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ドタバタ介護体験

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10年続いた認知症の舅の介護、姑は怪我のあと鬱になり、その後終末期の緩和ケアをしていました。介護って想像より大変だと知りました。(ToT)
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記事一覧

ショックな出来事でパニックを起こさなかった!5つの対処法

ショックな出来事でパニックを起こさなかった!5つの対処法

発達障がい家族専門カウンセラー、たおたおです。

🎁発達障がい家族との毎日が、少しでも穏やかに、ストレスなく過ごせるためのライン特典

「あと2か月から...半年」

発達障がい当事者が、家族の余命宣告の事実を知ったら...

✅変化が非常に苦手
✅思いがけない事があるとパニックを起こすことがある
✅境界線があやふやで、他の人のつらいことを自分のことのように感じる
✅心の整理に非常に時間がかかる

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亡くなったおばあちゃんを思い出した淡路島

亡くなったおばあちゃんを思い出した淡路島

発達障がい当事者ご家族と幸せに関わるお手伝い♪発達障がい家族専門カウンセラー、たおたおです。

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先日急に思い立って、息子と1泊で淡路島の温泉に行ってきました♪

亡くなった姑が鱧が大好きで、淡路島へ連れて行って鱧鍋を食べたことを思い出しました。

7ヶ月間の在宅緩和ケアの

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介護と看取りのリアル体験談を話します!知識を得て安心のお手伝い

介護と看取りのリアル体験談を話します!知識を得て安心のお手伝い


親の介護に不安はないですか?
高齢のなった親が心配
介護のことを考えると不安

そんな人に朗報です♡!
気になる方、是非読んでください。

★「親が自力で生活できなくなったら?」想像すると不安

★母一人で父の介護をしているが(老々介護)限界がきている

★夫が高齢の義両親を家に引き取ると言ってきた

★実家が遠方。介護のために転職してでも帰るべきか?

★「シモの世話」ができるのか不安

★余

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「脳」は思考を止められない!介護者の「何もしなくても良いですよ」は落ち込ませる言葉かもしれない

「脳」は思考を止められない!介護者の「何もしなくても良いですよ」は落ち込ませる言葉かもしれない

料理番組をみて、やる気が出たおばあちゃん同居している姑は83歳です。しかも要介護…

以前はそんなおばあちゃんに家事をしてもらうことは「虐待に近い?」と思い込んでいました。しかし、ある話から、その考えはなくなりました。

姑:「あのなぁ、明日の晩は私がするから、何にもせんといてね!」
私:「やった~!何を作ってくれるのん?」
姑:「ビーフシチューや!今日テレビでやってたから」
私:「牛肉がちょっと

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おばあちゃんに夢で会えた♡在宅緩和ケアを終えて

おばあちゃんに夢で会えた♡在宅緩和ケアを終えて


おばあちゃん(姑)の夢
「おばあちゃん、その紫のワンピースええね、似合ってるよ。」
「あれ?おばあちゃん、元気になったんやね~!」

嬉しくて思わず姑に抱きついた。
姑はもとのふくよかな体になっていた。

...夢だった。

最高に穏やかな最期
その日の午後、私の疲れは限界を超えていたように思う。睡眠不足でちょっとフラフラだった。

姑はその時、すでに何も食べたり飲んだりできなくなっていたが、

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介護を通して発達障害の息子が変わった!いや、私が変わったのかも知れないという話

介護を通して発達障害の息子が変わった!いや、私が変わったのかも知れないという話

思いがけない言葉先日昼ご飯の後、私は下の画像のように寝てしまっていました。私の様子を見て息子が言いました。
「お母さん、ちゃんと寝て!」

「ベッドで寝て!呼び出しチャイムの受信機は持って行かなくてもいいからね。おばあちゃんが呼んだら僕が行くから。」

ビックリしました。
小さな事でも一つ一つ私に聞いてばかりだった息子。
今回は聞いてくるどころか、自分で判断し、私を寝室へと誘導する言葉を投げかけて

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初めておばあちゃんの介護が嫌になった日

初めておばあちゃんの介護が嫌になった日

夫は知っていた
在宅緩和ケア中のおばあちゃん(姑)の命は残りわずかだと思う。

「人に言えない悪いこともしてきたけど、たおたおは私のすべてを許してくれる、そんな人や...」

人に言えない悪いこと?
聞かないでおこうと決めていたのに、突然夫が電話で私に...

夫はウスウスわかっていたそうだ。
おばあちゃんと出会う前の、もう40年以上も前のことだったが、
思いもかけない内容にショックを受けた。もち

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誕生日の朝、介護ベットの上でつぶやく姑の言葉に涙...在宅緩和ケアの日々

誕生日の朝、介護ベットの上でつぶやく姑の言葉に涙...在宅緩和ケアの日々

(迎えることは無理かと思われた)姑の誕生日の早朝、お腹が痛むというので、飲み薬を梅ジュースに入れて飲ませた。

医師の指示のもと、既に2種類の医療麻薬を使用している。

痛みが治まってきた姑は、布団をかけ直している私の顔を見つめて静かに言った。

「あんたなぁ、私が死んだら、この布団を見ても、泣くやろな...」

...胸がつまった。
想像しただけでも打ちひしがれるような思いになる。

毎日が緊張

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容体が急変→救急搬送とは限らない!介護を通してわかった看取り方とは?

容体が急変→救急搬送とは限らない!介護を通してわかった看取り方とは?

一般病院は「病気を治療するところ」昨年の10月、血糖値が800を超え(正常値は80~110未満)緊急入院となった姑。一時は死の淵をさまよいましたが、治療の甲斐あって、退院できました。

姑は入院の数日前、癌の末期とわかり、余命宣告も受けたところでした。
退院前に担当医師から話がありました。

「異常に高くなっていた血糖値は、正常とまでは言えませんが、何とか(死なない程度まで)下げることができました

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大切な人との別れを前にして、心の準備をさせていただいている時期だと感じてきた話

大切な人との別れを前にして、心の準備をさせていただいている時期だと感じてきた話

大好きな人が弱っていく姿を目の前にして先月初めの頃は、歩行器でトイレまで行くことができた姑。
次第に室内用車椅子での移動になり、今では車椅子に座ることも難しい状態になりました。

恐らくそのうちに話すこともできなくなるのでしょう。。。

どんどん痩せて弱っていく姿を見ているのは、辛いものがあります。
そんなときは、ケアマネジャーをしている友人の言葉を心で繰り返し、気持ちの整理をしています。

「枯

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「家族の看取り」について、心に残ったケアマネさんの言葉

「家族の看取り」について、心に残ったケアマネさんの言葉

ケアマネージャーさんの友人がいます。
自宅で姑の緩和ケアをしている、私のブログを読んでくれたそうで、
心配して青森からリンゴジュースを送ってくれました。

彼女は悪性リンパ腫と戦い続け、つらい抗がん剤治療を乗り越えた人です。

彼女とのLINEでのやりとりの中で、
終末期を迎えた家族の介護において、非常に勉強になった言葉がいくつもありました。許可を得ましたので、以下にシェアしたいと思います。

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「在宅緩和ケア」で大切な4つのこととは?発達障害の息子は癒しの存在(^^)

「在宅緩和ケア」で大切な4つのこととは?発達障害の息子は癒しの存在(^^)

先日、血糖値が800を超え(正常値は110くらいまで)緊急入院した姑。
その際、「今日亡くなってもおかしくないです。」と医師に言われました。

その後は落ち着き、今は家で過ごしています。

やっていける自信がなく、不安で不安でつぶれそうな気持ちだった!
姑は10日ほど入院し、自宅に帰ることになりました。

姑の帰宅前、入院先病院の医師と看護師さん、訪問看護の看護師さん、ケアマネジャーさんらが一同に

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苦しいときこそ好きなことをしよう!介護も子育ても「0か100か」は返って効率が下がる話

苦しいときこそ好きなことをしよう!介護も子育ても「0か100か」は返って効率が下がる話

「べき思考」で心身が病んだことを思い出す
「親孝行は人として当たり前の道!最善を尽くすべき!」
認知症の舅の介護のとき、この強い信念で取り組みました。

...良いことありませんでしたよ~
「わしは100まで生きる!」
舅のその言葉を聞いた私の考えは、今から思えば異常でした。

「あと20年余り、今後の私の人生は、自分をなくして親孝行に徹する!」
「来世で人間になれたら、自由に生きられるように願っ

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おばあちゃんの体調不良の原因がやっとわかりホッとし、自分の未熟さもわかった話

おばあちゃんの体調不良の原因がやっとわかりホッとし、自分の未熟さもわかった話

おばあちゃんが急に食欲不振!その原因が判明酔っぱらって背中から転倒したのと同じ時期に、食欲がなくなった同居の姑。てっきり転倒が原因?または鬱の再発?かと思いました。

結論から言いますと、体にバイ菌が入って炎症反応を起こしていたのでした。内科で検査を受けた翌日の朝、医師から電話がありました。
「白血球が多くなって炎症反応が起こっています。薬をとりに来てください。」

「おそらくトイレのときにバイ菌

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