#読書
【読書コラム】会話が成り立たないのは成り立たせようとする気がないからなのだ - 『話が通じない相手と話をする方法 - 哲学者が教える不可能を可能にする対話術』ピーター・ボゴジアン, ジェームズ・リンゼイ(著)、藤井翔太(監修)
奈良美智さんのXで面白そうな本が紹介されていた。
早速、買って、読んでみた。期待通り、すこぶる面白い本だった。300頁ほどの本文を一気に読んでしまった。
内容はタイトルそのまま、話が通じない相手と話をする方法が理論的に記されているのだが、初心者から達人に至るまでのプロセスが提示されたり、作者の実体験が例示されたり、とにかくわかりやすさに富んでいる。専門書のような雰囲気なのに、まるで自己啓
【読書コラム】「能力」が存在しないってどういうこと? - 『私たちはどう学んでいるのか: 創発から見る認知の変化』鈴木宏昭(著)
YouTubeのオススメにこんな動画が出てきた。
わたしは普段、料理をしながらラジオ感覚で動画を見ている。途中で操作するのは大変なので自動再生にしている。そのため、たまに全然興味のない内容が流れてしまう。最初、この動画もそういう類のものだと思った。
だから、いつものようにスキップしようとしたら、冒頭、
「デキるって『能力がある』ってことですよね? でも、そもそも能力というもの自体が存在
最近読んだ本たち(ゆっくりさんな11月分)
時の流れは早いと毎月書いていて、自分で嫌になる。悲しいくらい同じことを書いている。けれど今月も書く。ほんと、早いよねえ。だって、11月もすごい勢いで過ぎていったから。
気持ちが上すべりする原因がたくさんあった。本を読んでいる場合じゃなかろう、との心の声もときどき響いた。それでも少しは読んだ。ときに読書は現実逃避のための手立てだ。そしてときに本は心を救う道具でもある。「いいなあ、本って」と思わされ
【読書コラム】大人の女子サッカー部は面倒だけど楽しそう! - 『女の答えはピッチにある:女子サッカーが私に教えてくれたこと』キム・ホンビ(著), 小山内園子(訳)
仕事関係で女子サッカーについて調べることがあった。
小学生の頃、2002年のワールドカップ日韓大会があったので、当時、テレビっ子だったわたしは連日ハイライト映像を浴びせられ、サッカーに対する興味を人並み程度植え付けられている。それでも、女子サッカーを知ったのはなでしこジャパンが女子ワールドカップで優勝したとき。あくまでサッカーのメインは男子なんだと思っていた。
ところが、あるネット記事に
【読書コラム】お前が始めた物語だろ - 『射精責任』ガブリエル・ブレア (著),村井理子 (訳)
本屋に行ったら、強烈な一冊が目に飛び込んできた。
赤地に黒文字で『射精責任』である。まじまじと眺めるのが躊躇される反面、一度見たら忘れられないインパクトがあった。
そのときは手元に取ることをしなかった。なんなら、表紙を見たのだって正味の話、一秒か二秒。下手したら、もっと短い可能性もあった。
しかし、数日に渡って、『射精責任』というありそうでなかったフレーズはわたしの頭の中をぐるぐると
緊急避難先としての本、そして本屋
真夏の空に、城のようにそびえる入道雲を見るたび、私は一人の老人のことを思う。
その人は、たったひとりで大海原へ出てゆき、カジキマグロと戦った。
彼の名はサンチャゴ。
『老人と海』(ヘミングウェイ)の主人公だ。
私にとって、彼は「生きること」を教えてくれた人生の師である。
こういう風に生きたい。
そう思った初めての人でもある。
本の中には、魅力的な人物がわんさかいる。
学生時代は、太宰の描くダメ
9割の成功者が実践している”最強サイクル”とは
脳筋Doは、
数えきれないくらいの、
ビジネス本・自己啓発本を読んだことがあります。
そこで、
たくさんの成功者の人生を見てきました。
そこで思ったこと。
「成功者はみな同じことをしている」
成功者がしていること。
それは、”最強サイクル”です。
どんなことをしたら、
皆がよく知る”成功者”に近づくことが出来るか。
それを、
”最強サイクル”を用いながら、
紹介していきたいと思います!