経ったけど、全然伸びてないpixivでの小説投稿について書くつもりでした。 が、急きょ「死」について書きたくなって、こんな内容にしました。 発端は、X(Twitter)で「〇〇で人身事故があったら、それたぶんわたしです」という呟きを見つけたことです。 その呟きのコメントには、本当に〇〇で人身事故があったというニュース記事が引用さ

          「死にたかった」あの頃を振り返ってみた