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#日記

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】人生脚本から足を出してみる-白黒思考編-

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】人生脚本から足を出してみる-白黒思考編-

「今日のプレゼンでうまく発表ができなかった、もう全て終わりだ」
「落ち込んでいる友達にいい励まし方ができなかった、これで友情関係も破綻してしまう」

そんな風に思う時、あなたの頭の中は白黒思考になっているかもしれません。
だけど冷静に考えてみると、その一回でなにもかもが崩れ去ってしまうでしょうか。
いくつか思い当たる出来事があったから、ということもあるかもしれませんが、それでも完璧に二分割で失敗か

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せめて会社の中ぐらいは「感謝」だけでつながっていたい。

せめて会社の中ぐらいは「感謝」だけでつながっていたい。

私が入社したてのころ、50歳近辺のおじさん役職者は「無敵」に見えていたから、私だってそう見られているかもしれない。

いつも落ち着いていて、穏やかで、最近、47歳になったという課長。「ほんとトラブルでも動じないんだよなぁ」

なんて、思われてるかもしれない。

でも、まったくそんなことはない。

ここ一ヶ月もトラブルがけっこう重なったり、無理難題を押し付けられたり、かなり疲弊して、なさじ課長の中の

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【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】報われない日々を抱きしめて

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】報われない日々を抱きしめて

"私はこんなにやっているのに"そうでないあの子の方が可愛がられる
"私は圧倒的に正しいのに"そうでないあの人の意見が歓迎される

日々の生活を送る中で、自分の頑張りや正しさが報われないように感じること、きっとたくさんあると思います。
そう感じて悲しみや苛立ちを感じている時は、あなたの心の中で「認められたい自分」がひっそりと涙を流している瞬間です。
その悲鳴に気が付いて自分を認めていけたら、気持ちも

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【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】自分軸と"そうすべき"の持つ力

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】自分軸と"そうすべき"の持つ力

"朝早く起きるべきなのに"
"仕事も家庭もしっかり両立させるべきなのに"
そんな、"こうすべきだから"そうしなきゃと思うことは、意識していなくても少し考え直してみると、思い浮かぶことがたくさんある方も多いのではないでしょうか。
でもその"すべき"は、本当に必要なものでしょうか。
もしかしたら本当は必要じゃない"すべき"もあって、考えてみると手放していいものに苦しんでいる自分が見つかるかもしれません

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鬱でも生きている

鬱でも生きている

久しぶりに主治医と言い合いになった。毎週通い続けている心療内科のカウンセリングは、私の直近の悩みの吐き出し場所だ。でも、いつになくイライラがつのっていたのかもしれない。いろいろ否定された気がして、そうじゃない、という問答を繰り返していた。

鬱と診断されて、そろそろ7年くらいだろうか。仕事の疲労が身体に現れはじめて、マズイなと思って、病院に行ってそのまま薬をもらった。家の近くのクリニックを予約した

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【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】負けず嫌いでありたい場所はどこ

【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】負けず嫌いでありたい場所はどこ

"あの人は同い年だけど自分より色々なことができていてすごい"
"この前会った人は物凄く優秀でコンテストでたくさん賞をとっている"
こんな"すごい人たち"を前にして、イライラしてしまったり、自分を否定してしまったりすること、あると思います。

自分よりすごい人の話を聞くことが、自分が負けた気持ちになって面白くなかったり、その人と比較して箸にも棒にも掛からない自分に焦燥感さえ抱いたり。
負けず嫌いな性

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やさしさの型

やさしさの型

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。

=2007.06.11の記事=
「やさしさの型」

最近、江戸しぐさが注目されるようになってきました。その中でとりわけ私の興味を引いたのが「うかつあやまり」。足を踏まれたとき、踏まれたほうも謝るというものです。

足を踏まれたら、踏んだほうが当然謝るべきだと考えた自分に気づいて、ちょっと驚きました。江戸しぐさでは踏まれたほうも謝るという

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スタンド・バイ・ミー

スタンド・バイ・ミー

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。

=2004.11.20の記事=
「スタンド・バイ・ミー」

言葉は命である。
哲学者の池田晶子は、著書『あたりまえなことばかり』で書いています。

死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教ではなくて、言葉である。

この文章を読んだときの衝撃を忘れることができません。なんて力強い言葉なのだろ

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ナニモノニモナリタクナクテ

キャラをつくることがフォロワーを増やすコツです、とネットのあちこちでよく見かける。明確なキャラがみんなから好まれるのです、と。そのほうがどういう人間であるか分かりやすく、他人からすれば安心できるのだからもっともな話だと思う。でもそれをすれば自分が自分ではないような気もしていて。

文章を書くのが好きで、本を読むのが好きで、映画を見るのが好き、音楽を聴くのが好き、写真を撮るのが好き、考えることが大好

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自己犠牲の危うさ

自己犠牲の危うさ

自己犠牲って、すごいことだ。
自分を後回しにして誰かのためを優先して。
自分を蔑ろにして誰かの役に立とうとして。
だけど美しいし目指したいと思っていたそれは、今は危ういものだと認識している。
自己犠牲って、無理を重ねることだから。

やさしい人は、誰かのために行動する。
あの人を想って気遣う言葉、窮地に置かれた誰かをかばって声をかけ、足の悪い誰かと横断歩道を一緒に渡る。
誰かのために動くことができ

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「死にたい」気持ちは消せない

「死にたい」気持ちは消せない

ふと漠然とした不安や生きづらさに押しつぶされそうになって、「死にたい」と口にしてしまう。けれど、本当に生命の活動を停止したいのかといえば、たぶんそうじゃない、と思う。
「だれにも気にされずに消えてなくなりたい」「世界から私という存在を無くしてしまいたい」じゃないだろうか。

本当のところは誰にもわからない。自分でもわからない、いろんな思いがその4文字には詰まっていて、どうしようもなくて出てきた言葉

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「どの道を選ぶかじゃなくて、選んだ道でどうするかを大切にしてる」と言うお義母さんの信念。

先日の幸せのハードルが低くいのnoteを読んだ妻が、こんなツイートをしていた。

(わが家は同じリビングにいながらときにSNSで会話したりするのだけど、みんなもやるのかな??)

それにしても、お義母さんの、

「どの道を選ぶかじゃなくて、選んだ道でどうするかを大切にしてる」

という言葉は、本当に素敵。あまりに素敵なので、今後ぼくの中の「大切な言葉」のひとつとして、心の引き出しにしっかり保管して

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持つべきものは解消法ではない

持つべきものは解消法ではない

ストレス解消法を聞かれた。

周囲の人間から見た私は、ストレスとうまく付き合い、不満を爆発させたりストレスに押しつぶされることのないように見えているらしい。

正直、私にはストレス解消法がない。

人並みに多少の悩みは不満はあれど、「これが私のストレス」と名付けるようなものもないのが現状なのだ。

・・・

以前病院の先生に、「あなたは痛みにすごく強いか、すごく鈍感かどちらかなのよ」と言われた。

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できないあなたは特別じゃない。

できないあなたは特別じゃない。

Twitterですこし前に、「遅刻常習犯目線から時間守る人にお願いしたい事」というツイートがバズっていた。
そのお願い、というのはこのようなものだ。

・遅刻して待ってる時間は適当に過ごしてて欲しい
・+30分はデフォなので許してほしい
・あと何分で着くか聞かれるけどとりあえず100%到着するのは確実なので安心してほしい
・最終的には時間じゃなくて「到着したか否か」で評価してほしい

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