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2023、読んで読まれた#書もつ

毎週木曜日に、読んだ本のことを中心に読書に関することを書いています。単純計算で、年間50本程度の投稿をしています。

1投稿におおよそ1作品を紹介し、今年もたくさん読んでいただきました。ありがとうございました。

投稿にスキやコメントをいただくのも嬉しいのですが、紹介した作品を読んだよ、という投稿もとても嬉しいものです。”書もつ”の投稿には、作品を読んでみて僕が面白かったものしか紹介していないので、楽しみを共有できたような気分になります。

毎週木曜日の書もつシリーズは、ほかの投稿と比べて、実はリアクションが少なめでもあります。そのぶん、読書好きな方や、読んだことがある方からの反応ではないかとワクワクするのです。

年末ということで、今年の投稿のなかからスキ数が多かったものを3つ紹介します。投稿に登場した、作品名も合わせてどうぞ。


第3位 

「先生と僕」坂木司

この作家さんの物語は何を読んでも緻密に計算されているような印象があります。どんでん返し、なんて言葉が流行っていますが、それとはちょっと違うけれど、読み手をスカッとさせる優しい作品が多く、この作品もその一つ。

異色のコンビが、街にいる”悪”と戦うという、壮大ではないけれど、身近だからこそ緊張感のある作品でした。


第2位 

「そして生活はつづく」星野源

投稿した日付の通り、お正月に読んだ作品でした。僕が知っている筆者からは想像できない、なかなかに歪んだ感性に戸惑いましたが、読んでいくうちに心情を豊かに正直に表現しているのだとわかりました。

とはいえ、筆者は結婚して、豊かな生活を送っているのではないかと思うと、この作品の新しい価値を知る想いです。



第1位 

「帯同カメラマン森山が撮る!」ミーミー

スキが1番多かったのは、創作大賞感想として書いた投稿でした。多くの方に読んでもらいたいという気持ちと、投稿作品を読んでいたら本が読めないという焦りを両立させた、”書もつ”では初めての「書籍になっていない作品」の紹介でした。

書もつシリーズの目的は、読んでほしい作品の紹介、ということもあるので、ふだん通り投稿しまして、無事、ミーミーさんを驚かせることに成功しました(笑)


書もつシリーズは、始まってからずーっとinfocusさんにサムネイルを作っていただいています。

これ、毎週です。しかも、依頼のタイミングは結構ギリギリになってしまうことが多くて、一晩で読んで作る・・なんてことも当たり前(もっと早く原稿を書けって話ですが・・)。

それでも、毎回雰囲気のあるサムネイルを作ってくださいます。投稿から作品のイメージを掴むことが難しいものでも、別に調べてくださるなどして作ってくださるのです。これも3年続いています。何度も言いますが、毎週です。本当にありがたい。

僕は読むのがあまり早くないので、少しずつ読み進める作品もありつつ、場合によっては睡眠時間を削って、一晩で読み切ってしまうこともあります。

とにかく文字を追い、できる限り場面を想像しながら読んでいます。最近では、聴く読書によって新しい読書習慣もできつつありますが、本を読むことは続けていくのだろうと思います。


僕の”書もつ”シリーズをきっかけに読んでみた作家や作品があると聞くと、とても嬉しくなります。それは、僕自身がそうやって誰かから教えてもらって、読書にハマっていったからだと思います。

恩送り、とでも言うのでしょうか。返すのではなく、前に送る・・これからも続けていきたいです。

来年も、いい作品に出会って、ここで紹介していきたいなと思います。


毎週サムネイルを作り続けてくださるinfocusさん、ありがとうございます!このサムネイルのように、さまざまな色がありましたね。どれも印象的です。


#今年のベスト本 #ありがとう #読書

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 創作大賞2024への応募作品はこちらから!なにとぞ! https://note.com/monbon/n/n6c2960e1d348