スペイン人の彼女は髪がクルクルでとても見た目のかっこいいセクシーな女性だった。ペネロペクルスのような魅力もあって、強いというか、人を惹きつける魅力のある人だっ…
野原に咲く小さな花のように、ただ坦々と堂々と生きれば良い。そして愛の波動を今へ今へと放てながら生きるのが一番楽で幸せなのを実感する。 今まで自分を愛するって…
オーストリアにバードガスタインという華やかだった面影のある小さな街がある。夏は避暑地として、冬はスキーや狩りを楽しむ山の奥にある素敵なところだ。 私がそこに…
八月三日。 日本にいる兄から電話があった。珍しく二度も立て続けにかけてきた。 八月三日は毎年、父の家に花火大会を観に大勢の人が集まる日だった。家のテラス…
昨日の夜 YouTubeで「振るえる」ことについて話しているのを見つけた。 よく引き寄せの話を聞くけど、いまいちピンと来なくて、私には100パーセント理解出来ない事なん…
母はとてもプライドの高い人だった。こういう人は周りに迷惑をかけることが多い。自分のプライドのせいで自分しか見えないし、おまけに自分の考えをみんなに押し付けるか…
この作品はだいぶ前に作った小さいネストから成長して巨大に化けた物。 私はテキスタイルを美大で専攻していた。本当はファッションが大好きでファッション科に行って…
最近デートアプリを始めた。男の人の写真が出てきて右や左にやる、オンラインショップのお買い物形式。欲しい人をその中から探す。このアプリは何度も友人に薦められてき…
十何年前くらいから右側の手首の内側にボコっとした物が出来た。特にたくさん手を使った日は眠れないこともある程激痛があった。私は物を作る仕事をしているので、そんな…
自分が信じる事をすればいい。 これがこれからの私の世界。ビアンナーレでもあった、良い作品はやはり百パーセントを出し切っている。今週はそんな事を考えたい。そし…
2017年に仕上がったシャンデリアは、5メートルもあって二階から一階までを突き抜けて吊られている。五千個のクリスタルは全て私が一つずつ付けた。過酷な作業もあり大変…
先週からずっと風邪を引いて少し気が弱くなっている。 そんな時はどうしようもなく、ただただ疲れた体を癒すだけ。 観たいと思っていた映画にとことん没頭して、待つだけ…
ドイツ語はリズムがありはっきりしている。誤魔化したり曖昧な感覚は少なく、とにかくストレート。それもそれで良い気がしている。 Es geht sich nicht aus という表現…
ヴェニスに到着した。中世紀から栄える水の都はいつも神秘的だ。 最初に来たのは私がまだスイスに住んでいた子供の頃で、丁度カーニバルのお祭りの日だった。私は双子…
MEGUMI ITO
2024年9月27日 17:23
スペイン人の彼女は髪がクルクルでとても見た目のかっこいいセクシーな女性だった。ペネロペクルスのような魅力もあって、強いというか、人を惹きつける魅力のある人だった。 彼女とは息子が通っていたインターの学校で知り合って、それからの数年はほとんど毎日のように話す仲だった。 私はいつも思う、誰かに出会ったからには何かを学びたいって。それは良いことでもそうでない事でも学べる。生きている時間一瞬でも無
2024年9月23日 07:45
野原に咲く小さな花のように、ただ坦々と堂々と生きれば良い。そして愛の波動を今へ今へと放てながら生きるのが一番楽で幸せなのを実感する。 今まで自分を愛するってどんな感じなのだろうってずっと考えていた。 愛おしい子供の寝顔を見ていると、この子がただただ幸せでいてくれるだけで良いと思う。それが私達人類の自然な想い。それは本当は神が人類みんなに願う事だって言うのを聞いた時、全くその通りだって思っ
2024年9月4日 18:49
オーストリアにバードガスタインという華やかだった面影のある小さな街がある。夏は避暑地として、冬はスキーや狩りを楽しむ山の奥にある素敵なところだ。 私がそこにを知ったのは、ウィーンに来た頃から私を友人として迎えてくれたスウェーデン人の元スーパーモデルだったPiaが連れてきてくれたからだった。彼女のたくさんいる恋人の一人がこのバードガスタインにいた。(当時90年代初めのウィーンはかなり保守的だ
2024年8月7日 00:44
八月三日。 日本にいる兄から電話があった。珍しく二度も立て続けにかけてきた。 八月三日は毎年、父の家に花火大会を観に大勢の人が集まる日だった。家のテラスからは、熱海の海の船から放つ花火がちょうど目の前に見えるので、人を招んで観るようになり、いつのまにか大勢の人が来る自慢の恒例のパーティーとなっていた。集まる人たちは大体毎年同じ顔ぶれで、お菓子を持ってきてくれるご夫婦や、釣り仲間の建築家
2024年8月1日 04:45
昨日の夜 YouTubeで「振るえる」ことについて話しているのを見つけた。 よく引き寄せの話を聞くけど、いまいちピンと来なくて、私には100パーセント理解出来ない事なんだと、半分諦めていた。 要するに波動だという事も、潜在意識に入れ込んでいくというのも分かった。でもなんだかしっくりこない。どうやったら良いの? それによると人が感動したり、涙する時、人は宇宙と繋がって三位一体になるらしく
2024年7月31日 01:30
母はとてもプライドの高い人だった。こういう人は周りに迷惑をかけることが多い。自分のプライドのせいで自分しか見えないし、おまけに自分の考えをみんなに押し付けるから、合わせるのも大変で全く困る。そして不思議な事に何故かこういう人が私の周りに虫がわくように出てくる。 中学時代からそんな子が現れ始めた。その子は私にもプライドの高い、ではなく、お高くとまった人になるのが良いと押し迫ってきた。私はまだナ
2024年7月29日 21:26
この作品はだいぶ前に作った小さいネストから成長して巨大に化けた物。 私はテキスタイルを美大で専攻していた。本当はファッションが大好きでファッション科に行っても良かったけど、自分が作った洋服しか着られなくなるのかと思うと何となく寂しくて、テキスタイルだったら布や繊維一般を味わえると思ってテキスタイルを選んだ。 そこから縫ったり織ったり、染めたり、色んなテクニックを学んだ。今も美しいタペストリ
2024年7月26日 01:18
最近デートアプリを始めた。男の人の写真が出てきて右や左にやる、オンラインショップのお買い物形式。欲しい人をその中から探す。このアプリは何度も友人に薦められてきたけど、何となく気が向かないので躊躇していた。それがお節介な友人が半分無理矢理私のアカウントを作った。でもやっぱり二週間で脱落。何となく虚しいし、アプリで会える人などあまり当てにしてない。 それでも一人だけが残った。その彼はイタリア人。フ
2024年7月6日 21:36
十何年前くらいから右側の手首の内側にボコっとした物が出来た。特にたくさん手を使った日は眠れないこともある程激痛があった。私は物を作る仕事をしているので、そんな夜がしょっちゅうでとても厄介だった。でも仕事の量が多すぎて、いつのタイミングで手術が出来るか、そうこうしているうちにいつもチャンスを逃していた。やっと今週その日が来た。 手術を受ける病院にはもう行ったことがあった。それは友達が手術をし
2024年7月4日 01:54
知ってた? DOGの反対はGODだよ。by 圭
2024年6月2日 16:50
自分が信じる事をすればいい。 これがこれからの私の世界。ビアンナーレでもあった、良い作品はやはり百パーセントを出し切っている。今週はそんな事を考えたい。そして何処のアングルからでもアプローチ出来るようにしよう。これからは私が全てを決めていく。今まで通りやる事を step by step やっていけば良い。書く事もやれば良いし、これから新しいキャラも作っていく。今までのことは感謝で受け取り過ぎ
2024年6月1日 00:54
2024年5月30日 05:55
2017年に仕上がったシャンデリアは、5メートルもあって二階から一階までを突き抜けて吊られている。五千個のクリスタルは全て私が一つずつ付けた。過酷な作業もあり大変だったが、満足いくものをデリバーできた。 最終日には百を超える作業者から一気に少数になり、最後の仕上げに没頭した。私は凍えるお店の中で朝方まで作業に掛かった。そして少し休憩し、十一時オープンのギリギリまで梯子に乗り最終チェックをした
2024年5月29日 06:55
先週からずっと風邪を引いて少し気が弱くなっている。そんな時はどうしようもなく、ただただ疲れた体を癒すだけ。観たいと思っていた映画にとことん没頭して、待つだけ。 今日から少しずつ外に出てみようと思う。掃除をして、買い物に出かけた後は、大分直ったのを感じて少し安心する。 人は何故生きているのだろうか、とか、いろいろと考えた。きっとこんな時間もある。 これからどうしようかと悩み、考えた
2024年5月28日 01:01
ドイツ語はリズムがありはっきりしている。誤魔化したり曖昧な感覚は少なく、とにかくストレート。それもそれで良い気がしている。Es geht sich nicht aus という表現がある。これは「どうにもならない、終わってる、お手上げ」という感じ。大袈裟な時も軽い時も、とにかく何かが叶わない時に使う。 留学した当時、毎月送るように言われていた父への手紙を郵便局に出しに行った時、お釣りを乱暴
2024年5月23日 05:56
ヴェニスに到着した。中世紀から栄える水の都はいつも神秘的だ。 最初に来たのは私がまだスイスに住んでいた子供の頃で、丁度カーニバルのお祭りの日だった。私は双子の兄とここで、少し怖い目に遭ったのを覚えている。 ある時息子と兄がたまたま夢の話をしたら、偶然にも私達二人共、熱を出すと同じ夢を見るのを知った。その悪夢は、魔女が暗い長い螺旋階段をどんどん上に登って行くのを追いかけて、散々追いかけても