國學院大學メディアnote

はじめまして。このたび「キャンプを考える研究室」改め「國學院大學メディアnote」を立…

國學院大學メディアnote

はじめまして。このたび「キャンプを考える研究室」改め「國學院大學メディアnote」を立ち上げました。考えを交差させる「学び合い」から、探求し広げる「問い直し」まで「学びたい・知りたい」を刺激するコミュニティです。https://www.kokugakuin.ac.jp/media

マガジン

  • 蒐集、それは研究の始まり

    「学問」や「研究」は大学や論文でだけ成立するものではないはず。何かを偏執的に集めている人は、その分野について他の人には見えないものを見ているに違いない。収集を超えて、ちょっと変わった「蒐集」癖を持つ方のお話から、研究の幅広いあり方やその楽しさを探ります。

  • 私が学ぶ「私的」な理由

    学ばなければではなく、学びたい、知りたいから学ぶ。自身の体験や問題意識に基づいた理由があると、学びはもっと豊かになる。学び直す道を選んださまざまな職業人に、学びのスタイルと「私的な」理由を伺います。

  • キャンプを"考える"研究室 アーカイブ

    「キャンプを“考える”研究室」の記事一覧です。人気noteクリエイターの方によるキャンプ体験記事や、キャンプを題材にした大学教授へのインタビューなどです。

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最近の記事

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國學院大學メディアnote 学び合いの場、はじめます。

はじめましての方も、お久しぶりの方も、こんにちは。 突然ですが、このたび「キャンプを考える研究室」は「國學院大學メディア note」として、生まれ変わることになりました。 「國學院大學メディア」とは、國學院大學のオウンドメディア。140年もの長きにわたって積みあげ、はぐくんできた学問を、さまざまな視点でご紹介するために立ち上げたものです。そんな「國學院大學メディア」の記事が700を超えたころ、わたしたちは、ふと立ち止まり、考えました。 リカレントやリスキング、学びなおし…

    • 国もジャンルも超えて増殖するユーモラスな革命家|たぬきの置き物|蒐集、それは研究の始まり

      昨年11月から都内で不定期開催されているDJイベント「ぽんぽこ山」。通常、この手のイベントで流れる音楽は大枠でジャンルが決まっているものだが、ロック、民族音楽、エレクトロニカと、「ぽんぽこ山」では実にさまざまな音楽が扱われる。 それでいて何か一つの作品空間を作り出している感覚になるから不思議だ。イベントの案内文には「たぬきが山奥で開催しているパーティ」とある。ああ、なるほど、たぬきのパーティね。納得、納得。……ん?たぬきのパーティ?? イベントの主催者・テンテンコさんはア

      • 出雲大社と国学、垂加神道の関係性を知ることは当時の人々の感覚を扱うことである出雲大社と神道を見つめて -後編-

        ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、西岡和彦教授(神道文化学部)が、出雲大社と神道について、自身の研究動機を含めて語ったインタビュー記事・後編をお届けします。 ―――――――――――――――――――― 出雲大社においては、国学の受容以降も、垂加神道の思想(神学)や祈禱を保持し、現在に至るまでは「共生」してきた――ということを、インタビュー前編の最後で述べました。国学は外来文化から距離をと

        • 出雲大社のことが理解できれば、神道がわかると西岡教授が説くわけ出雲大社と神道を見つめて -前編―

          ―――――――――――――――――――― 國學院大學メディアの公式サイトから、note担当者がおすすめ記事を転載! 今回は、西岡和彦教授(神道文化学部)が、出雲大社と神道について、自身の研究動機を含めて語ったインタビュー記事・前編をお届けします。 ―――――――――――――――――――― 出雲大社と聞くと、因幡の白兎といった出雲神話のイメージもあって、「神代・古代から何の変化もなく、現代に至っている」という印象を抱く方が多いのではないでしょうか。まるで冷凍保存されてきたよう

        • 固定された記事

        國學院大學メディアnote 学び合いの場、はじめます。

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        • 蒐集、それは研究の始まり
          5本
        • 私が学ぶ「私的」な理由
          8本
        • キャンプを"考える"研究室 アーカイブ
          31本

        記事

          自分の中に眠る人の物語を書き残したい。蕎麦屋の女将兼ライター青柳寧子さんが書く理由

          ――蕎麦屋の女将さんになるまでに、どんなお仕事をされてきたのですか? いろいろありまして……。大学で学芸員資格を取る際、某美術館で実習をさせていただきました。そこで人手が足りないということで、卒業後学芸員として働かせていただくことになりました。しかし諸事情あり数年後に退職。縁があって医療系の雑誌でライターをするようになりました。 ――ライターのお仕事も充実していらっしゃったんですよね。蕎麦屋の女将さんになった経緯は? パートナーと結婚したことが大きなきっかけでした。彼は

          自分の中に眠る人の物語を書き残したい。蕎麦屋の女将兼ライター青柳寧子さんが書く理由

          過去現在未来、美しさをめぐる旅|平安の装束|蒐集、それは研究の始まり

          これは平安時代の貴族が着ていたとされる装束。映画やテレビドラマで目にすることはあっても、実物は神社などで神職の人が着ているもの以外、あまり見かけない。知らず知らずのうちに背筋が伸びた気がするのは、体を流れる日本人としてのDNAがそうさせるからだろうか。 國學院大學神道文化学部4年の岡﨑良介さんは、こうした平安装束のコレクターだ。大学進学後、アルバイトで貯めたお金のほぼすべてを投じて収集を始めた。ちなみに、國學院大學への進学を決めたのも「日本の成り立ちを学べる環境を求めて」。

          過去現在未来、美しさをめぐる旅|平安の装束|蒐集、それは研究の始まり

          SUZU GROUPさんのお店で、今までとはちょっと違う「新潟」に出会う。

          國學院大學メディアnoteの担当S4です。 いつも國學院大學メディアnoteにご登場いただいたり、コメントをいただいたり、投稿していただいたり、ありがとうございます。みなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。 さて。 お仕事にて、新潟に行ってきました。新潟!!? 國學院大學メディアnoteをご愛読のみなさまにはお分かりのことと思います。新潟といえば、そう、「SUZU GROUP」さん。折角の機会、これは何としてもお店に行ってみなくてはなりません。 新潟駅周辺は開発が続い

          SUZU GROUPさんのお店で、今までとはちょっと違う「新潟」に出会う。

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【後編】

          町の中心地、東町商店街から車で10分ほどの場所に、 大日向小学校・中学校(以下、大日向小中学校)はある。小学校182名、中学校49名、総生徒数231名。丘の上にある校舎は、見渡す限り森林に囲まれ、山間部の自然をいやおうなしに感じる。 大日向小学校は、2011年に閉校した「町立佐久東小学校」の校舎をリノベーションして開校、中学校は保育園跡地に新築した。それほど老朽化が進んでいない校舎が残っていたことも、この地が選ばれる追い風になったという。再び子どもたちの声が聞こえるようにな

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【後編】

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【前編】

          近年、教育移住という言葉が注目を集めている。文字通り、子どもの教育環境を求めて、他の場所に移り住むことだ。 かつては、英語や国際感覚を養わせる国外への教育移住が一般的だったが、コロナ禍によるライフスタイルの変化もあり、最近では自然豊かな国内の郊外、あるいは田園へと居を移す人が増えている。 千葉県千葉市で暮らしていた内村智子さんも、その一人だ。 「当時は、子ども3人と夫と私、5人でマンションに住んでいました。のびのびした子育てをしたいという思いを持っていたのですが、

          長野県佐久穂町に教育移住者が増え続けるワケ。子どもたちの未来は、大人たち、町の未来へとつながる【前編】

          書くことは何よりも楽しい! だから8歳からずっと小説を書いている

          ――noidolさんのnoteを拝見しました。最初の頃、野球の話を書いていらっしゃいましたね。 私、草野球のチームに入っているんです! 楽しいんですよ〜! あまりに楽しいので、最初noteは野球のことだけ書こうとしていたんですが、野球ネタって人気がなくて……(苦笑)。それで、それ以外のことも書くようになりました。 野球を始めたきっかけは、ジムで草野球チームの監督と出会ったことです。彼が、野球のことをほんとうに楽しそうに話すので、私もやってみたくなって「チームに入れてください

          書くことは何よりも楽しい! だから8歳からずっと小説を書いている

          「#私のコレクション」結果発表!!!

          こんにちは。國學院大學メディアnote担当Sです。 お題企画「#私のコレクション」にたくさんの投稿をいただき、ありがとうございました。 約2400件の投稿から入賞作品を決めるのはとても大変でしたが、編集部一同がじっくり話し合い、6つの入賞作品を選ばせていただきました。 ご応募いただいた投稿作品からは、みなさんのコレクションへの熱い思いが伝わってきました。そして、集めるという行為そのものが「学びの芽」を育むということを教えていただきました。 私たちの日常の中にも、少

          「#私のコレクション」結果発表!!!

          作家のアメリカ留学時代を研究することで見えたひとりの女性である作家の姿 謝冰心の再評価に向ける眼差し ―後編―

           20世紀を生き抜いたひとりの女性作家の姿と作品から、どんなテーマが見出だしうるだろうか。牧野格子・文学部中国文学科准教授が調査と研究を進めるのは、謝冰心(1900年~1999年)の、1920年代に経験したアメリカ留学時代だ。  作品の魅力にまつわるインタビュー前編を経て、この後編では、激動の時代を生き抜いた作家の軌跡を語ってもらった。謝冰心の足跡をたどっていくこと――その先に、現代を生きる私たちの地平がある。  謝冰心のヒューマニスティックな作品世界にわけいっていくため

          作家のアメリカ留学時代を研究することで見えたひとりの女性である作家の姿 謝冰心の再評価に向ける眼差し ―後編―

          中国現代文学の女性作家謝冰心に牧野先生が惹かれ続けるわけ 謝冰心の再評価に向ける眼差し ―前編―

          ひとりの女性作家を、再評価しようとしているのが、牧野格子・文学部中国文学科准教授だ。その作家の名は、謝冰心(1900年~1999年)。中国現代文学を代表する作家であり、長い年月を現役の作家として過ごし多くの作品を書いてきたものの、非常にヒューマニスティックな筆致ゆえ、中国現代文学研究の現場では軽んじられてきたのだという。前後編にわたるインタビュー、この前編ではまず何よりも、牧野准教授自身が惚れた作品世界の魅力について尋ねた。  「中国現代文学」の作家で誰が思い浮かぶかと聞か

          中国現代文学の女性作家謝冰心に牧野先生が惹かれ続けるわけ 謝冰心の再評価に向ける眼差し ―前編―

          書くことは最高のデトックス! 思ったことをすべて伝えられるから今日も文章を書く

          ――國學院大學メディアnoteのお題企画にご応募いただき、ありがとうございました。だら子さんはnoteをはじめ、他の小説投稿サイトやブログなど、いつも文章をたくさん書いていらっしゃいますね。 そうですね! なんでも取り組みたいのでいろいろ書いています。自分自身のnoteのページにエッセイを書くこともありますが、note上ではいろいろなお題企画や作品募集があるので、内容を見て「おもしろそう!」と思ったものや、あと、これは私のモチベーションを保つための大きな要素ですが、賞品が

          書くことは最高のデトックス! 思ったことをすべて伝えられるから今日も文章を書く

          【#私のコレクション】たくさんの投稿をありがとうございました。

          こんにちは! 國學院大學メディアnote編集部です。 投稿コンテスト「#私のコレクション」にご参加いただき、ありがとうございました。6月16日までの期間中に、なんと2400件近いご応募がありました。編集部では、ご応募いただいた作品を、ひとつひとつ大切に読ませていただいております。 編集担当Hからひとこと 作品を通じて、みなさんがなぜコレクションするのか、その思いを聞かせていただきました。歴史や地域ごとの違いについて考察されている作品もあって、〝もはや学問〟と思えるような投

          【#私のコレクション】たくさんの投稿をありがとうございました。

          お題企画「#私のコレクション」     投稿ピックアップ 見つけたら集めずにはいられない!

          こんにちは。國學院大學メディアnote編集部です。ジメジメしはじめて、そろそろ梅雨かと思うと、夏のような陽気になったりと天候も落ち着かないこの頃、心を落ち着けてくれるのは大好きなコレクション品だったりしませんか? 今回もお題企画「#私のコレクション」に寄せられた作品から、見つけたら集めずにはいられない!という、コレクターの心のときめきが伝わるような3つの作品をピックアップしてご紹介します。 自分の手の届く範囲で、コツコツ、集めていきたい *Ⅲơ₃ơⅢ*栗英田テツヲさんの

          お題企画「#私のコレクション」     投稿ピックアップ 見つけたら集めずにはいられない!