中村洋太

エッセイスト。1987年横須賀生まれ、早稲田卒。ダイヤモンド・オンライン、朝日新聞デジ…

中村洋太

エッセイスト。1987年横須賀生まれ、早稲田卒。ダイヤモンド・オンライン、朝日新聞デジタルなどで執筆。自転車で世界1万キロ、徒歩で東京から博多まで1270kmを旅する。前職は海外添乗員。いろんなチャレンジをして、発信を続けていきます!メンバーシップ「中村洋太の自由研究」を運営中。

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  • 高松の旅

    2022年6月8日〜14日 大好きな高松を再訪。讃岐うどんを食べまくり、男木島・女木島のアート巡りやイサム・ノグチ庭園美術館、猪熊弦一郎現代美術館の感動、そして三豊・観音寺の絶景ドライブまで、香川県を満喫しました。

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海外添乗員という職業から学んだこと

「◯◯っていう旅行会社、知ってる?」 リビングにいた母が聞いてきた。 「知らない」 「昔よく新聞に広告が出てたのよ。海外ツアーの」 「ふ〜ん」 「調べてみたら?」 「……」 大学3年の2月。ぼくは就活サイトを眺めていた。海外へ行く仕事と、書く仕事。この2つが同時に実現できる仕事をしたい。 それが就活の軸になったのは、半年前の夏休みに経験した、西日本一周の自転車旅がきっかけだった。 ****** (日本地図は本当に正しいのだろうか?) そんな疑問が中学生の頃からあ

    • 240721

      ・メンバーシップでの実験的な試み。

      ¥500〜
      • 紙の本 50部増刷&再販売します!

        おかげさまで前回3時間で売り切れてしまった紙の本『海外添乗員という職業から学んだこと』を、新たに増刷します! 「さすがに売れ残るかなあ」と少し不安に思いつつも、思い切って50部刷ることに決めました! 初版本を買ってくださった25名の方には、今朝発送作業を終えたところです。 本づくりは、ひとり出版社を経営しているようでとても楽しいです。自分の経験について、自分で原稿を書いて、自分で組版して、印刷会社に印刷してもらい、SNSで告知・販売して、住所と代金を集めて、封筒に宛名を

        • 初めてつくった紙の本、3時間で完売&制作秘話

          先日、自分の本をつくりました。文字数は1万1000字程度。文庫サイズで48ページの小さなエッセイだけど、初めてつくった紙の本です。 今年12月1日に東京ビッグサイトで開催される文学フリマで、ぼくは紙の本を販売しようと思っています。そこでは、また別のエッセイ集をつくろうとしているのですが、いかんせんその分量が大きく、またInDesignの操作にもまだ慣れていないため、「一旦、目に見える形にしてみないと本づくりのモチベーションが下がってしまいそう」と懸念していました。 そうい

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        海外添乗員という職業から学んだこと

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          ・メンバーシップでの実験的な試み。

          初めてつくった紙の本、3時間で完売&制作秘話

          先日、自分の本をつくりました。文字数は1万1000字程度。文庫サイズで48ページの小さなエッセイだけど、初めてつくった紙の本です。 今年12月1日に東京ビッグサイトで開催される文学フリマで、ぼくは紙の本を販売しようと思っています。そこでは、また別のエッセイ集をつくろうとしているのですが、いかんせんその分量が大きく、またInDesignの操作にもまだ慣れていないため、「一旦、目に見える形にしてみないと本づくりのモチベーションが下がってしまいそう」と懸念していました。 そうい

          初めてつくった紙の本、3時間で完売&制作秘話

          いつも悩む値付けのこと

          Xでバズリ、2000万人以上に届いた奇跡の再会から、今日で1年。このポストの反響がきっかけで、自分は作家として生きていこうと決意が固まりました。 ますます頑張ります! さて、今日はちょっと発散的に文章を書いてみます。 この2週間、なかなかnoteを更新できませんでした。全然余裕がなかったけど、何が忙しかったんだっけな。仕事はいくつかの記事編集と、新しい仕事の打ち合わせなどがありました。 note創作大賞に応募するエッセイも作業を進めていて、今日もこれから推敲していきま

          いつも悩む値付けのこと

          「文章を書くときにターゲットを意識しますか?」

          マシュマロで、素敵な質問が飛んできました。 【A】 ありがとうございます! ぼくが文章を書くとき、〈「どのような人」の「どんな状態(Before)」を「どうしたい(After)」?といった具体的なイメージ〉は、ほとんど考えていません。 根底にあるのは、「ぼくも、あなた(読者)も、同じ人間」というシンプルな想いです。 自分が心から悩んだ話は、(全員ではないかもしれないけど、)きっと誰かにも共感してもらえるはず。自分が心から嬉しかった話は、(全員ではないかもしれないけど、

          「文章を書くときにターゲットを意識しますか?」

          次の目論見

          昨日、ようやく『ユニクロ』を読み終えました。メチャクチャおもしろかった。 山口県宇部市の商店街の小さな紳士服店は、どのように世界的企業へと成長していったのか。筆者の言葉を借りれば、それは「足し算と引き算の積み重ね」でした。ユニクロの歴史と柳井正さんの人間像に迫る最高の物語。イチ押しです! この500ページ弱の分厚い本を手にしたとき、「これを最後まで読み切るためには、まとまった読書時間を確保しなくてはいけない」と思いました。そのため、ぼくは毎朝7時からスタバに通うことにし、

          次の目論見

          「中村洋太さんは、変な人だ。」

          昨日のスタバ朝活に来てくれたライターの遠藤光太さんが、先ほど「中村洋太さんは、変な人だ。」から始まる長文をXに投稿をしてくれました。 素晴らしい投稿でしたので、遠藤さんの許可を得ずに、以下に全文を掲載させていただきます(得ろよ)。 ********** 谷川嘉浩著『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』 稲垣栄洋著『はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密』 孫泰蔵著『冒険の書 AI時代のアンラーニング』 ********** ちょっと恥ずかしいけれど、

          「中村洋太さんは、変な人だ。」

        記事

          参加者100名! Marble主催のライター交流会@note placeでゆぴちゃんと登壇してきました

          昨日はMarble(マーブル)主催のライター交流会があり、ゲストとして登壇してきました。マーブルはインタビュー、編集、広報など、「書く」+αのスキルを混ぜあわせて、持続的なフリーランスライフを実現するスクールです。 会場は四ツ谷のnote place。いつもたいへんお世話になりっているnoteの本社です。 そして参加者は、なんと満席の100名!嬉しい! 前半で約1時間のトークセッションと質疑応答があり、3冊の著書を持つ作家・ライターのゆぴちゃん(いしかわゆきちゃん)と「

          参加者100名! Marble主催のライター交流会@note placeでゆぴちゃんと登壇してきました

          いつも悩む値付けのこと

          Xでバズリ、2000万人以上に届いた奇跡の再会から、今日で1年。このポストの反響がきっかけで、自分は作家として生きていこうと決意が固まりました。 ますます頑張ります! さて、今日はちょっと発散的に文章を書いてみます。 この2週間、なかなかnoteを更新できませんでした。全然余裕がなかったけど、何が忙しかったんだっけな。仕事はいくつかの記事編集と、新しい仕事の打ち合わせなどがありました。 note創作大賞に応募するエッセイも作業を進めていて、今日もこれから推敲していきま

          いつも悩む値付けのこと

          「文章を書くときにターゲットを意識しますか?」

          マシュマロで、素敵な質問が飛んできました。 【A】 ありがとうございます! ぼくが文章を書くとき、〈「どのような人」の「どんな状態(Before)」を「どうしたい(After)」?といった具体的なイメージ〉は、ほとんど考えていません。 根底にあるのは、「ぼくも、あなた(読者)も、同じ人間」というシンプルな想いです。 自分が心から悩んだ話は、(全員ではないかもしれないけど、)きっと誰かにも共感してもらえるはず。自分が心から嬉しかった話は、(全員ではないかもしれないけど、

          「文章を書くときにターゲットを意識しますか?」

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          「中村洋太さんは、変な人だ。」

          昨日のスタバ朝活に来てくれたライターの遠藤光太さんが、先ほど「中村洋太さんは、変な人だ。」から始まる長文をXに投稿をしてくれました。 素晴らしい投稿でしたので、遠藤さんの許可を得ずに、以下に全文を掲載させていただきます(得ろよ)。 ********** 谷川嘉浩著『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』 稲垣栄洋著『はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密』 孫泰蔵著『冒険の書 AI時代のアンラーニング』 ********** ちょっと恥ずかしいけれど、

          「中村洋太さんは、変な人だ。」

          紙のエッセイ集を自作する(2)次回の文学フリマに申し込む

          前回はこちら 「ページ割」ができたので、まずは「0. はじめに」の原稿を書きました。いちばん重要な「導入部分」だから、最後にまた書き直しに戻ってくるでしょう。とはいえぼくはある程度、「この流れならいける!」と出だしで確信を持てないと、続きの文章を書けないタイプ。なので、「どんな背景でこのエッセイ集を書くことにしたのか」を、つづきの内容に興味を持ってもらえるように綴りました。 その後、YouTubeでInDesignの操作方法についての動画を観ました。 わかりやすいです。

          紙のエッセイ集を自作する(2)次回の文学フリマに申し込む

          紙のエッセイ集を自作する(1)テーマ決めとページ割

          昨日のnoteで書いたとおり、「紙のエッセイ集づくり」に挑んでみることにしました。 エッセイ集のテーマ決めまず、テーマをどうしようか。これまで国内外でいろんな旅をしてきたので、何かの旅を題材に、旅エッセイ集をつくるのはどうだろうか。 そうだ、手始めに2017年の「アメリカ西海岸縦断2500km自転車旅」の話をまとめるのも楽しそうだな、と思いました。あの旅はどこのメディアにも寄稿していないから、きっと読者にとっても新鮮なはず。ぼくも振り返るなかで、当時の感動が蘇ってきそうで

          紙のエッセイ集を自作する(1)テーマ決めとページ割

          紙のエッセイ集を自作してみたい

          5月19日、東京流通センターで開催された「文学フリマ東京38」に足を運びました。 知人が何人か出展しているから、遊びに行ってみよう。そんな軽い気持ちで訪ねたのですが、想像以上の人と熱気に圧倒されました。「伝えたい言葉」を、自費で紙の制作物としてまとめ、直接販売する。売る人からも、買う人からも、ものすごいエネルギーを感じました。 会場内ではいろんな方から、「中村さん!いつも見てます!」「応援しています!」と声をかけられました。また、友人・知人らからも「中村さんもエッセイ集つ

          紙のエッセイ集を自作してみたい

          この2ヶ月半に起きたこと。主な出来事と思考の変遷

          忘れないように、3月以降に起きたことや思考の変遷を整理してみます。 2月末にフィンランドから帰国後、昨年8月から続いた一連の旅が終わりました。もう資金は尽きたし、文章も書き切った。これ以上「次は○○へ行きます」とお金を集めてどこかへ行く気力やエネルギーは残っていませんでした。だけど、「やり切った」という誇らしい気持ちはあります。 昨夏の時点では、「2023年はリハビリ的に旅と発信を行い、信頼と実績を積み重ねる。そして2024年にさらに大きな旅を計画し、企業などの大きめのス

          この2ヶ月半に起きたこと。主な出来事と思考の変遷

          人間と音楽の可能性。34歳から始めたピアノがもたらしたもの

          ふと調べてみたら、メルカリでの取引回数が、530回を超えていた。何気にヘビーユーザーである。 旅先でお世話になったアニメファンの方にプレゼントするために購入した、「DEATH NOTE」のTシャツや「NARUTO」のトートバッグ(ともに新品)。 あるいは、広大な歴史への興味の扉を開いてくれた、横山光輝の漫画『三国志』全巻セット(文庫全30巻)。 いずれも良い買い物ばかりだったが、なかでも「メルカリでいちばん良かった買い物」は何だろうか? それは、2022年5月に中古で

          人間と音楽の可能性。34歳から始めたピアノがもたらしたもの

          1対1で人と話す際に意識していること

          マシュマロへの質問と回答です! 【A】 1対1で会うときの想定で回答しますね。 今は初対面の方が相手でもそこまで緊張しなくなりましたが、それは単に「場数を踏んで慣れたから」「ある程度打ち解けられると経験的にわかっているから」だと思います。「慣れ」の問題です。 昔はもう少し緊張していたかな。でもドキドキよりもワクワクの方が優っていたから、人に会っていたのだと思います。 ただ、「人間疲れ」というのは多かれ少なかれあります。というか、ぼくは少し前までかなりひどかったです。そ

          1対1で人と話す際に意識していること

          5時半起きで朝の読書に革命が起きた

          今日から朝5時半に起きることにしました。実際にやってみたらQOLが爆上がりしたので、背景や意識したこと、気付いたことなどを書いてみます。 背景と計画先日スタバまで会いに来てくれた21歳の大学生たなくんが、TOEIC900点を目指して毎朝5時半起きで英語の勉強をしていることに刺激を受けました。ぼくも早起きをして、読書の時間に充てたいと思いました。 また、「50回のスクワット」と「5分間の片付け」という毎朝の習慣も続いていたので、今なら早起きの習慣も根付くのではないか、という

          5時半起きで朝の読書に革命が起きた