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学んだら飽き、また学ぶ。ノンフィクション作家・高野秀行/ 私が学ぶ「私的な」理由
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。ノンフィクション作家・高野秀行さんは、世界中の辺境で旅や取材を続けています。
取材先では、現地の人が使う言葉でコミュニケーションを取るという高野さん。これまで学んだ言語の数はなんと25以上で、著書『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル刊)では自身の語学体験とユーモア溢れたエピソードがつづられています。
高野
あなたが幸せになる方法
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人と人が一度しか会えない国いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日出した『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』という小説で、「さよならの国」という架空の国の話を書いたのですが、そこでは一度しか人と人は会えないんです。一度会ってしまったらもう二度と会えないんです。
僕たちって、ついつい相手を軽んじてしまったり、相手が不快になるようなことを言っ
人は覚悟で信頼され、弱みで愛されることの真意
私は、人は覚悟で信頼され、弱みで愛されるようになれば「自分らしく生きていける人」になっていると考えています。
そして、自分らしく生きていける人の特徴は、「自分で生きていくという覚悟」を持っている点です。
”覚悟”というと「よし、するぞ!」と力むイメージが浮かぶと思いますが、私の思う覚悟というのは、ある種の”諦め”の感情も含んでいます。
諦めとは、自分以外の何者かになることはできないということ
怒っている人の話は聞かない、不機嫌禁止ルールの話
わたしにはいくつかのルールがあって、そのうちのひとつに「怒っている人の話は聞かない」というのがある。
怒られるのが嫌いというのがいちばんの理由なんだけど、怒っている人からは「怒ってるなー」としか伝わってこないし、怖いので関わりたくないし、萎縮して話の意図が伝わってこないから、お互いにいいことがないので「怒っている人の話は聞かない」と決めている。
では怒っている人に対してどうするかというと、「伝
絶対にしてはいけない選択をした私はいま、とても幸せである
17歳の春に母を説得して父と離婚させた。
それは、同級生のRちゃんがきっかけだったと思う。Rちゃんの家はお父さんとお母さんが全く口をきかない。居心地が悪いから、お母さんを説得して離婚してもらった、というのだった。
「すごく楽になったよ。信じられないくらい。今まで経験したことがないほど、私生活が穏やかなの。」
私はそれを聞いて思った。
うちも、離婚してもらおう。別れた方が二人のためだ、と。
「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法
「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。
ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。
誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ