冬月剣太郎 猫詩人🐈

■人生は猫の夢かもネ 笑 ■座右の銘「スマイル、ユーモア、そして感謝」笑 ■自然派ワイ…

冬月剣太郎 猫詩人🐈

■人生は猫の夢かもネ 笑 ■座右の銘「スマイル、ユーモア、そして感謝」笑 ■自然派ワイン教の熱烈な信者 笑 ■著作:『陰仕え 石川紋四郎』(ハヤカワ文庫) ■小説工房シェルパ主催 ■ヘッダー:五十嵐健太@飛び猫®︎ ■アイコン:© 不詳

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ツイッターの「小池一夫」とは、いったい何者だったのか?

突然のアカウント削除 小池一夫のツイッターが、2021年12月10日、「小池一子」を名乗る謎の人物によって突然、削除された。 『子連れ狼』等、数多のヒット作で一世を風靡した劇画原作者、小池一夫(1936年5月8日 - 2019年4月17日)は、かつて90万のフォロワー数を誇っていた。 ハンドルネーム「小池一子」さんは名店の料理写真を私物化して何回も流用したばかりか、小池一夫のあることないこと、小池本人を知っている者にとっては驚きの虚像を投稿しつづけた。 正義の基準を失

    • やっぱりキミが好き

      すべてはわたしがキミに エサをあげたあの日から始まった わたしはひろってきた子猫に 戯れでキミという名前をつけた キミとわたしは 彼女が嫉妬するくらい仲がよかった キミとわたしは一日中見つめあっていた わたしたちは毎晩抱きあって寝た 彼女とは喧嘩ばかりしていた ある日 キミは唐突に姿を消し なぜか 彼女はわたしに優しくなった わたしも彼女に優しくなった みんなは笑うけど いまでもキミが見守ってくれていると信じている キミはわたしが視た夢の住人だったのかもしれない わたしがキミ

      • 訣別の朝

        いつまでも 見守ることはかなわねど ひと眼 顔を視て満足せり 乱れる想いを 風に解き放ち 我は生きん © Naokimi Yamada 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、訣別(別れ)の朝についての感情を表現しています。 最初の2行で、別れの痛みや寂しさを感じる中でも、視線を交わすことで一瞬の満足を得ることができることが述べられています。 その後、乱れる想いを風に解き放つことで、別れの感情を手放し、自分自身の生きることを決意していることが示されています。

        • 十六夜遊心

          猫といっしょに 童心にかえって 娑婆を愉しむ 一夜かな photo:© マツガサキ エチゴ@お外の猫写真家 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、十六夜(十六夜とは、旧暦で15日夜から16日夜にかけてのこと)に遊ぶ心を表現しています。 まず、詩の中で「猫といっしょに」という表現があります。 これは、猫と一緒にいることで、普段の日常から離れ、自分の内側にある童心(子供のような純粋な心)に戻ることを意味しています。 猫は、その自由でのんびりとした姿勢や、無邪気さ

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        ツイッターの「小池一夫」とは、いったい何者だったのか?

          哀しみの棘

          酔いどれて 酔眼にて桃源郷を彷徨う 無慈悲な 花嵐に吹かれて 桜の花びらが小川に敷きつめられている 桜の樹のしたで 花いかだに乗って 黄泉の国へ渡る夢を視る 死神に会って 亡き恋人を返してくれと懇願する わが心に突き刺さったままの 哀しみの棘を抜くために photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、哀しみや失恋についての感情を表現しています。 詩人は酔っ払っている状態で、桜が満開の桃源郷(理想の場所や幸せな場所)を彷徨っています。 しかし、現実

          最後の恋

          なぜ そんなに悲しそうな顔をするのですか 喜ばしき門出ではありませんか いまこそあなたは旅立つべきなのです わたしという過去の呪縛から 解き放たれる時が来たのです あなたとわたしはまた出逢うでしょう 笑顔で再会したいものです あれほど恋い焦がれた あなたの美しい笑顔が消えていきます 悲しそうな笑顔も消えていきます 詩とともに © Katia Chausheva 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 最後の恋をテーマにしたものであり、老人の視点から語られています。 老人が若

          愛に死す

          愛に溺れている者たちは 満開の桜を視ていると 死にたくなる 死ぬほど 愛し 愛されて 桜吹雪のなか 詩に飛びこむ photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 愛という強力な感情が人間にどのように影響するかを描いています。 最初の二行で「愛に溺れている者たち」が満開の桜を見ると、死にたくなってしまうことを表現しています。 桜はしばしば日本文化で美と死を象徴する花として使われますが、この詩では愛の激しさや美しさが桜を通して表現されています。 「死ぬほど愛し

          サクラの唄

          生きよ もっと激しく生きよと 青空に舞う花吹雪が唄っている いったい どんな育てられ方をしたのか はたまた どんな育ち方をしたものやら わたしは こんな自分が生きていてもいいのかと 自問しながら生きてきた 早七十年 いまこうして ワインバーの片隅に腰をおろして 妻と一緒に花吹雪を視ていると サクラの唄が聴こえるような気がして こんな自分でも 生きていてよかったとしみじみ想う photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩「サクラの唄」は、老いていく主人公

          桜日記

          桜が咲いた 雨あがりの昼さがり あうんの呼吸で 晴れ間に咲いた さんざん焦らされたけれど やっと咲いてくれた あかね空に似合っていた わたしの心の花も開いた photo:© mi_sakura 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 桜の花が雨上がりの昼下がりに咲く様子を描写しています。 桜が待ち望まれた晴れ間に咲き誇る様子は、焦らされた後の喜びと安堵が感じられます。 詩の中で桜の美しさが描写される一方で、それと同じように、詩人の心も桜の花と共に開放され、自然と調和する様

          人間通

          猫は人間通である 猫って奴は 視てないようで 視ている 人間のことを 知らないふりして なんでも知っている 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、猫という動物を通して人間の性格や行動を皮肉ったり、あるいは褒め称えたりすることを通じて、人間の複雑さや矛盾を描写しています。 まず「人間通」という表現は、猫が人間のことをよく理解しているという意味で使われています。 猫は我々が気づかないような微妙な仕草や視線で、人間の内面を見透かす存在として描かれています。 詩の中で

          情緒か、テクニックか?

          老いたる数学者の岡潔が、数学の根幹は情緒であると断言し、数学を志す若者に座禅を勧めたのに対して、のちに日本人で二人めのフィールズ賞を獲ることになる若き日の広中平祐は、座禅で問題は解けないと猛反発して、ひたすら数学的テクニックの習得に励んでいたという。 数学はさておいて、芸術の根幹が情緒であることは間違いない。 もちろん芸術的テクニックもないがしろにはできないが、まず最初に表現するに足る情緒があってこその自己表現だと想う。 岡は安定した情緒を数学的思考の理想としていたよう

          情緒か、テクニックか?

          嘔吐

          脳から まるで嘔吐するように吐きだされた詩は わたしのもつれた感情の道しるべである 詩を書くことは 言葉の迷路で 迷子になってしまったわたしに残された 唯一の生きる術(すべ)である photo:© Paco Garzón 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、詩人が自身の思考や感情を吐き出すようにして詩を書くことを表現しています。 "嘔吐"という言葉は、直接的には身体的な嘔吐を指すかのようですが、ここではそれが比喩として使われ、詩人の内面から湧き上がる思考や感情

          死の都

          昔々 少年は死の都アンコール・ワットで 亡霊にとり憑かれて発作を起こした 死の都なんか 観光するもんじゃない とくに少年時代には photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、少年(詩人)が死の都アンコール・ワットで亡霊にとり憑かれ、発作を起こすという出来事を描写しています。 "死の都"というフレーズは、アンコール・ワットが歴史的な廃墟の遺跡であることを指しています。 詩人は、この場所が単なる観光地ではなく、歴史や文化、そして死の要素を含む深い意

          座敷わらし

          いつのまにか わたしの心の片すみに 棲みついてしまった座敷わらし 一糸まとわぬ生まれたままの姿で よく笑い よく怒り したい放題している けして わたしと視線を合わせることなく photo:© Alex Howitt 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は「座敷わらし」という日本の民間信仰や伝説に基づいていますが、それを個人の内面に重ね合わせた意味深い作品です。 「座敷わらし」は日本の伝承に登場する小さな妖精のような存在で、人の住む家に棲みつき、その家族の生活に様

          真夜中の散歩

          就寝のために灯りを消したとたん さっと わたしの全身に暗闇が覆いかぶさってくる 横になって眼を閉じても いっこうに眠くならない ふたたび眼を開いて 暗闇と対峙する 暗闇の底から 一匹の黒猫が哀しい鳴き声をあげながら近よってくる いったいこの黒猫はどこから来たんだろう そう想ったとたん わたしは幽体離脱して 暗闇のなかを流れていく こうして わたしの真夜中の散歩が始まる photo:© Peter Frans 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、深夜に起こる不思議

          月の光のなかで

          ふと気がつけば 月の光が 雪のように降っている 暗い部屋のなかで 窓の外も内も青白く視えた 七十年にわたる人生で わたしは間違いばかり犯してきた わたしの人生は間違いの連続だった そして今回も新たな間違いを犯してしまった なぜ間違えたのか どこで道を間違えたのか いくら考えてもわからない いつものことである 月を見あげながら ひたすら心をととのえる まず間違いのことを忘れる 仕事のことも忘れる 妻のことも忘れ 自分のことも忘れて ひたすら詩が降りてくるのを待ちながら 闇に溶け