yukiota

時短で働く兼業主夫。12歳と2歳の子がいます。NPOとスタートアップで採用や広報のお仕事をしています。鬱になって、ケアをもっと知りたい、社会の生きづらさを軽くしたい、と思うようになりました。福祉、多様性、読書、写真、育児、雑多なnoteです。

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時短で働く兼業主夫。12歳と2歳の子がいます。NPOとスタートアップで採用や広報のお仕事をしています。鬱になって、ケアをもっと知りたい、社会の生きづらさを軽くしたい、と思うようになりました。福祉、多様性、読書、写真、育児、雑多なnoteです。

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『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』誰のことばにも同じだけ価値がある

タイトルのとおりの本がオンラインゼミ「あぜみ」のメンバーの共著として出版されました。 わたしも26人の共著者の一人として、加わっています。 野口晃菜さんのオンラインゼミ「あぜみ」では、「多様性」「インクルージョン」といったものをテーマに月に1度くらいのペースで様々な対談をしたり、発表を聞いたり、ディスカッションをしたりしています。 公式な集まりのほか、それぞれの関心にあわせて、メンバーどうし集まって、読書会を開いたり、ということもやっています。 こうした「お作法」をかなら

    • 近鉄・青のシンフォニーで吉野まで

      息子の電車好きが止まらない。 緑色の車体をした新幹線「はやぶさ」と赤い色の新幹線「こまち」が特にお気に入りで、緑と赤のものを見つけたら、なんでも「はやぶさ」「こまち」にして見立て遊びを始める。お出かけのときにも必ず電車は手放さない。 そんな息子の電車好きにあてられて、親も自然と色々覚えてしまうし、なんだかいろいろ乗りたくなってくる。そんな折に、知人におすすめされたのが、近鉄特急の「青のシンフォニー」だった。 「青のシンフォニー」は大阪阿倍野橋から奈良の吉野までを走る観光

      • 七五三、撮るか撮らないか

        そういえば、七五三って男の子も3歳でもやるんだっけ、早生まれの場合は?とはたと気づいて、調べだしたら沼にハマり始めてしまった。 家族写真、以前はスタジオや写真館で撮影するのが当たり前だったかもしれないけれど、最近は出張撮影のサービスなんかも増えて、個人で活動している人も含め、本当に選択肢が増えている。 これまでも、家族写真はたくさんの写真家さんやスタジオに撮ってもらったけれど、どれも本当にすばらしかったので、紹介がてら、少し整理したい。 スタジオセルセルフィット娘の3歳

        • 色と形のずっと手前と、その後で

          書店で手に取って、子育てのことが書いてあるとわかると、買わずにいられない。 妊娠、出産、育児、そして家事に仕事の両立に。どんな職業であっても、その過程は大変という一言では表せないくらい複雑で難しい選択の連続なのだけど、日々の忙しさにも圧倒されて、その時時のことを克明に思い出せないのではないだろうか。私も、本当にしんどかったとき、その当時の子どもとの記憶も少し薄れている。 グラフィックデザイナーの著者がiphoneの膨大なメモをもとに書いたというこの日記のような、その妊娠・

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          働いていると本は読めないのか

          なぜ働いていると本が読めなくなるのか、という本を電子書籍(スマホ)で読んだ。 私は、たぶん本を読んでいないと、とてもじゃないけれど働けない。 著者の考察によれば、読書は「ノイズ」を発生させるらしい。 そのノイズが効率化一辺倒で作られた仕事的な価値観と相容れないのだ。 なるほど、たしかにスマホゲームも親指1本でそれなりに遊べるよう省力化、効率化された遊びでノイズも無く、つるつるしている。 最近のSNSもサブスクの音楽も動画も全部、ノイズを少なくするようにできている。オス

          働いていると本は読めないのか

          創ること、稼ぐこと、暮らすこと

          あなたが生きるとき、創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどのように保っていますか? という問いをもとに様々な生き方を紹介している本を読んだ。 私は、どんなバランスで生きているだろう?どんなバランスが理想なんだろう? バランス、という言葉は案外むずかしい。これという正解もないし、でも単純に割合を聞いているのとも少し違う。奇妙でも、なぜか保っているバランスもあるし、規則正しく保たれたバランスもあるだろう。 保つ、というのもまたむずかしい。ずっと一定のリズムで生活でき

          創ること、稼ぐこと、暮らすこと

          パーティが終わって

          『パーティが終わって、中年が始まる』。少し物悲しく、とても美しい響きの言葉だと思った。 phaさんは、シェアハウスを運営しながら10冊ほどの本をこれまで世に出して、肩肘張らない気ままな暮らしや考え方を発信している、素敵な方だ。 本人曰く、なにもせずに自由に世の中からはみ出して生きてきたけれど、だんだんそうもいかなくなってきた、これは中年なのかもしれない、ああ嫌だと。 それがこの本の趣旨なのだけど、半分そうなのかもしれないけれど、そうじゃない気もしている。 人生40年以

          パーティが終わって

          実家に帰るたびに後何回、を数える

          お盆につき、実家に帰省する。 次の世代には引き継ぐ予定のない実家だから、少しずつ家の整理を始めていて、帰るたびにごちゃごちゃしていた実家が広く、スッキリしていく。 後何回、この実家に帰れるだろうか。もしかしたら、最後かもしれないという気持ちすらある。 それは、まだ生きている祖母に会える回数でもあるし、実家の青い屋根を見る回数でもあるし、実家の窓から外の桜を眺める回数でもある。 人生で、桜を見ることができる回数はたかだか70とか80回くらいだろうか。と考えると私はもうあ

          実家に帰るたびに後何回、を数える

          時間をかけて料理ができない

          料理ができない話の続き。3部作にする、と言ってもう半年経ってしまっている。 前回のブログ、なんと山口さん御本人からもコメントをいただいた。本当にありがたい。もう少し、山口さんの本をじっくり読み解いて、自分のこんがらがった料理観も解きほぐしていきたい。Voicyも欠かさず聴いている。 * なんだかいつも時間に追われて料理をしている。 だから、いつもどんなときも時短料理になる。 たぶん、そのことがとても苦しい。時間をかけて料理できないから時短料理をしてるのに時短料理をするこ

          時間をかけて料理ができない

          いつかは北のほうに移住したい

          暑いので、思考が単調になる。 毎日クーラーをつけているけれど、あんまり効かなくなってきた。もうクーラーの限界なのか、今年は特別暑いのか。我が家は都会の団地の最上階である。部屋が暑くなる条件も整っているせいもあるだろう。 どちらにしろ、人類はそのうち、あるいはすでにクーラー無しでは生きられないし、夏の外出は危険でしかない。 と夏が来るたびに同じように暑さに対する不満を膨らませ、いつかは北海道に移住してみたい、と妄想をしている。理想は30年後。でもその頃にはみんな同じことを考

          いつかは北のほうに移住したい

          街の本屋は消えていくのに、我が家には本が溢れている

          お盆期間中なので、徒然なるままにぼんやりと考えているよしなしごとを書く。 冒頭のタイトル、本好きな人にとっては、ウチもウチもという人が多いのではないだろうか、と勝手に想像している。 街の本屋が消えていく、の言葉通り、書店の数は全国でどんどん減っていっている。 簡単に調べられるので、一応。20年で10,000軒近くがなくなり、全国でも約10,000件ほどしかない(店舗を持たない書店も含むようなので、実際はもっと少ない)。といってもあんまり実感が湧かないかもしれないのだけれ

          街の本屋は消えていくのに、我が家には本が溢れている

          【緩募】サイト制作して欲しい方いませんか?リスキリング4ヶ月目の記録

          Webデザインの勉強をし直しはじめて、4ヶ月目。 平日は就業前と就業後の僅かな時間と、夜子どもが眠ってから、休日はときどきベビーシッターも使って子どもを見てもらい、なんとかカリキュラム通りついて行っている。 結局、何ができるようになったの?といえば、簡単なサイトなら、デザインを起こすところから、実際にウェブに表示させるコードを書くところまで、曲がりなりにもできるようになった。 中間課題では、架空のクライアントの指示書(とっても丁寧な)、をもとに一枚ペラのサイトを作成して

          【緩募】サイト制作して欲しい方いませんか?リスキリング4ヶ月目の記録

          「好き」の赴くままに旅に出かける

          夏休み、どこに行きたい?と娘に聞いたら、「島根」とかえってきた。 ほお、なるほど、さすが歴史好きな中学生、出雲大社をめぐる旅とはなかなか渋くていいな、と思っていると、 「島根にある折居駅に行きたい」と。 ほお、折居駅?・・・全然聞いたことがない。 さらに掘り下げて聞くと、好きなボーカロイドのMVに折居駅近くの踏切が使われているらしい。つまり推しの聖地だ。 地図で調べてみると、大阪から車で片道約6時間ちょっと。出雲からさらに奥の西の果てにある。 1泊じゃ無理だから2

          「好き」の赴くままに旅に出かける

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          森、道、市場 2024

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          地震が怖いから備える防災

          最近、地震が多くて怖い。怖いから、防災の話をして備えたい。 地震の多い日本だから、私達は慣れてしまっているところもあるけれど、今自分が立っているこの場所が揺れ動き、崩れるかもしれない、というのは端的に恐怖だ。いつ襲ってくるかわからないし、目には見えない、でも歴史を見れば必ず起こり得るだろう、大きな地震。 職場で本格的に講師を呼んで防災の研修をしていることもあって、我が家では比較的防災のグッズは揃えている。あと、アウトドア。キャンプもまともに行ったこと無いけど、近くの公園で

          地震が怖いから備える防災

          GoogleMapでコツコツと

          休日のあいだくらいは、だらだらと雑文を少し書き溜めておく。 なんでもモノは使いようによって、便利にもなるし、かえって誰かを害するものにもなる。 GoogleMapもそのひとつだ。説明不要の地図アプリで、とても便利に日常使いできる一方、口コミシステムの否定的な意見やニュースをよく見かける。 私もGoogleMapにはよくレビュー(口コミ)を投稿している。でもそれは悪評を残したい、というよりはその場所を応援したいから、投稿している。口コミって、本来そういう誰かを応援するため

          GoogleMapでコツコツと