絵本の虫

いつもねむい人。noteのおかげでやや覚醒。ご覧くださる皆さまに感謝の花束を💐

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最近の記事

乙女心再来

くじ運の悪い私が当選することはまずないと思いながら応募させていだいたnoterインソムニアさんの通算500本投稿企画の結果・・・ 相撲でいうと不戦勝、野球ならシード校みたいな幸運に恵まれて、本日めでたくプレゼントが届きました🎉🎊🎈 毎日ねむくてたまらない私でも、これはもう一気に目が覚めました😆 実は学生時代に友人のお母様がポンポンブローチを作ってくださり、冬のジャケットに付けて通学していたんです。ところが朝のラッシュアワーに揉まれて落ちてしまったらしく、気がついた時には消

    • 春の味覚

      採れたての蕨と筍をいただきました。どちらも子供の頃は苦手だったのですが、今はふしぎとこの時期ならではの苦味やえぐみを口にしたくなります。 筍はお米の研ぎ汁で下茹でしました。圧力鍋で沸騰してから弱火で10分。その後、自然放置します。 蕨は水量の10%以下の重曹を沸騰した水に加えて、少し温度が下がった頃に蕨を投入し80℃程度のお湯にして6~8時間放置します。 どちらも洗ってから水に浸けて冷蔵庫で保管し、数日以内に食べます。(浸水した水は毎日取り替えます。) 花粉症で苦戦中

      • 残念なお知らせ

        以前、ご紹介させていただいた老舗「豆福」さんの商品のうち、「紅こうじ小梅」などに小林製薬の「紅麹」が使用されていることがわかり、現在、自主回収対象となっております。健康被害が報告されたサプリメントとは異なる紅麹原料とのことですが、詳細はこちら⬇️の記事をご覧ください。 私の元記事はこちら⬇️です。このうちピンク色のパッケージに入った商品が自主回収対象です。ピンク好きなのに残念すぎます😭 万一、私の記事から豆福さんに辿り着いて、当該商品を購入された方がいらっしゃったらと思い

        • わたしのピンクをさがしに

          月刊『たくさんのふしぎ』は子どもたちが定期購読していた頃からのファン。 今月号は初めて自分のために買った。【以下、ネタバレあり】 幼かった頃、私のクレヨンは「ピンク色」ではなく「桃色」だったし、ピンクのランドセルや車はなかった。でもこの本によれば、明治27年にはすでに「ピンク」が「桃色」の意味で和英英和辞書に表記されているし、その3年後には絵の具に'pink' 表記が使われていたとわかる。 この本では、1000年前のピンク色からインドのピンクシティまで、ピンクを広く深く掘

        乙女心再来

        マガジン

        • note拾い2024
          111本
        • note拾い (〜2023)
          161本
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          64本
        • おすすめ絵本
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        記事

          お返し

          初めてバレンタインデーにチョコレートを渡したのは中学1年の時だった。友人に勧められるままに、本当に好きかどうかもわからないクラスメイトに贈った。結果は空振りだったが、もともと軽いノリだったから大して傷つきもしなかった。私は時々こんなふうに自分でも理解不能な行動に走ることがある。大抵それは考えるのも面倒になって「えぇい、なるようになれ」と投げ出した時なのだけれど、中1の自分の軽率さは別のクラスメイトを傷つけたはずだった。小学校の時の初恋の相手と運よく中学でも同じクラスになりなが

          私の雛人形

          幼い頃、雛人形がほしくてたまらなかった。母の雛人形は七段飾りの豪華版だったそうだが、戦後の引き揚げで京城(現ソウル)に置きっぱなしになったと聞いて、残念でならなかったからかもしれない。小さくてもいいけど家具付きでとねだり続けて、ようやく買ってもらったのがこちら。 ケース入りでもライトアップもできる凝ったつくりだったが、家具の引き出しが開かないのが不満だった。とはいえ、この時期になると何度も眺めては喜んでいた。だが「早く片づけないと嫁の貰い手がなくなる」と慌てる父に従い、例年

          私の雛人形

          比べてみれば

          ヘッダーは最近のみみっちいずガーデンからの1枚です。下段はすべて小松菜で、時間の経過とともに右端から順に左端へと成長していきます。芯の中央に養分を送るために外側の茎はみずから朽ちていくので、次第に容器内がスカスカになる代わりに葉が茂ってきます。 下の画像は上段右端のミニキャベツを拡大したところです。しっかり葉を巻いて小さいキャベツができています。他のキャベツは根が出たので土に植え替え済みなのですが、これだけは根を張らないので水栽培を続けてきました。 次の画像も同じくキャベ

          比べてみれば

          選外

          おそらく誰が見ても美しいとはいえないだろう。風雨で花びらが飛び散る中を懸命に耐えているかのようだ。この花模様に見入っているうちに、ある時、お蕎麦屋さんで見知らぬ人から話しかけられたことを思い出した。長男が小学生で、次男はまだ1歳に満たなかった。次男を畳の上に降ろして、ようやく一息ついた時だった。 「貴女ね、子育て大変でしょ。でもね、今が花、花なのよ」 仕事と子育ての狭間で髪をふりみだしてズタボロになっていたから、到底、自身を花と見做せる状況ではなかった。でも側から見ると、

          ねむい人むけパン作り

          吉永麻衣子さんのレシピでパンを焼くようになってから、ズボラな私でもパン作りを楽しめるようになった。混ぜるだけで捏ねなくていいし、冷蔵庫に入れておいて食べたくなったら取り出して焼くだけ。本来パン作りはこれくらい簡単じゃなきゃやってられないでしょ…と思ったりする。いつも買っているドライイースト3g入りの袋を丸ごと使いたいので、自分用にアレンジした分量はこちら⬇️ 強力粉      270g   ドライイースト 3g 塩

          ねむい人むけパン作り

          アバウトな愉しみ

          ワケあって卵とバター抜きでクッキーを試作している。これが思いの外、美味しくてビックリ! 毎回、生地の様子を見ながら量を加減するので、なかなかレシピを確定できないのだけれど、おおよその目安は以下の通り⬇️ 🍪チョコナッツクッキー🍪 1 ココナッツオイル60gと粗糖20g 2 アーモンドパウダー 30g 3 チョコとナッツ(食べたい大きさに砕いたもの) 4 小麦粉 120g 🧀チーズクッキー🧀 1 太白ごま油60ccと粗糖20g 2 パルメザンチーズ 30g 3 黒胡

          アバウトな愉しみ

          魔法の音楽

          昨日、タクトの素敵な記事に触れて、小澤征爾『ボクの音楽武者修行』(新潮文庫、1980年)を思い出していたら、哀しいことに訃報も届いて読み返している。 こちらのCD💿には子供達がお世話になった。学校の音楽の時間にさわりの部分だけ聞いて終わるにはあまりにも惜しい名曲揃いで、指揮は全て小澤征爾氏による。 思えば命懸けで タングルウッド音楽祭に出かけたも、それが小澤征爾氏ゆかりの地だったからだった。音楽には国境がないことを体現してくださった師には、ただただ感謝とリスペクトしかない

          魔法の音楽

          うさガードメンテ

          宅配ボックスを活用してリトルフリーライブラリー(自由に貸出できるミニ図書館)を手がけてきましたが、お子さんのご利用が多いため、コロナ禍をきっかけに本を返さなくてよい配布形式に切り替えています。宅が配る図書館こと、返さない図書館です。(まさしく邪道😆) 配布しているのは貸出本や寄贈本が中心です。でも、さすがに児童書の在庫が少なくなってきて補充が追いつきません。そこで、ちょっとマニアックだったり、息子たちが読み古して譲渡するには忍びなかったりで迷っていた本も、最近では並び始めて

          うさガードメンテ

          それぞれの春

          今春、みみっちいずガーデンで先陣を切ったのは、こちらの白菜さんです。 キャベツくんたちも、ひたすら我が道を行きます。 人参さまは豪快です。 植物を育てているつもりが、実際は植物に育てられていると思う昨今です…🌱

          それぞれの春

          食べられる幸せ

          親知らずの反乱に耐えること2週間。甘納豆の夢も吹っ飛び、今年は節分に豆菓子も食べられないのか…と思っていたのだが、なんと今朝より痛みから解放されたではないか!🦷✨ 老舗「豆福」さんのとの出会いは、父がお土産に持ち帰った「山海豆」が最初だったから半世紀前に遡る。その後、名古屋在住の知人に贈られて再会したのが、もう20年ほど前。当時まだ幼く食にも気をつけなければならなかった三男坊の大好物の原材料にマーガリンが使用されていた。ダメもとで太白ごま油などに替えていただけないかと声を寄

          食べられる幸せ

          きっと明日は

          被災地に想いをよせるイベントに先立ち、各自、届けたい絵本をアンケートで回答したのだが、私が手元からまず選んだのは、鈴木まもる『だんろのまえで』(教育画劇、2008年)だった。集計結果発表でこれが回答が多かった絵本の1冊として紹介された時は、「やっぱりそうでしょ、そうでしょ」と握手したい気分になった。最も多かったのは荒井良二さんの『あさになったので まどをあけますよ』で、この絵本は実際に被災地で活用されてきたそうだ。 この素敵な絵本を開いてみると、「明けない夜はない」とか「ふ

          きっと明日は