白石果林

1989年生|さいたま|法政 現代福祉学部卒|執筆実績→ ネクスコ東日本「未知の細道」…

白石果林

1989年生|さいたま|法政 現代福祉学部卒|執筆実績→ ネクスコ東日本「未知の細道」、主婦と生活社 「CHANTO WEB」、サイバーエージェントG、note編集部、浦和経済新聞など! https://twitter.com/karin__0711

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ライター白石果林のプロフィール・執筆実績

さいたま市在住のフリーランスライター、白石果林と申します。 2013年に法政大学 現代福祉学部を卒業後、大学、IT企業、金属メーカーでの勤務を経て、フリーランスライターになりました。普段は、インタビュー記事を中心に執筆しております。趣味はイラストと写真で、人物撮影も得意です。カメラはSony α7c(フルサイズミラーレス一眼)を使っています。 執筆実績 日本の市町村1741をすべて巡った写真家・仁科勝介がまちを撮り続ける理由 (企画・取材・執筆を担当) 日本一深い海は

    • 天声人語の「写経」を1カ月続けて得られた、3つの学び

      私は3月12日から、朝日新聞の「天声人語」を毎日ノートに書き写している。いわゆる「写経」というやつである。そして開始から1カ月が過ぎた今、「この習慣を続けて良かった!」と心底感じている。 写経を始めたきっかけは、ライターのさとゆみさんが「CORECOLOR」で書いていたコラムだ。一日限定公開だったので記事はもう残っていないのだが、そこではさとゆみさんの「ビジネスライティング道場」に参加した、ある駆け出しライターさんとのエピソードが紹介されていた。 さとゆみさん曰く、彼女の

      • 松の木を見ると、

        松の木を見ると、思い出すことがある。大学生のときにアルバイトしていた学童での出来事だ。 4年生になり、大学へ通う頻度が減ったころ、自宅から自転車で30分ほどの場所にある学童で週2回ほど働いていた。時給もそこまで高くないのに、なぜ学童を選んだかと言うと、思い切りドッヂボールがしたかったからだ。バスケやバトミントンは近所の公園でできるけれど、ドッヂボールができる場所は学校の校庭くらいしかない。何より、子どもとやるドッヂボールがいちばん楽しい。大人のように手加減することなく、どん

        • 深夜の初詣

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        • エッセイ
          11本
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          3本
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          クリスマスのお裾分け

          クリスマスと言われても、あまりピンとこない。家にクリスマスツリーはないし、チキンやケーキを食べることもない。 クリスマスだけではなく、我が家にはバレンタインや誕生日、お正月もない。チョコやプレゼントを贈りあったり、おせちを食べて初詣に行ったり......なんてことはせず、いつも通りに各々過ごす。夫も私も、イベントごとに興味がないのである。 とはいえ11月も半ばになると「もうすぐクリスマスだし!」と焼肉を食べに行ったり、「ちょっと早めのクリスマスだね!」と寿司を食べに行った

          クリスマスのお裾分け

          福岡グルメ旅(雑記)

          朝、肌寒くて目が覚めた。窓を開けると、小雨が降っている。 汗がだくだく出るような暑さよりはマシだけど、「福岡の天気はどうかなあ」と少し心配になった。 空港が好きだ。窓際には飛行機を見ている子どもがちらほらいるけれど、恥ずかしげもなくそこに混ざって写真を撮る。少し離れた場所で、夫がスマホを眺めながら待っている。 福岡に到着した。約2時間。うとうとしていたら、あっという間についた。ホテルに荷物を置いて、太宰府への行き方を調べる。電車は乗り換えがあるから、バスにしよう。道すがら

          福岡グルメ旅(雑記)

          元板金職人の“じいじ”が作るボールホルダーが世界大会の表彰台で掲げられるまで

          空高く掲げられた自社のボールホルダーを見て、高松雅幸さんは込み上げるものを隠しきれなかった。 2017年、チェコ・プラハで行われたフリースタイルフットボール(※)世界大会の表彰式。優勝者に贈呈されたのは、日本の小さなメーカーが作ったレザーのボールホルダーだった。 ※ドリブルやリフティングなどを組み合わせてサッカーボールを自在に操り、パフォーマンス力を競うスポーツ。 今や世界20か国で使われているボールホルダーの製造元は、東京町田市にある「KEI-CRAFT」。製造工程は

          元板金職人の“じいじ”が作るボールホルダーが世界大会の表彰台で掲げられるまで

          【書きました】 女子サッカー選手であり、起業家としても活躍されている下山田志帆さんにお話を伺いました! 「女性はこう」との戦い。ありのままが肯定される社会に…サッカー選手・下山田志帆が再び海を渡る理由 https://note.com/notemag/n/n7860347aca33

          【書きました】 女子サッカー選手であり、起業家としても活躍されている下山田志帆さんにお話を伺いました! 「女性はこう」との戦い。ありのままが肯定される社会に…サッカー選手・下山田志帆が再び海を渡る理由 https://note.com/notemag/n/n7860347aca33

          【#noteクリエイターファイル 執筆しました!】 地質学の専門家、橋本純さんにお話を伺っています。 スキの数は関係ない。脱サラした地質学専門家のnoteが書籍化されるまで https://note.com/notemag/n/n9429f109a52d

          【#noteクリエイターファイル 執筆しました!】 地質学の専門家、橋本純さんにお話を伺っています。 スキの数は関係ない。脱サラした地質学専門家のnoteが書籍化されるまで https://note.com/notemag/n/n9429f109a52d

          弱点と向き合ってみたら、キャリアチェンジしてた話

          これを言ったら、バカだなって思わるんじゃないか? あれを言ったら、相手が気分を害すんじゃないか? いつからか、こんなことばっかり考えるくせがついて、人と話すときに、スッと言葉が出なくなってしまった。 言葉をえらびすぎて、とんちんかんなことをいってしまうことも少なくない。本当に言いたいことを飲み込んで、浅くて当たり障りのない言葉を選んでしまうこともある。 この悪癖を痛いほど思い知ったのは、会社員になってからだ。 上司と話すとき、人前で意見を言うとき、どもったり、言葉に詰

          弱点と向き合ってみたら、キャリアチェンジしてた話

          【書きました!】 発酵ジンジャーエール醸造会社を営みながら、見沼田んぼの再生に尽力されている周東さん(@ginger_bug_inc )にお話を伺いました。 “ちょんまげ社長”が切り込むノンアル市場「発酵ジンジャーエールを世界に」 https://news.yahoo.co.jp/articles/a7a203aedf6d0da4700cc9b8319f382e3cfd0af9?page=1

          【書きました!】 発酵ジンジャーエール醸造会社を営みながら、見沼田んぼの再生に尽力されている周東さん(@ginger_bug_inc )にお話を伺いました。 “ちょんまげ社長”が切り込むノンアル市場「発酵ジンジャーエールを世界に」 https://news.yahoo.co.jp/articles/a7a203aedf6d0da4700cc9b8319f382e3cfd0af9?page=1

          ぽっちゃんが教えてくれたこと

          数ヶ月前、我が家に子猫がきた。 名前は「ポー」といって、ブルーグレーの毛並みが綺麗な男の子だ。 性格は超がつくほどのビビリで、いたずらっ子で甘えんぼ。 わたしが寝たふりをするとソーッと近づいてきて、顔面に突進、「にゃっ」と言って脅かしてくる。 ぽっちゃんはツンデレが激しい。近づいてきてヘソ天するから撫でてやると、「今じゃない」と言わんばかりに去ってゆく。 かと思えば、忠実な一面も見せる。ぽっちゃんが台所に入れないように柵を設置しているのだけれど、料理している間、柵の前で

          ぽっちゃんが教えてくれたこと

          「HELP EVER ARENA TOUR」に行ってきたレポ

          10月2日、横浜アリーナで行われた藤井風さんの「HELP EVER ARENA TOUR」に行ってきた。控えめにいって最高、なんて言葉じゃ足りないくらい、涙、涙のライブだったので、この気持ちを書き留めておきたい。 9月某日、「HELP EVER ARENA TOUR」の開催が発表され、それはもう高揚した。ただ藤井風さんは、今やyoutubeチャンネル登録者数が100万人を超える人気アーティストで、ライブのチケットが取れるか分からない。それに「ライブ、また中止になるかな」なん

          「HELP EVER ARENA TOUR」に行ってきたレポ

          「チャレンジ精神」のルーツ

          私は昔からすぐ諦める子どもだった。 中学で入部したテニス部も、レギュラーになれないからといつの間にか行かなくなり、習い事のピアノも楽しくないからと数ヶ月で辞めた。 そんな私が「継続は力なり」という言葉の意味を、身を持って実感した出来事がある。それが大学受験だ。 * 私が通っていたのは私立の進学校で、進学しないという選択肢はなかった。高校2年生になると、周囲は受験モード。周りの友達は予備校に通い、なかには予備校と家庭教師を掛け持ちする人もいる。 しかし、私は予備校には

          「チャレンジ精神」のルーツ

          ピンク色のゾウ

          3つ年上の兄には、色覚異常がある。色覚異常とは、一般的に見えている色とは異なった色に見えている状態のこと。 たとえば正常な人が見ている信号の色は、赤・青・黄色だが、色覚異常の人にはそう見えていなかったりするらしい。 日本人では、男性の20人に1人、女性では500人に1人の割合で色覚異常の人がいるといわれている。(出典:日本眼科医会) 度合いにもよるが、日常生活に支障をきたすこともあるという。兄は軽度だったようだけど、両親はとても敏感になっていた。兄のことをいつも「かわい

          ピンク色のゾウ

          たったひとりで出版社を設立。「読書日和」代表 福島憲太さんが「本」にかける思い

          「あったらいいな、こんな本」をカタチにする「読書日和」は、静岡県浜松市にある出版社。フリーライターとしても活動する、代表の福島憲太さんがお一人で経営しています。 大学卒業後、一般企業で人事労務の仕事に就いていたという福島さんは、いったいどのような経緯で出版社を設立することになったのでしょうか。そしてなぜ二足のわらじを履く生活を選んだのか。お話を伺いました。 プロフィール 一般企業等で10年間勤務。その後、出版社での勤務を経て「読書日和」を設立。金子あつしというペンネームで

          たったひとりで出版社を設立。「読書日和」代表 福島憲太さんが「本」にかける思い