Kei

想像、表現、創作が好き。 エッセイや詩もどき、ショートショート、イラストなど書き綴って…

Kei

想像、表現、創作が好き。 エッセイや詩もどき、ショートショート、イラストなど書き綴っています。 ご覧頂けたら幸いです。 好きな言葉 『脱皮出来ない蛇は滅びる。 意見を脱皮することを拒まれた精神も同じことである』

マガジン

  • エンターテイナー・ストリート

    • 5,019本

    甘野充プロデュースの共同運営マガジン「エンターテイナー・ストリート」です。  共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。  小説、詩、エッセイ、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。  参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。  たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。  参加費は無料です。  参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。  (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 ※ 創作と関係のない記事は削除しますのでご了承のほどお願いします。 甘野充

  • 日記;父母覚書

    脳内出血で倒れた父と認知症の母。もう亡くなりましたが、日記にしたためていたメモを後悔する事に意味を感じ公開します。

  • 自選記事

    noteを始め気づいた事。自分がスキだと思う記事と読んで下さる方のスキが違う事。わたしのスキを集めてみました、宜しければご覧下さいね。

最近の記事

  • 固定された記事

幾度も擦り切れ捩れ汚れた心よ それでも 私は生きている それを誇ろうではないか 気狂ひ? 上等だわ! 普通の天秤なんて、 一体、何処にあるってんだ。 カオスの時を超え、またいずれ、襲う荒波を予想し それでも、怖じず、果敢に迎えうける準備は出来ている 全て幻?妄想? どうだっていいわよ。私が私を好きになる為になら、 幾らでも、高らかに笑ってあげるわ。 黄昏に無事を喜び、 朝露に祈りを捧げ ただ粛々と、明日も明後日も 生きてやる!

    • 今聴きたい曲【女性バージョン】

      • 頭脳警察:ブラッドブラッドブラッド

        流せ、血を流せ!     流し飽きるまで流せ!     血はメタファに過ぎぬ。     憤怒であれ悲嘆であれ、払拭すべきものなのだ。 こんな日は頭脳警察を聴くに限る!  

        • 上限に達した為しばらく利用出来ませんと表示されました。 頂戴したコメントの返信、後で書きます。 有難うございましたm(._.)m

        • 固定された記事
        • 今聴きたい曲【女性バージョン】

        • 頭脳警察:ブラッドブラッドブラッド

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        記事

          自薦:空の絵

          自薦:空の絵

          対象を語るということ

          例えば、一人の女性を、語るとする およそ、哲学的にも 心理学的にも 彼女を語ることは出来よう 生きているモノ、いや、生きていないと思うものすら その個体には、全ての要素が詰まっているのだ 生きる哲学、心理学のメタファーとしても、彼女を談じ得よう 生きて死ぬ、それだけの過程において ありとあらゆる苦難も試練も歓喜も、 単純にそれらは宗教的である しかし 仮に、私を誰かが語るとすれば 願わくば 詩的に 音的に 絵的に それが切り裂かれるような具象で

          対象を語るということ

          わたしは 他の誰でもなく keiというアカウント名の女です 違う名を持つ必然性もなく ただ1人のkeiです 他の誰かと同一視するのは止めて貰えませんか わたしを疑う人とは話したくない 十分傷つきました

          わたしは 他の誰でもなく keiというアカウント名の女です 違う名を持つ必然性もなく ただ1人のkeiです 他の誰かと同一視するのは止めて貰えませんか わたしを疑う人とは話したくない 十分傷つきました

          過去画であるが わたし自身に 命の色 注入! ぎんぎらぎんに さりげなく~ No! きんきらきんに いよよ華やげ

          過去画であるが わたし自身に 命の色 注入! ぎんぎらぎんに さりげなく~ No! きんきらきんに いよよ華やげ

          新緑の候

          山は新緑の木々でさぞ瑞々しく美しかろう 「窓を少し開けてくれんか、五月の風を嗅ぎたい」 「今年は戻れんか」 わたしが19の五月、病室で痩せ細った祖父が 目を細め、懐かしむよう、かの地を語った 祖父はその二ヶ月後、七夕に亡くなった わたしは、19の年から、祖父母の山に行っていない 行けなかった 何時か必ず行きますね、お祖父ちゃん 夏には蝶追いかけ、兄と駆け回り 巨大な山ミミズに驚愕し 蛇だ~~と、祖父を呼んだ 木々は優しく 風は芳しく 土は冷たく 疲

          新緑の候

          道化

          路傍の石よりカナシイのは 路傍の道化であり 路傍の道化よりセツナイのは 衆目の道化であり 衆目の道化よりサビシイのは 裡でも外でも 道化が身に付いたワタシであり もしかしたら、既にワタシそのものが 道化を演じることに慣れ切ったことであり それは既に 道化ではなく 培われたなどと言った外的力の為せる技でなく ワタシの素が 笑わせてナンボ 笑ってくださりアリガトウ なんて、やだやだ 自分の素顔が晒せないということは 厚化粧塗りこんで 鏡を見て哂

          道化

          撲滅の賦

          何年ぶりだろう。むしょうに「澁澤龍彦」に触れたくなり、 「エピクロスの肋骨」を読み始めた。 いきなり やられたなぁ。すっかり忘れてた(苦笑 情事をしている私たちを、金魚鉢が、日差しを浴びて、大きな一つの目となり、見ているんだもの。 澁澤氏のこうした視点、私にはその光景が本から飛び出して、自分の ココロにピタっと、はまってしまう。 情事が終わると、金魚鉢の怖ろしい存在感も忘れてしまう。 だから、外に出す気も起こらない。 うん。 カーテンにも遮られない光の帯を浴びて き

          撲滅の賦

          simple

          simple

          If……

          もし~ならば、や、 例えばあの時、などという想像は 現在を憂う証であり 嘆いて怨む自我の叫びであり 詮無きことに逃避するという およそ建設的とは云いかねる 甘ったるい愚考なのだ が、敢てソレラに思いを馳せ、 そういう私を私が赦し、 過去の幾つモノ岐路、分岐地点に戻ったとする 確実に違う道を選ぶであろう私が見える がー おそらくは、最短距離で今に到達するか、 曲りくねって長い道程歩き 過程に多少の味わい、色味が加われど 結局は、わたしという人格が変貌しない

          If……

          クロール

          雨の朝 ボク達は海辺に向かって 急ぎ足 駆け足 波音が呼んでるよ しゅわしゅわ ザブーンザブーン  水平線に向かって泳ぐんだ クロール キミのあとを追いかけるよ クロール クロール ボクの前はキミの泡ぶくで いっぱいだ キミを追いかけるよ 泡に向かって クロール クロール そんなに速く行かないでよ ボクの視界から 泡が消えちゃうから 何て美しいんだ キミのクロール キミの泡 その泡ぶくに キミの泡ぶくに ボクは溶け込みたいよ 一粒の粒子になるんだ

          クロール

          沈黙の寝台

          金木犀の鮮やかな絨毯に 眠るわたしを思うとき 最後までドラマティックに らしいわ、と口々に笑われ偲ばれるであろうとの 夢想 銀木犀の謙虚な絨毯に 横たわるわたしを思うとき 最後はやっと優しい舞台を 選んだのね、と口々に笑われ偲ばれるであろうとの 夢想は出来ない 的礫たる わたしの願うサマとは異なるからだ 物心ついたときより生まれ培ったわたしの意地、信条を 最後の最後、変える気など毛頭ない 木犀は設定に無理がある? そうね、行き倒れの老女にしか見えないわね じゃ、

          沈黙の寝台