マガジンのカバー画像

noteの旅で出逢えたお話し

256
旅先での出逢いでこれからの行き先を決めたりします。noteを旅する中で出逢い、これからの行き先を考える上で大きく刺激をいただいたnoteです。
運営しているクリエイター

#エッセイ

怪獣化してしまうサッカー選手。

怪獣化してしまうサッカー選手。

ここ最近、福岡県内の
とあるジュニアユースチームに
とてもとても気になる選手がいるのです。

中学2年生のその選手は
個人で相手を剥がしていける高い能力を持っていて
試合を決定づける仕事ができる優れたアタッカー。

ひとつ上の世代相手にも怯むことなく
その能力を発揮している将来が楽しみな選手です。

でもですね
自分が気になっている理由はそれではなく
彼が今の時代では珍しくなった「怪獣くん」だから

もっとみる
「何者かになりたい」は捨てたはずなのに

「何者かになりたい」は捨てたはずなのに

高専4年。19歳。
一念発起して弁護士を目指すことに。

ぼくは「何者か」になりたかった。

その後、スタートアップに転職し、急成長かつIPOも一番近いと言っていいところで体験。周りには「何者か」がたくさんいた。

周りにいた「何者か」はみんなかっこよく、憧れた。
だけど、それに自分がなりたいとはどうしても思えず、一度ゼロになるために地元岡山に帰郷。自分の心が動かされること、正しいと思うこと、善い

もっとみる
思考を超える沖縄へのひとり旅。

思考を超える沖縄へのひとり旅。

思考を超える旅がしたい。

いつからかそう思うようになり
さまざまな国や国内へ旅するようになりました。

そして今度は
こう思うようにもなっていきました。

思考を超えるプレーがしたい。
思考を超えるコーチングがしたい。
思考を超えるコミュニケーションが取りたい。
思考を超える一日を過ごしたい。

思考を超える人生を送りたい。

思考を超えた先にある予期せぬ風景を
いつでも、どこでも見てみたいんで

もっとみる
宝物を捨てる

宝物を捨てる

2023年4月7日(金)朝の6:00になりました。

夏草や、兵どもが夢の跡。どうも、高倉大希です。

子どものころ、とても大切にしていた宝物がありました。

いまは、なにを大切にしていたのかすら覚えていません。

数年前、とても大切にしていたこだわりがありました。

いまは、そんなこだわりなんてどうでもよくなりました。

先日、こんな記事を書きました。

「いま黒歴史だと思っていることは、その時

もっとみる
「嫌い」にこだわる

「嫌い」にこだわる

2023年4月6日(木)朝の6:00になりました。

わたしのことは嫌いでも、この note のことは嫌いにならないでください。

どうも、高倉大希です。

服が好きです。

だから、Tシャツをプレゼントされるとちょっと困ります。

自分が着る服には、こだわりがあるからです。

書くことが好きです。

だから、勝手に推敲されるとちょっと困ります。

自分が書く文章には、こだわりがあるからです。

もっとみる
映画「生きる LIVING」を観て黒澤明とカズオ・イシグロに学んだ「他者の評価を気にしない」潔い生き方。

映画「生きる LIVING」を観て黒澤明とカズオ・イシグロに学んだ「他者の評価を気にしない」潔い生き方。

カズオ イシグロ meets 黒澤明。

そこから生まれる「命の使い方」を私は知りたかった。

【作品概要】

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。

時代背景は、1953年、第2次世界大戦後のロンドン。

仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。

そんなある日、彼はガン

もっとみる
本当にサッカーが上手いとはどういうことか。

本当にサッカーが上手いとはどういうことか。

このnoteを始めたとき
一番最初に書いた記事は簡単な自己紹介で
タイトルは『あちこち、あれこれ』というもの。

これ結構、自分のことを正確に表しているなと。

昔も今もずっと「あちこち、あれこれ」な感じで
それが楽しくて、心地よくもあるんです。

で、不思議とそれが
こうした文章の中にも表れるときがありまして。

ついこの間
『大人になってから学ぶサッカーの本質とは』
という大人気サッカーブログ

もっとみる
疲れた心に沁み渡る言葉

疲れた心に沁み渡る言葉

言葉って不思議だなぁと思います。

同じ言葉でも受け取る人が違えば、違った捉え方になったり、受け取る人が同じでも受け取るタイミングが違えばそれもまた違った捉え方になる。

何をしてもうまくいかなくて、余裕がなくていっぱいいっぱいな時ほどすーっと心に沁みる言葉が増えると感じます。

反対に、その時には分からなかった言葉の真意や意味を後になってから気がつくこともあるでしょう。

受験の時に感じていた焦

もっとみる
生きているということ いま生きているということ

生きているということ いま生きているということ

人が死んでいくのを隣でみる機会。

もうすでに死んでいる人の第一発見者になる機会。

ついこの間まで他愛のない会話をしていた人が、亡くなったという報告を受ける機会。

血縁者の代わりに人を看取る機会。

大切な人の死を泣き叫ぶ家族と共に過ごす機会。

そんな様々な死の機会に、日常的にふれる4年間を過ごした。

‪幾つの人の死と私の人生が重なりあったって、慣れることが、ない。

‪まだあたたかい体も

もっとみる
自分ならではの違いを見つけ出していくこと。

自分ならではの違いを見つけ出していくこと。

1ヶ月ほど前
中学3年の選手とLINEのやり取りをしたときに
ふと彼のステータスメッセージを見ました。

ステータスメッセージとは
LINEのプロフィールに文章を入れられる機能のこと。

なーんて偉そうに説明してますが、中学生たちに
「え、コーチ、ステメ知らないんですか!?」
と馬鹿にされながら教えてもらったのですが…(笑)

で、彼のステメには
サッカーへの思いや名言などが綴られていて
その中に

もっとみる
まったく「ドーナツ」ってやつは

まったく「ドーナツ」ってやつは

家から電車で30分の場所にミスドができたのは、高校2年のときだった。

その地域の第1号店。初日に友達とはしゃぎながら行ったのを覚えている。お小遣いでドーナツを買い、オープン記念品のパパリンコグラスと一緒に家にもちかえった。

「ドーナツ屋さんがオープンしたから買ってきたよ。お母さん、一緒に食べよう」

チョコレートコーティングのドーナツやクリーム入りドーナツを見た母は、目をパチクリさせた。

もっとみる
理解するのは、決断したあとでも良い

理解するのは、決断したあとでも良い

昨晩観た映画で、ひとつの会話が印象に残った。

主人公は、未来を知る力のある女性と語っていた。
主人公はこのように言った。

「(あなたが未来を知っているなら)俺に選択の余地はない」と。
しかし女性は答えた。「選択はもうしている。ここへ来たのは理由を知るためよ」

女性は主人公に対して、自分が未来を知っていようとも、あなたは自分の選択でここに来たのだと言った。そして、ここへ来たのは自分の選択の理由

もっとみる
夕暮れの"マニャニータス"が教えてくれたこと

夕暮れの"マニャニータス"が教えてくれたこと

これぞメキシコという誕生日会に行ってきた。
7時間かけて驚いて、笑って、最後にはホロリとした、先週の土曜日の話。
忘れないうちに、書き残しておきたいと思う。



「始まり」なんてないのがメキシコ流

誕生日会に招いてくれたのは、娘が通う幼稚園のクラスメイトだった。

参加者はインド人パパとメキシコ人ママの両家親族、幼稚園のクラスメイト達とその家族で、およそ70人。賑やかなパーティーだ。

この

もっとみる
アウトプットができない時は総じてインプットをしていない。

アウトプットができない時は総じてインプットをしていない。

落ち目だ。
何が原因かはわからないがやる気が起きない。
私はよくある。
もはやこれがデフォルトかと思うくらいある。

落ち込むような何かがあったわけでもないのになんとなく気持ちが上がらない。具合が悪いわけではないけど、なんとなくだるい。

これやらなきゃ、と思うほどにゴロゴロし、書かなきゃと思っても何にも頭に思い浮かばない。

私はこのようにアウトプットの扉が閉じている場合、総じてインプットの扉も

もっとみる