『漂流教室』とポル・ポト政権

楳図かずおの『漂流教室』を読むと、よくこんなに次から次へと残酷な状況が思いつくなぁという驚嘆を禁じえない。

なかでも、手術道具も麻酔もなしに、子どもだけで手術を行うシーンは実に強烈だ。

絶対に不可能ではないが、非常に困難な試練であり、何より異様である。

そんな異様な状況が、実際に起こってしまった。

カンボジアのポル・ポト政権による、子どもへの奇妙な賛美が生んだ、いわゆる「子ども医者」だ。

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音と向き合う③

初めて谷川俊太郎さんの詩に出会った小学校を卒業してから10年の月日が経った。
「音と向き合う②」でも少し触れたように中学でも高校でも谷川俊太郎さんの詩と共に生きた瞬間はあった。しかし、実は自分で谷川さんの詩を探して手に取ったのは、今日が初めてだった。
      

オンラインでの日本の音楽に関する授業を終えた後に、ふと思い立って近くの古本屋を調べた。珈琲屋さんと併設されているお店が近くにあったの

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嬉しいよ〜〜(∩˃o˂∩)♡
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音と向き合う②

昔から合唱曲が好きだった。大きな声で歌うのも、みんなで練習して音を合わせることも好きだったけど、合唱曲の詩はどれも素敵なものばかりなので、それを声に出して読むのも、聴くのも、もちろん歌うのもどれも好きだった。

小学校から高校までの12年間、音楽会や合唱コンクールなどの行事が大好きだった。わざわざ合唱コンクールに本気で取り組む高校を選んで受験するくらい、好きだった。

合唱という枠組みにおいて特に

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もっと載せちゃう!!!

【本棚】谷川俊太郎『夜のミッキー・マウス』

詩集を読み始めるときにはいつも、わくわくして少しだけ緊張する。
ページをめくるたびに自分中のどんな感情が引き出されるのだろう、と思う。
それが楽しみでもあるしこわくもある。
できるだけ向き合わないようにしている記憶や感情と巡り合ってしまうことがあるからだ。

『夜のミッキー・マウス』もそうだった。
沸き起こるのは胸を震わせるような感動ばかりではなくて、思わずページをめくる速度を早めてし

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声を奏でる ヴォイスチャレンジ !第6回
お題 「朝のリレー」谷川俊太郎
期間 9月23日〜30日

今回のお題は同じ作品を チャレンジャーみんなで朗読するスタイルです。
それぞれの個性がより楽しめるのではないかな と思います😊

期間中 皆さんもぜひ「朝のリレー」を朗読してみてくださいね。
声を通して聴く詩はいつもと違う感覚で、心に響くことでしょう。

ヴォイスチャレンジへの参加も大歓迎です!

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ありがとうございます✨
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谷川俊太郎さんの【ふくらはぎ】を朗読させていただきました。
谷川さんにしてはかなり珍しいタイプの詩だと思います。

人が死んだら何を思い、何を悔やむのか?
私自身にも未だに結論が出ない重いテーマをお話しております。

良かったら聞いてください😊

ありがとう\(^^)/
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nonsenseは世界の肌触り

これは、谷川俊太郎さんのインタビューのなかで、哲学者の鶴見俊輔さんが言ったとして紹介されたことばだ。

無意味なことも、意味あることと同じように大事だって思えると、僕はいいと思う。(哲学者の)鶴見俊輔さんが、nonsenseは世界の肌触りだって言うんです。人間は世界の意味を一所懸命つけようとしてるけど、意味だけでは追求しきれないものが世界であって、それを肌触りって言ってるんだと思うんだけど。
谷川

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空白と向きあって。「かないくん」

ある日、ともだちのかないくんが学校を休んだ。
かないくんは親友じゃない。ふつうのともだち。
日常に訪れた、はじめての“死”。死ぬって、ただここにいなくなるだけのこと?詩人、谷川俊太郎が、一夜で綴り、
漫画家、松本大洋が、二年かけて描いた絵本。

時々死ぬのが怖くないという人がいる。
死ぬのは生まれる前の状態に戻ることだから、あるいは死んで何にも煩わされることない状態に戻ればせいせいするからと彼らは

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読んでくれてありがとうございました!SNSでのシェアも歓迎です。
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もこ もこもこ

友人から、赤ちゃん用の見る絵本があるよ

とおススメされたのが、この絵本

谷川俊太郎作  『もこ もこもこ』

色に反応するんだねーへーと聞きながら

そういえば町から絵本もらってたなぁと

もらった絵本を取り出したらまさにそれ

なんだ!早く見せてあげればよかったね

じーーーっと見て喜んでます

絵本=読み聞かせ=まだ早い

と思い込んでてごめんちゃい

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スキって嬉しいですね。ありがとう
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