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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
運営しているクリエイター

#子どもに教えられたこと

子どもに怒るのと叱るのは違うと考えるのは危険

子どもに怒るのと叱るのは違うと考えるのは危険

少し前に話題になっていてネットで目にしました。子どもが何か問題行動をした時に

怒るは感情が入っているからダメで叱るはしつけだけだから良い

みたいな話でした。色々な議論がなされていましたが、私はこういう考えはとても危険だと感じています。なぜなら一番大切なことが抜け落ちているからです。それは、

子どもから見たらどっちも一緒

っと言うことです。怒られようが叱られようが子どもからしたら一緒ですよ。

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小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

相変わらず次男は、小学校の授業スタイルを受け入れられず、給食から友達と遊びに学校に行っています。そんな小学校生活の2年目、今では次男がフルに授業を受けないことにホッとしています。

というのも、先生が一生懸命工夫はされているものの、基本は「指導する1人対、指導される30人」という40年前から変わらない授業スタイル。
これに染まってしまうと、10年後に社会にでる人たちには致命症になるのが目に見えてい

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息子が教科書に噛み付いた日

息子が教科書に噛み付いた日

息子が教科書に噛み付いた。
何の比喩でもなく歯を食いしばって教科書の端を噛んだ。
イライラして体をこわばらせて、フーフー言いながら噛み付いた。
そしてこんな風に言った。

「僕は!国語の教科書を開くとイライラする!噛み付きたくなる!この手触りがいやだ!教科書を使いたくない!いつも授業中も噛み付きたくなるからえんぴつとか襟を噛んだりしてなんとか我慢してるけど、いやだ!使いたくない!」

気のせい、で

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子どもを褒める。子どもを叱る。実はどちらも同じだった。

子どもを褒める。子どもを叱る。実はどちらも同じだった。

先日あるお母さんから、深刻な面持ちでこんなご相談を受けました。

お話を伺った後、
「日頃、お子さんをなるべく褒めようと心がけていらっしゃいますか?」
と聞くと、
「はい! どうしてわかったんですか?」
と表情が明るくなられました。

選択肢を与えることはとても良い方法です。
でも「わかんない!」と言われた時、子どもは何がわからないのか、みなさん、わかりますか?
これは、褒められて育っている子の“

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教科書の危機

教科書の危機

図書館に本を返却&新しい本を借りに行って来たついでに、先日書いたトピックを思い出し、資料コーナーで小中学校の国語の教科書を閲覧してきました。
私の地元の図書館は、公立の小中学校の教科書が一通り閲覧できるのです。

そこで驚いたのが、小学校5年生からすでに古典が登場していること。
ほんのさわりだけですけれど、これは結構インパクトがありました。
そして、今年から教科書が変わったためどれだけ学校で実施す

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普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

「普通ってなんなんだろう?」

入学3日目から学校に行くのをいやがる次男と一緒にいてかれこれ1ヶ月、こんな疑問が浮かびました。

学校に行かない理由それは、次男に学校がいやな理由を聞いた時のことでした。ひとつ目の理由が

「休み時間に外にでられないから」
・・まちなかの狭い校舎で500人以上の大規模校なので、ぶつかっては大変と、新1年生はなかなか運動場で外遊びをさせてもらえなかったのです。さらに、

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常に大人の目がある中で過ごす子どもたち。行き過ぎた見守りは監視となり、子どもの魅力を見えなくするかもしれない。

常に大人の目がある中で過ごす子どもたち。行き過ぎた見守りは監視となり、子どもの魅力を見えなくするかもしれない。

親のお膳立ての中で過ごす子どもたち

今日はこちらの @knockout_ さんのツイートを読んで、日頃思っていたことを思い出したので、書きました。

私が働いている園でも、父親のお迎えや行事参加率は年々増え続けていて、父親の家庭進出?が進んでいることを私も日々実感しています。このように今は、母親だけでなく父親も子どもの教育に熱心な家庭も多い一方で、子どもの数は減っているので、数少ない子どもの上に

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メンバーnote「失敗から学んだこと」

メンバーnote「失敗から学んだこと」

保護者メンバーからの寄稿です。
「失敗して良かった!」
子どもミーティングを振り返る会話の中で、小学6年生の我が子がつぶやいた一言です。

今回の子どもミーティングは、中学受験を控える小学6年生のために用意された、事前準備の必要がないプログラムでした。

実験好きな子と、漫画好きな子。
算数好きな子と算数に苦手意識がある子。
それぞれが楽しめたうえで、算数へのリスペクトが生まれ苦手意識が和らいだら

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成長した息子へを見守りながら思うこと

成長した息子へを見守りながら思うこと

まとめ記事です。

高校を卒業した息子との会話や、成長したからこそ思う気持ち。
歯がゆさや感傷とともに、少しずつ頼もしさを・・・感じられるといいのですが😅

卒業した息子と、私の心境。これまでの卒業式を思い出して。

息子の進路。いろいろと話し合って決めて、公開も反省もたくさんある。今までのことも振り返ります。有料記事です(300円)。

受験で見送った日々のこと。無力感と、せつなさと。

お菓

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本当に大切なのは、野菜をポジティブに記憶できる体験

本当に大切なのは、野菜をポジティブに記憶できる体験

こんにちは!
「こどもカンパニー」の代表ガブリンです。

▼こどもカンパニー

こどもカンパニーの記念すべき第一弾プロジェクトのテーマは、こどもの「食」についてのお悩み。

今回の記事では、気になる第一弾のプロジェクトで取り組みたいことについてお伝えします!

野菜ぎらいはこどもの自然な姿

前回のアンケートの結果では、5人に4人の割合で、きらいな野菜があるというこどもがいることが判明…。

▼く

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息子氏、青く光るゲーミングPCを手に入れる。

息子氏、青く光るゲーミングPCを手に入れる。

 昨年末に、貯めこんだお年玉や高校入学祝いを元手に息子が手に入れたのは、所謂ゲーミングPCというやつで、サイズ的にはミドルタワーということだけれど、配送されてきたダンボール箱は人が入れそうなサイズ。あまりの大きさにのけぞった。

 私にはとても二階の部屋まで持ち運べない重さ大きさ。息子も一人では自信がなかったようで、仕方なく親子二人して、激重精密機械の入った箱の上と下で持ち、狭い階段を「危な落とす

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支えるとはどういうことなのか

支えるとはどういうことなのか

本日夜から横浜の自宅へ帰省します。約二ヵ月振り、待望の瞬間です。この記事は、我が家へ向けて走る高速バスの車内でスマホから書いています。本日のテーマは、『支えるとはどういうことなのか」という思いつきを掘り下げてみます。

息子が書いた感謝のことば息子は今年の3月に小学校を卒業します。離れて暮らし始めたここ半年ほどは、息子が育つ様子を身近で見守ってやれていませんが、短いような長いような6年間でした。息

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子育ての成功とか失敗とかかんたんにいわないでほしいから

子育ての成功とか失敗とかかんたんにいわないでほしいから

「とてもいい学校に受かったと聞きました。
いい子育てをされたからの結果だと思います」

そんなSNSのコメントを見て、強烈な違和感を持った。

違和感は二重にあった。

ひとつは、「いい子育てをされたから」「いい学校に入った」。
それは「いい学校に入ったから、いい子育てをした」ということ?
いい子育てはいい学校に入ったら、できたことになるのか・・・という違和感。

もうひとつは、その書き込みをした

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「鬼滅の刃」子供に観せる観せない論争

「鬼滅の刃」子供に観せる観せない論争

今大人気のアニメ・漫画「鬼滅の刃」。アニメ2期『遊郭編』がフジテレビでの放映が決まり、話題になっていますね!

https://kimetsu.com/anime/

とってもおもしろい「鬼滅の刃」ですが、お子さんがいる方なら『子供に見せるかどうか』悩んだ方も多いのではないでしょうか。我が家には小2の娘がいるのですが初めは悩みました。けれど、今は漫画もアニメも映画も、パパも含めて家族3人で楽しんで

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