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「まちへの貢献って意外とかんたんかもしれない」熊野公共文庫(public library)の話
ある日、丸太町通から鴨川方面へと自転車をこいでいると、青いペンキで塗られた冷蔵ショーケースがぽつんと置いてあった。なかには、漫画や絵本が入っている。いつもの道に現れた非日常物体。立ち止まらずにいられない、声のようなものを発している。そのときは、親子連れがドアを開けて絵本を選んでいて、彼らが去った後、ようすを見守っていた女性がスマホを出して写真を撮っていた。彼女が歩き出すのを待って、わたしも近づいて
もっとみる君たちに捧ぐこの手紙 Vol.003「寂しさを感じられる幸せ」
「うた」&「はる」へ
Pura Vida!
今日は夕方からざーっと雨が降りました。
そういえば昨日も同じくらいの時間にざーっと。
雨が続くと晴れてほしくなる。
晴れが続くと雨が降ってほしくなる。
どっちかじゃなくて、どっちも。
きっと、なんでもそうなんだろうね。
さて、かぁか&うた&はるが
東京に帰省して1ヶ月半くらいが経ちました。
いつも
かぁかたちがアップしてくれる写真を見てるけど
学んだら飽き、また学ぶ。ノンフィクション作家・高野秀行/ 私が学ぶ「私的な」理由
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」。ノンフィクション作家・高野秀行さんは、世界中の辺境で旅や取材を続けています。
取材先では、現地の人が使う言葉でコミュニケーションを取るという高野さん。これまで学んだ言語の数はなんと25以上で、著書『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル刊)では自身の語学体験とユーモア溢れたエピソードがつづられています。
高野
あなたが幸せになる方法
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人と人が一度しか会えない国いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日出した『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』という小説で、「さよならの国」という架空の国の話を書いたのですが、そこでは一度しか人と人は会えないんです。一度会ってしまったらもう二度と会えないんです。
僕たちって、ついつい相手を軽んじてしまったり、相手が不快になるようなことを言っ
人は覚悟で信頼され、弱みで愛されることの真意
私は、人は覚悟で信頼され、弱みで愛されるようになれば「自分らしく生きていける人」になっていると考えています。
そして、自分らしく生きていける人の特徴は、「自分で生きていくという覚悟」を持っている点です。
”覚悟”というと「よし、するぞ!」と力むイメージが浮かぶと思いますが、私の思う覚悟というのは、ある種の”諦め”の感情も含んでいます。
諦めとは、自分以外の何者かになることはできないということ
怒っている人の話は聞かない、不機嫌禁止ルールの話
わたしにはいくつかのルールがあって、そのうちのひとつに「怒っている人の話は聞かない」というのがある。
怒られるのが嫌いというのがいちばんの理由なんだけど、怒っている人からは「怒ってるなー」としか伝わってこないし、怖いので関わりたくないし、萎縮して話の意図が伝わってこないから、お互いにいいことがないので「怒っている人の話は聞かない」と決めている。
では怒っている人に対してどうするかというと、「伝
絶対にしてはいけない選択をした私はいま、とても幸せである
17歳の春に母を説得して父と離婚させた。
それは、同級生のRちゃんがきっかけだったと思う。Rちゃんの家はお父さんとお母さんが全く口をきかない。居心地が悪いから、お母さんを説得して離婚してもらった、というのだった。
「すごく楽になったよ。信じられないくらい。今まで経験したことがないほど、私生活が穏やかなの。」
私はそれを聞いて思った。
うちも、離婚してもらおう。別れた方が二人のためだ、と。