私がいなくても、あなたがいればといつも思う。私などいる必要はないのだ。書く必要がないのだ。あなたがいれば。 私がいなくても、あなたがいればとは、響が環先生にいったせりふだが、それは、私の悲鳴、私の気持そのものなのかもしれない。 緒真坂「極北」あとがき 以下は、noteに初めて書いた文章です。 * 「
妻くんがラーメンの煮卵に、おしりたんていの絵を描いた。 妻くんが描いている動画はここ。
ボブ・ディラン「ローリング・サンダー・レビュー」 ボブ・ディラン1975年のライブツアー。 同じ曲がいくつ入っていようが気にならない。演奏が違うのだから。というより、すべての演奏を聴きたい。 冬の日曜日、こういうボックスセット(14枚組)を徒然なるままに聴いていると、至福を感じる。
最初に断っておきたいのは、これは過去の写真であり、現在、このお店はこの看板を出していない。 さて、その上で、私が気になるのはコンプライアンスのことではなく、この両者の判断をするのは誰なのだろうかということだ。レジ時に、店主が判断するのだろうか。それとも、お客さんの自己申告なのだろうか。 美人、ブスの判断は、だいたいが主観であり、客観的な基準などない。 仮にお客さんの自己申告だとすると、とりあえず便宜上**にして、無料にした方がお得だと思うのだが、どうなのだろうか。
子供のころ、熱心に読んだ本を改めていま読んでみたいというのは、老化現象の一種だろうか、と疑いながら、古書店、ネット等を捜している。実のところ、たまにネットで見つけることがあるのだけれど、びっくりするくらい高価で手が出ない。
アンパンマンの次はワンパンマン。というわけではないけれど、ラーメンのゆで卵に妻くんが絵を描いた。
アンパンマンのパン。で、カラダを描いたのだ。
1月21日(土)のクラブハウス「少し文学的で、ロックな、インディーズぽい音楽時間Club」で、女性シンガーソングライターの特集をした。1960年代後半から1970年代中盤に発売されたアルバムから選曲した。 アーティストとしてはジョニ・ミッチェル、マーゴ・ガーヤン、ジュディ・シル、サンディ・デニー、ローラ・ニーロ。 1曲目、2曲目はジョニ・ミッチェル。1943年生まれ。現在79歳。 今回は、「逃避行」というアルバムから「逃避行」。1976年に発表した8枚目のスタジオ・
高橋幸宏さんが亡くなって数日が過ぎた。ネットを検索して親しかった人たちやファンの多くのコメントを読んだ。 どれも心のこもったいいコメントだったが、その中で細野晴臣さんのコメントが特に心に響いた。 「人の一生は一冊の本のようだ。いま『高橋幸宏』という本を読み終え、多くのファンがあとがきを書こうとしている。物語は終わったが本は消えず、ずっとそこにある」 1月21日(土)のクラブハウス「少し文学的で、ロックな、インディーズぽい音楽時間Club」で、主催者の中村総一郎さんと相
先日、文芸同人雑誌に書いた過去の自分の小説を読んだ。意に満たず、短い小説だったので、リライトしようと思った。どうせリライトするなら、新しいアイデアを注入しよう。 短編が完成した。どういうわけか、最初の小説にあった文章はまったく残っていなかった。ストーリーは基本的に同じなのだけれど。 (写真は本文と関係ありません)
中村総一郎さんとやっているCLUB HOUSE「少し文学的で、ロックで、インディーズぽい音楽時間CLUB」で、女性シンガーソングライターの特集をすることになった。新春だし、女性シンガーソングライターの曲をのんびりと聴くのもいいかなと。 年末年始にかけて、実家で1960年~1970年代の女性シンガーソングライターのアルバムを多く聴いていたので、その中から選ぶ。その時期、時代的に言っても、フォーク、ソフトロック系の曲が中心である。アーティストとしてはジョニ・ミッチェル、マーゴ
自宅のトイレに入ると、トイレットペーパーの芯が置いてあることがある。妻くんによれば、「私がトイレに入ると、トイレットペーパーが切れることが多すぎる。芯くらい片付けて」という意味なのだそうだ。 トイレットペーパーが切れることの回数の多さの真偽はさて置いておき、私はぶつぶつ言わず、おとなしくトイレットペーパーの芯を、ごみ箱に捨てることにしている。
村上春樹さんの「スメルジャコフ対織田信長家臣団」(2001)を再読している。その本には村上さんの新刊案内が出てくるのだが、本当に出版されたのだろうか。気になる。 たとえば、P123、 「アメリカ文学の現場から」(中央公論新社)仮題 とある。仮題なのでタイトルが変わったのかもしれないが、村上さんは中央公論から出ていた「海」にも「同時代としてのアメリカ」というタイトルで連載していた。スティーブン・キングについて書かれた文章など、めちゃくちゃ面白かった。 もし出てい
明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 実家に帰っている。妻くんは母といっしょにテレビを観ている。私はノートパソコンを持ってきていないので、実家の書棚から昔の本を引っ張り出してずっと読んでいる。 村上春樹さんのエッセイ「スメルジャコフ対織田信長家臣団」。読者からの質問メールに直接回答する作家って村上春樹さんくらいだよなぁ。面白い。でも、結構内容を忘れていた。 吉本ばなな「NP」 話をすっかり忘れてしまったつながりで。初期吉本ばな
本日は大晦日。今年最後の日です。 今年は5月に新刊「妻くんといっしょ」を出した。同じく5月に、めがね書林さんが、シェア書店、渋谷○○書店の棚を借りて、いつでも私の本を手に取って、購入できるようにした。 めがね書林さんが店長をする日は、私も渋谷○○書店についていき、私の本を2冊お買い上げの方に、CDRのプレゼントをした。お試し小説と称して、ちょっと上質のA4用紙3枚~5枚程度の新作小説を書き、封筒に入れ、販売してみた。現在3タイトルだが、これは次回以降も増やしていこうと思
荻窪のラーメン店での話。その店での価格設定は若干お高め。デフォルトで、1,000円程度。 その中年夫婦は私たちのテーブルの前に座った。夫はいちばん高いスペシャルなラーメンをオーダー。そのうえ、大盛に。そしてトッピングを付け加えた。 店員さんが去ったあとで、妻は言った。 「ラーメンに2,000円出すってバカじゃないの?」 そのとおり。バカである。でも、まあ男はそういうものではないだろうか。賢く生きても面白くない。私も交通費をつかって、わざわざ荻窪の古本屋にきて、20冊以